ハマの『ワンオペ超人』によって進化を続ける『7年連続百名店』の実力。
土曜13:22現着、並び7名。
キタナシュラン的な外観(撤収時)。ミュージックパブの看板は流石に無くなっていました。
看板は無くお店の表示はこれだけ。
チャーシューを燻す為の炭ですね。
ミュージックパブ時代の名残。
レトロ感満載の扉は建付けも悪いです。
券売機
店内はカウンター6席のみ。
厨房
卓上
卓上調味料
「三河屋製麺」さんの麺箱
「全部のせらーめん」1200円
鶏油多めのスープ
「三河屋製麺」さんの細ストレート麺
バラ
モモ
鶏ムネ肉
ツルツルワンタン
瑞々しいネギと小松菜
コリコリメンマ
シャキシャキの小松菜
メチャウマの味玉
終盤は注射器の煮干しオイルで味変。
完飲
裏通りのコインPは20分200円。
店名 |
Ra men mu
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類型 | 拉麵、沾麵 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
神奈川県横浜市神奈川区二ツ谷町1-21 |
交通方式 |
・JR京浜東北線「東神奈川」駅(西口)より、徒歩5分 距离東神奈川 308 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
6 Seats ( カウンター6席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 近隣にコインパーキングあり |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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關於兒童 |
接待兒童 |
開店日 |
2014.1.18 |
備註 |
2015年5月現在、看板等ありません。 |
こちらは町田の名店「一番いちばん」さんで修行された店主さんが2014年にOPENされたお店です。
今回で何と7年連続の百名店選出ということなので、これはただ事ではないと5年振りぐらいの訪問です。
近辺には名店が多く、再訪の機会を逸していたのですがこちらは食べログにも未投稿だったので行列覚悟で行って来ました。
道中、「ShiNaChiKu亭」さんの行列を横目に東神奈川方面へ向かいます。
前回訪問時は、「一番いちばん」さんとの違いにちょっとがっかりした印象が優勢でしたが、色んなラーメンに出会っていくうちに感覚もだいぶ変わって来ていますので楽しみです。
土曜の13:22現着。7名の並びに接続します。後客はすぐに4名続きました。
外観は相変わらず、行列が無ければ気付かずに素通りしてしまいそうな感じですが、以前あった「ミュージックパブたかこ」の看板は無くなっていました。
店主さんのワンオペなので流石に回転は良くはなく、入店は33分待ちの13:55でした。
券売機で「全部のせらーめん」1200円をポチって着席するとタイミングが良かったのか5分で着丼しました。
かつての「特製」とほぼ同じですが、以前は980円でしたので時代は急変しましたね。
具材はチャーシュー4枚にワンタン3個、メンマに小松菜とネギ、味玉に海苔1枚というラインナップです。
後がけの鶏油が煌めくスープをいただくと、醤油がビシッと効いていながら鶏の旨味と煮干しの香りが鼻腔を刺激する一口目からパンチを感じる美味いスープです。
上質な鶏油の甘さが醤油のカドを丸めている感じですが、動物系の出汁の厚さが以前よりも増したような気がします。
修行先の白河系のスープは魚介は使わないので似て非なるものとなっていますが、豚も使用しているような出汁感です。
感想としては「こんなに美味かったっけ?」という印象でしたが、自分の味覚の変化だけではないように思います。
「三河屋製麺」さんの細ストレート麺は、やや硬めの茹で加減のパツン系ですが、小麦の風味豊かで歯切れの良い麺でスープとの相性も抜群で美味いです。
前回は手揉み麺の方が断然合うのではと感じた組み合わせですが、改めてこのコンビを味わってみるとむしろこのスープにはこの麺だと思えるのが不思議ですね。
毎度のことながら「三河屋製麺」さんの百戦錬磨ぶりには脱帽です。
チャーシューは、豚3種と鶏1種の4枚です。
鶏はしっとりとした胸肉ですが、柔らかく薫香がして美味いです。
豚は大きめのバラとモモ、肩ロースの3種だと思います。
肩ロースと思しきものは柔らかくて崩れてしまい、部位も分からずに先に食べてしまいましたが味付けがしっかりされていて美味かったです。
モモは焼豚だと思いますが、しっかりとした歯ごたえで赤身の美味さを噛みしめられるものです。
驚きはバラで、メチャクチャ柔らかくて味付けも適度、赤身と脂身のバランスも良くとろける感じでメチャウマでした。
チャーシューそれぞれの調理工程は分かりませんが、切りたての提供にもかかわらずどれも薫香がするのが不思議で美味さをブーストしていました。
ワンタンは餡がしっかり入っている薄皮のツルツル系のものが3個入っていて、これは絶品です。
餡は豚挽肉っぽくネギが入っていますが控えめな味付けでジューシーで柔らかく、ツルツルの面積の広い皮と相まってスープと絡んでくる文句の付けようのない美味さです。
メンマも結構な量が入っていますが、コリっとした食感と味付けも抜群ですね。
小松菜はいかにも新鮮な感じでシャキッとした食感が素晴らしく美味かったです。
味玉は写真の通りですが、大きめのサイズ感、黄身と白身のバランス、茹で加減、味染み、全て完璧でした。
ねっとりとした黄身が甘くて、白身も柔らかく最高の仕上がりです。
終盤、注射器の煮干オイルを半分ほどドーピングしましたが、スープが激変します。
煮干のエグみすら感じるぐらい強烈に煮干しフックが炸裂しますが、落ち着くとそれ程でもなくなります。
ただ、味変しなくても本来めちゃくちゃバランスの良いスープなので入れない方が良かったかなというのは前回と同じ感想です。
また、注射器の全量を投入しないなら小瓶に入ったのも同じオイルのようなので、フードロスの観点からもそちらを少量ずつ垂らすべきでした。
今回改めてこちらのラーメンの美味さ、スープ、麺、トッピング全てへの拘りを実感することができ、7年連続百名店の実力を確認することができて良かったです。
ワンオペは気力、体力共に想像以上に大変だと思いますが店主さんには頑張っていただきたいです。
ごちそうさまでした。