満足度はかなり低下したような・・・ : Kamakura Izumi

＜2013年６月＞

久しぶりに訪問しました。とても暑い日だったせいか、私達以外に、店内にはもう一組、カップルがいるだけ。ずいぶんと、寂しい雰囲気でした。

つまみも、寿司も、期待していたほどではなく、なんとなく不完全燃焼という感じでした。値段が決して安いというわけではないので、正直がっかりでした。

鎌倉周辺には、良い店が沢山あるだけに、次回、あえてこちらのお店を訪問するかといわれると、ちょっと微妙な気がします。


＜2009年11月＞

　神奈川県内の寿司ランキングで、１位の座に君臨しているお寿司屋さんです。３日ほど前に事前予約した上で、ランチで訪問しました。

　訪問するにあたって、特記すべき事項は、次のような感じでしょうか。

・お料理は、「おまかせ」のみで、基本的に昼も夜も同じです。カウンターに座ると、苦手な食材を聞かれますので、どのように回答をするか、用意しておくと良いでしょう。

・「おまかせ」で出されたつまみや握りを頂いて行って、満腹になった時点で、お料理ストップを店主に告げれば、途中でも、終了できます。

・料金も、「おまかせ」です。最後まで頂いて幾らなのか、途中で止めて幾らなのか、追加で頂いて幾らなのかは、分かりません。今回は、お酒も適当に頂いて、16000円/１名でした。

・食べる前に確認しましたが、お料理の撮影は、禁止です。


　カウンターに座ると、まず、つまみとして、白魚、生牡蠣、赤なまこが、順に登場します。生牡蠣も、赤なまこも、ともに、紅葉おろしと、芽ねぎ、柚子で頂くので、この点については、味付けや順番に、もう一工夫あると嬉しいです。

　その後は、記憶にある範囲内ですが、握りで、イカ、赤貝、こぶ絞めの平目、金目鯛、白えび、漬けマグロ赤身、大トロ、穴子（塩）、鮭児、イクラ、うに…、を頂きました。最後は、カステラのような玉子焼きで、お料理ストップにさせてもらいました。この後は、巻物が続くようですが、巻物は、簀巻きではなく、手巻きです。

　いずれも非常に美味しくて、こちらのお店のネタや仕込みへのプライドが感じられる内容です。個人的には、丁寧に包丁が入れられているイカ、肉厚の厚い赤貝、定番の大トロ、幻と言われている鮭児が、とても印象的でした。いずれも、「本当にすばらしい！」と言える美味しさです。
　
　握りの合間に、あん肝、白子茶碗蒸し、蟹爪、宍道湖のシジミの味噌汁が出てきます。あん肝は、巷のものとは段違いの出来栄えです。シジミの味噌汁も、実に美味しく出来ています。そして、最後は、デザートとして、苺とブドウが出てきます。


　カウンター越しに、ご主人とのコミュニケーションを楽しむこともでき、自然と、知らないお客同士でも会話をする雰囲気になってしまいます。過去レビューを拝見する限り、こちらの店主は、このあたりの話術や接客にも、磨きをかけたようです。

　埼玉で御贔屓にしていた浦和のよし佳と比べると、若干値段が高めですが、こちらはお客が１回転しかしませんので、２時間半、のんびりと寿司を堪能することができるメリットもあります。

　私としては、この先、間違いなくリピートするであろうお店が見つかって、本当に嬉しい限りです。