とんかつわかさの絶品「チキンクリームコロッケ」が再び食べられるようになり本当に良かったァ！！！ : Nihon Ryouri Wakasa

日本料理 若狭

「日本料理 若狭」が「とんかつわかさ」を統合！より強靭にバージョンアップしました！！

2022年2月17日現在　食べログ評価　3.41

2020年に突如我々の前に立ちはだかり、日常の平穏な生活を根こそぎ奪っていった新型コロナウイルス…
誰もがその存在に怯え、真っ当な経済活動すら行えなくなって早2年。
未だに先の見えないトンネルの中を彷徨いながら進まざるを得ない状況が続いています。

数多くの飲食店が閉店しました。
その中には予想だにしなかった有名店が含まれていたり、身近にあった処が突如消えていたり…
これからもそんな混迷がしばらくは続きそうです…

今回ご紹介するケースはコロナ禍以前の廃業なので、上記の理由には該当しませんが、私にとっては驚きの大惨事でした。
その惨事とは、藤沢市大鋸にあった「とんかつ わかさ」の閉店したことです！！！

境川の畔にあるコンクリート3階建てのトンカツ割烹店。
もちろんとんかつなどの揚物が主力ですが、和食（刺身・天ぷら）メニューなどを組み合わせたコース膳もあり、座敷や個室もあったため、我が家ではちょっとした会食時等によく利用してきたんです。
東京から転居してきた時からのお付き合いなので、30年以上その味に親しんできたことになります。
特に私が大好きだったのが「チキンクリームコロッケ」で、もう何度食べて来たことかww

ところが2019年6月に惜しまれて閉店してしまったんです。
その正確な理由は分かりません。
現在も建物だけは残っています…
自前物件なんでしょうね。
大将が高齢だったので引退とともに廃業したという見方が概ね正しいのだろうと私は見ていますが…

実は藤沢にはもう一軒「わかさ」が存在しています。
藤沢駅南口で郵便局と8ホテルの裏路地に。
支那そばやのカリスマ故佐野実氏のDNAを引き継いだ「麺処ら塾 3.57」の真向かいにある『日本料理 若狭』です。

実は「とんかつ わかさ」と「日本料理 若狭」は姉妹関係にあり、「とんかつ わかさ」は本店と謳われていたように、元々の生業は「とんかつ店」でした。
創業は今から60年以上前で、築地市場内で屋号も「とんかつ わかさ」だったそうです。
戦後福井から集団就職で上京した創業者がホテルに就職、そこで初めて食べたとんかつのあまりの旨さに感動し涙を流し、こんなに旨いものをみんなに食べてもらって日本を元気にしたいと一念発起して始めた店がルーツで。
1969年に藤沢へ移転してきた理由は不明ですが、その祖が今は無き大鋸の店だったというわけです。
そんな想いを『日本料理 若狭』を運営する二代目が引き継ぎ、それまでの「和食・日本料理」に「とんかつ わかさ」の看板メニューを加えて提供するようになっていたんですね。

先日も「豚基地かつも」が似たような想いで「とんかつ中目黒かつも 3.17」の看板で業態変更した感動の味を堪能したばかりですが、そのことが引き金となって今回こちらを訪れた次第です。
やたらめったら上辺だけの新店巡りをするよりも、このような再訪の方がナンボか価値があると思いませんか？？？

あの想い出の「チキンクリームコロッケ」を求め、今回足を運んだ次第です。
したがって迷うことなく一択で！！

まず、以前と変わったところは…
・暖簾の色と記載内容が変化！
以前は利休茶色で「日本料理 若狭」と記されていましたが、今回暖簾を一新し純白に「日本料理 若狭」と「とんかつ わかさ」の左右連名表記になってました！
・店先に写真入りでW告知！
湘南の奥座敷「日本料理 若狭」と築地市場にて創業60年の味「とんかつ わかさ」の写真入りポスターが！
つまりは、代替わりとともに、「わかさ」は「若狭」に統合され、伝統の味は守られたということになります。

こちら、接客が素晴らしいです。
なので常連さんが多くなります。
そして年齢層は高いです。
安心して行ける店。
密にもなりません。
2階もありますが上は予約のみです。
…なので満席になると待たなければならないほどに、コロナ禍でもしっかり固定客が来店するのも魅力の現れだなのでしょうね。

ゆったりとした4名席を一人で独占…
何か申し訳ない気持ちでいっぱいです。

まずは緑茶と布おしぼりでのオモテナシ。
ランチメニューは和食が中心ですが「とんかつ わかさ」のいいとこどりを加えて以前よりもさらに充実した印象です！
●平日限定ランチ　1,980円
・刺身・ミニチキンクリームコロッケ・本日の一品・茶碗蒸し・ご飯/赤出汁/お新香・デザート　
●牡蠣フライ膳　2,200円＋税
冬季限定プリプリ大粒の牡蠣フライ＋茶碗蒸し・ご飯/赤出汁/お新香・デザート
●レディース膳　2,500円
・旬菜盛り合わせ・牡蠣豆腐・お造り・和風ポテトサラダ・炊き込み御飯/赤出汁/お新香・デザート/コーヒーor紅茶

ミニチキンクリームコロッケが付いてくる平日限定ランチに心が少し揺らぎましたが、ここは初志貫徹！
すると私のオーダーが珍しかったらしく！
大鋸の本店へはよく行っていたこと、その際チキンクリームコロッケが大好物だったことを伝えると二代目は喜んでくれたんですよ♪

チキンクリームコロッケ御膳　1,760円
茶碗蒸し、ご飯、赤出汁、お新香、デザート付きです。
ご飯、キャベツ、赤出汁は1回までおかわりできます。
以降はそれぞれ200円かかります。

四角盆に載って役者のそろい踏み♪
・主役のチキンクリームコロッケ×2　千切りキャベツ　ポテトサラダ　カットレモン
・熱々茶碗蒸し
・赤出汁（揚げ・わかめ・葱）
・漬物（いぶりがっこ・白菜）
・ご飯（160g）
このような陣容です。

まずは赤出汁から。
しっかりとした強めの味わいです。
出汁も効いてます。
酸味もあり具沢山。
好みでしたがおかわりはしませんでした。

熱々の茶碗蒸しも具沢山！
プリプリの海老、鶏ムネ肉、大きめの蒲鉾、肉厚な椎茸、三つ葉、柚子の皮。
味わいはすっきりめでくどくなく、これまた好み♪
硬すぎず柔過ぎず、食感も良好です。
これが付いてるのといないのとでは御膳の印象はガラリ一変♪
CPを押し上げてくれる充実の一品です！！

お新香はポリポリ食感が楽しい、いぶりがっこと自家製の白菜糠漬け。

ご飯は艶がありふっくら炊きで美味。
さすがはちゃんとした和食処です。
おかわりしようか最後まで迷いましたが自制することができました(ﾟ∀ﾟ)

チキンクリームコロッケ
開店当時からの伝統の味です！
創業者がホテルでの修業時代に教わったレシピを独自に進化させたオリジナルなんだとか。
その大ぶりの俵型コロッケが2ヶ！
実はこれ、単品だと一つ380円＋税で買えるんですよ。
だから２つだと760円＋税。
その割にお膳の1,760円の値付けは正直高いと思うのですが…
それなら「ミックスフライ御膳」1,980円（ヒレ・コロッケ・海老）のほうが得策なのかもしれません。
他のメニューに380円で一品足しする戦法も考えられましたが…
でも、この「チキンクリーム尽くし」がどうしても食べたかったんですよね！！

そしてやはり期待通りの旨さでした！！！
もう涙が出そうになるくらい懐かしい♪
揚がり具合も最高です！！
ガリガリではなく軽快にカリカリで決して重くありません♫
揚げ方だけでなくパン粉にもこだわってそうな！！？
こちらのクリームコロッケはトロ~リではなく、身がぎっしり詰まっていて、モサッとしているのです！
ふんわりトロトロを期待していると面喰いますね。
でも、旨味が濃いんですよ。
みっちりとね！！
ホワイトソースは控えめですが、その分玉葱と鶏肉の旨味が主張してきます。
肉の挽き方や部位にまでこだわっているんだそうです。
これこれ～♪
フライ用調味料セットのトンカツソースとウスターなイカリソースを使い分けてと♪
私のおススメはさっぱりサラリと辛口のイカリソース！
からしの小袋とカットレモンも有効に使って更に味に奥行きを演出できます。
キャベツはデフォはソースで、おかわりは自家製ドレッシングで2度美味しい。
おかわり分は別皿で出していただけるので、この味変作戦が有効です。
新鮮でシャキっとキャベツでした。

水羊羹とほうじ茶で〆。

あ～来てよかった～♪
こちらのチキンクリームコロッケはMy Soul Foodです(^O^)
こちらでしか味わえない自家製の極み♪
こいつを食べるために、今後も命ある限り通い続けることでしょうwww
騙されたと思って一度食べてみてッ！！
ただ、結構いいお値段なのがネックですが…
本店時代は茶碗蒸しは付いていなかったけれど1,000円以内で食べられたんですよね…
まあ、こちら割烹レベルだから致し方ないのかな…
それでも私にとっては1,760円の価値は十二分にある逸品なんですけどね♪

お勘定のレジの際、二代目に「コロッケどうでしたか？」と尋ねられたので「バッチリでした！」と即答すると
本店時代の「番頭さんが丁寧に当時のレシピでつくってるから同じ味ですよ！」ですって！！
こうして伝統の味はこれからも伝承されていくんですね。
こちら、食べログ評価より絶対に上だと思うんだけどなァ…
「公式」なのに冷遇されているんじゃないの？？
3.5以上なのは間違いないでしょ。
特に「本店の味」が加わった今、二刀流の本領発揮ですからww

※日本料理 若狭の「チキンクリームコロッケ御膳」を音楽で表現すると？
The Jam「Start」
https://www.youtube.com/watch?v=vI8AOkbfgNE
正に若狭の第二章のstartです♪

味偏差値　64
居心地度　62　
食べログ評価＜体験判断

常連向き　□■□□□　一見向き
男性向き　□□□■□　女性向き
庶民向き　□□□■□　高級志向
ハイＣＰ　□■□□□　ローＣＰ

日本料理 茶寮若狭

刺身の旨さは高級店レベル♪♪

2019年6月3日現在　食べログ評価　3.34

母の通院後の外食ランチ♪
本日は藤沢で和食ということで、藤沢駅南口から徒歩3分のこちらへ！

日本料理 茶寮若狭
わたしが東京から越してきた時には既にあったような気がするので、30年前後は暖簾を守って来ているのでは？
夜はそれなりなお値段の会席料理やしゃぶしゃぶ等、和食の王道が味わえます。
藤沢にこの手の本格派は意外と少ないんですよね。
おまけに個室完備だし大人数の宴もOK！
したがって法事・慶事にも重宝しそうです。

和装の仲居さんのおもてなしも完璧♪
気が利くしやさしいんです。
いいですね(ﾟ∀ﾟ)
そして全面禁煙♪

こちらの料理のウリは、若狭湾は美浜漁港や相模湾、豊洲市場から毎朝直送の鮮魚を味わえること。
特に屋号にもなっている若狭の魚は絶品だそうですよ！？
果たして本日ありつけるのか？
お米は新潟県阿賀野市の無農薬米。
そして基本がしっかりした板さんがつくる和食の数々。。。
果たしてその片鱗をランチでも味わうことができるのか？
そのあたりが注目のポイントですね♪

予約なしでもOKでしたが、何処から湧いてくるのかと思うほどの人気ぶりで大半が女性客。
たぶん昼のCPがいいことをご存じなんでしょうね！？
したがって予約した方がいいと思います。

夜は本格的なお値段ですが、ランチは相当敷居が低くなってます。
主なところでは？
・会席膳　3,000円
・焼物御膳　2,600円
・レディース御膳　2,300円
・天ぷら御膳　2,200円
・平日限定ランチ　1,800円
・天丼　1,800円
もちろん会席料理（5,000円・8,000円・12,000円）もあります。

我が家はもちろん一番安い「平日限定ランチ」で！

サービスのほうじ茶は頻繁に注ぎ足してくれますし、料理が来たら差し替えてくれる丁寧さ。
おしぼりは布。

平日限定ランチ
・刺身　
・天ぷら　
・日替わりの一品
・茶碗蒸し
・ごはん/味噌汁/お新香
・デザート
デザート以外は角盆で一気に提供。
これで1,800円ならOKでしょう。
欲を言えば刺身と天ぷらが迫力不足かも。
刺身…シマアジ
若狭から！
これが絶品♪
美味しいシマアジは色々経験していますが、これはその上をいくレベル！
ただ新鮮なだけでなく味わいに気品がある！！
弾力のある食感も素晴らしい(ﾟ∀ﾟ)
もちろん山葵も◎！
天ぷら
魚はなんでしょう？
かますのような淡白な白身でしたが？
野菜を含め揚げは上々！
天つゆは上品！おろし付き。
日替わりの一品…和風ハンバーグ
珍しいですね(ﾟ∀ﾟ)
予想していなかったハンバーグ。
きのことカボチャの素揚げにおろし醤油。
美味でしたが気分的には煮物か真丈のようなものも食べてみたかったなと。
茶碗蒸し
美味しいですね♪
具も豪華！
海老、鶏、帆立、蒲鉾、椎茸、三つ葉、他にも入っていたような？
出汁もいい具合で、こちらの誠実さが見える様な味わいでした。
漬物
胡瓜の糠漬けと柚子大根。
もちろん抜かりのない味わい！
味噌汁
赤出汁でダシしっかり！
なめこ、青菜、水菜。
ごはん
無農薬米はふっくらで美味でした！
デザート
不思議な味わい！
チーズケーキ風に羊羹ともう一層の三段重ねの和洋折衷。

これで1,800円＋税＝1,944円はCP高し♪
昼が断然お得でしょうね。
まあ、本格的な会席料理を味わいたいなら物足りませんが、カジュアルな和食レベルであれば十分♪
特に刺身のレベルの高さは圧巻でしたし。
今度は家族で個室利用で夜にでもお邪魔してみようかと。
派手さは無くても間違いもないかなと。
食べログ評価より全然イイです♪

味偏差値　62
居心地度　62　
食べログ評価＜＜体験判断

常連向き　□■□□□　一見向き
男性向き　□□□□■　女性向き
庶民向き　□□□■□　高級志向
ハイＣＰ　□□□■□　ローＣＰ

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体重増減　-0.2kg
翌朝体重　70.2kg

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