良心的なお値段で高いクオリティのうなぎ
時は平日のお昼時。少し時間がありましたので「大船で時間がある時のご飯はココ」と思って向かったのがこちらのお店。大船が誇るうなぎの名店なのであります。
シャビーな商店が並んでいる一番奥に位置するお店。口開け間もなくの訪問でありましたが、すでに満席の店内。仕方なく並んでおりますと、最近は並ぶ必要が無いようで「名前記入順番到達後電話連絡方式」との事。ありがたいシステムを活用させていただいて、カントナは大船駅の周りを自由行動させていただくのでありました。
自由行動する事20分くらいでありましょうか。そろそろ順番が回ってきた事を教えてもらったカントナは、イソイソとお店に帰還するのであります。
カントナと名前を伝えてカウンター席に案内してもらいます。うなぎを待つ間にアルコールは欠かせませんので、ビールをお願いいたします。すぐに到着したスーパードライの瓶を傾けてトクトクとコップに注いで、まずはセルフ乾杯。うなぎが焼き上がるまでの間、お漬物をお供にビールを嗜もうと心に誓うカントナなのでありました。
しかしながら、そんな固い誓いにも関わらず、うなぎは意外と早く到着。「お漬物と仲良くやってゆこう」という絆は脆くも崩れ去ってしまうのでありました。
到着したうなぎは「松」のサイズ。小市民的に真ん中のサイズをオーダーしたカントナなのであります。「お重にみっしりうなぎ」ではなくて、少し隙間が見えるうなぎが松のサイズ。相変わらずの焦げも少し入った良い焼き目なのであります。しっかり焼くタイプのうなぎ。しかしながら、ふんわり感は保たれていて「焼きしっかりでふんわり残し」のバランスが良い出来のうなぎなのであります。
このお値段にしては上等なうなぎ。肝吸いもついているのも嬉しく、庶民の味方の大船らしいお値打ちなうなぎをビールと共に堪能するカントナなのでありました。
地元民に支持される理由が分かるうなぎ専門店
最近の稚魚の高騰でとんとご無沙汰になっていたうなぎ。土用の丑の日もうなぎとは無縁の日を過ごしたカントナは、連れの「うなぎが食べたい」という申し出を受けて、頭の中でお店を検索したのが稲取から帰宅途中の伊東近辺。時間は14時過ぎ。思い付いたのは小田原の風祭にある某店と、大磯にある某店。
どちらも到着予定時刻は15時過ぎくらいなので、こんな中途半端な時間であればどちらの人気店も空いているであろうという魂胆のもと、どちらのお店にしようかと思案しながら車を走らせます。すると突然もう一つ候補として挙がってきたのがこちらのお店。
最近知ったこちらのお店はうなぎ未開の地大船にあって非常に評価の高いお店。以前訪問した時にはお休みであったという残念な結果でありましたが、食べログで本日は空いている日である事を確認し目標を風祭と大磯から大船に変えて車を走らせる事にいたします。
無事に大船に到着したのが17時頃。コインパーキングに車を停めて徒歩で向かいますと、お店の前には3名の待ち行列。17時なのに満席で待ち行列まであるというのに驚きなのであります。待っている間にもお予約したお土産を受け取りに来る人や、カントナの後ろに並ぶ人やらで非常に人気店である事が良く理解できるのであります。
ジメッとした蒸し暑い中、カントナ到着から約40分くらいでようやく入店を許されて足を踏み入れます。
店内はカウンター7席くらいとテーブル席3席くらいの狭い店内。「うなぎの寝床」と言いたいところでありますが、「ねこの額」のようであります。カウンター席が用意されているのでお一人様でも気兼ねなくうなぎをいただけるのが良い感じなのであります。
オーダーは待っている間からイメトレして決めておりましたので、メニューは確認程度でチラッと目にして連れは鰻重の松。カントナは鰻重の菊。それから肝焼きの並をお願いいたします。ビールもオーダーしたかったのでありますが、車の運転が控えていますのでここは我慢なのであります。
オーダーを通してから10分くらいでしょうか。まずは肝焼きが到着。ムッチリした肝が串に刺されて到着であります。タレをまとって焼かれた肝は黒光りし、食欲をそそる見てくれ。早速ガブリと噛みつきますと、レバーをしっかり感じるねっとり感。けれどもしつこさは無いさっぱり感の両方を感じるのであります。タレは醤油の辛さを全面に感じるけれどサラッとした味わいで口内からすぐに消えてゆきます。「ビールが欲しい」ではなくて「ビールが肝焼きの美味さを一層引き立てる」と思わせるのでありますが、「ビールは次回訪問時に必ず!」と強く心に誓い、ビールの呪縛を解くのでありました。
そんな肝焼きを食べ終えてから5分くらいで真打ち登場。松の連れと菊のカントナとでは、あんまりうなぎの大きさに違いは感じないのであります。もう少し言うと、どっちが松でどっちが菊なのかが分からないのであります。単なるミスなのか、それともそういう仕様なのか気になるのでありますが、鰻重が冷めぬうちに一気に掻き込む事にいたします。うなぎに箸を入れますと、ややふんわり感には欠けるうなぎであります。ご飯との一体感もまだまだ改善の余地がありそうな気がいたします。ただ、表面はパリッと中身はフワッとが表現されていてニンマリ出来るうなぎなのであります。タレは肝焼きと同様に醤油を全面に感じる辛めだけれどもさっぱりとした味わいであります。卓上の山椒は、ミルで挽く方式。そんなところにこだわりを感じるのでありますが、思ったほど山椒の香りや刺激といったものは感じないのでありますが、もしかしたらこれが本当の山椒の味わいなのかも知れないなと思い、ありがたく味わう事にしたカントナなのでありました。
セットで付く肝吸いはもう少しアチアチであると嬉しいのでありますが、肝も入っていてその焼けた香しさが更に食欲をそそるのであります。漬物は見たことの無いくらいにたっぷり。薄味に漬けられているので口内はさっぱりとリセットする事が出来ます。これに醤油をちょろっと垂らしてビールを一杯っていうのもオツであるなと思うのであります。
箸を入れてから休憩する事無く一気に掻き込んでごちそうさま。この値段でこのクオリティのうなぎをいただけるのは非常にありがたく、当初は炭で焼いてくれたならばもっと良いのになと思っておりましたが、電熱でも充分に美味しくいただけるこちらのお手頃なうなぎは、大船に住む庶民の味方であるなと思いながらお会計を済ませたカントナはビール付きでの再訪を誓うのでありました。
店名 |
Unagi Semmon Ten Unagiku(Unagi Semmon Ten Unagiku)
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類型 | 饅魚 |
預約・查詢 |
0467-46-4264 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
神奈川県鎌倉市大船1-8-3 天正ビル 1F |
交通方式 |
JR東海道線、横須賀線、根岸線大船駅、湘南モノレール大船駅から徒歩2分 距离大船 108 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥2,000~¥2,999¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
15 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 開店から2時半までは禁煙です。 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
提供外帶服務 |
関内の某老舗鰻屋との和解が成立し(大げさ)、最近は鰻ブームであるカントナの記憶に蘇ってきたのがこちらのお店。
安さと旨さのバランスが良い大船随一の鰻の名店。その評判は変わらずと言うよりも、周囲では高まっている様子なのであります。
平日の夕方。サラリーマンも就業中くらいの時間帯でありますので、並ばずに入れるであろうなと期待しながら入店いたしますと、案の定空きの伺える店内。
端っこのカウンター席に座って「うな重の松」と「生ビール」をお願いいたします。
まずはすぐに「生ビール」の到着であります。キメの細かい泡と黄金色のビールとの良いバランスで注がれた、見るからに美味しそうな生ビールは、グイグイと喉を鳴らしてスイスイ入る生ビールなのでありました。
そんな生ビールのお供であるお漬物をポリポリとやりながら待つ事10分ちょっと。まずは「肝吸い」が到着し、続けて「うな重松」の到着であります。
蓋付きのでお披露目となったうな重。早速御開帳の儀を執り行ってご対面した鰻。焦げが満遍なく入って濃い茶色のタレを被った色黒の鰻。
一口目は慎重にご飯と鰻をバランス良く箸に乗っけて口を大きく開けてパクリといたします。炭火で仕上げた鰻は皮目がパリッとした食感と焦げの風味が美味しい蒲焼き。そして身は蒸しの効果を実感するふんわり仕上げなのであります。しかしながら、鰻自体の厚みに関しては、やや貧弱な気がするのであります。
そんな鰻を活かすタレは、甘辛のバランス派なのであります。そのうえ主張が控えめでありますので、鰻を美味しくいただけるタレなのであります。
そしてご飯。一般的なうな重であれば及第点のアチアチさなのでありますが、最近和解した関内の某うな丼とついつい比較してしまうカントナといたしましては「もっとご飯はアチアチで!」と切望すると同時に「もう少しご飯は多めに盛って欲しいな」とも思うのでありました。
そして「肝吸い」は簡易的な吸い物の風味である気がする舌バカなカントナなのでありますが、肝の存在が嬉しくて三つ葉も嬉しい正統派の肝吸いなのであります。
美味しさとお値段のバランスが相変わらず素敵なお店。そして、庶民的で気取らない大船の街らしさがしっかり反映されたうな重なのでありました。