店名 |
Kobayashi Nikuten
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類型 | 其他 |
0463-21-0423 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
神奈川県平塚市宮の前1 -29 |
交通方式 |
JR平塚駅から徒歩約5分 距离平塚 386 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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付款方式 |
无使用卡 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
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停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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網站 |
ご紹介するのは、レストランでも洋菓子屋さんでもなく、古くからある街のお肉屋さんです。
お店はJR東海道線の平塚駅から程近く、車がようやくすれ違える幅の道沿いにあります。
久しぶりにこの道を歩いたら、店構えが「お肉屋さん」から「ミートショップ」に改装されていて、ちょっと驚きました。
小学生だった頃からそして今も、母がときおり買ってくるこのお店の特製焼豚が、私は大好物です。
スライスされたものではなく、長さ20センチあまりの、ずしりと重い塊です。
塊の表面は、食紅によって深紅色を呈しています。
食品への着色については、抵抗感を抱く方もあるかと思います。
どちらかといえば私も自然の色を好む者ですが、何ごとにも例外があります。たとえば正月明けの行事、どんど焼き(Wikipedia「左義長」)のお団子など、白ばかりで赤や緑がなければ話になりません。
表面から数ミリくらいまでタレと赤い色素がしみ込んで、この部分が甘みと香ばしさでとりわけおいしいのです。
買ってきた焼豚は、冷蔵庫に入れず常温のままいただくのが最高です。涼しい所に置けば、たぶん半日くらいは保つでしょう(その後、冷蔵庫へ)。
肉が硬くならず、少しぜいたくに厚くスライスしても、はさんだ箸からぐにゃりと垂れ下がります。
口に入れてひと噛みすると、旨味と甘みが舌を襲い、口腔鼻腔に風味が広がって、まさに至福のひとときです。
そして、たっぷりの脂。
甘味・塩味・酸味・苦味・うま味に加えて、脂肪分を感じる味覚もあるという説が発表されていますが、いまさら言われなくてもわかっています。
脂肪はおいしいのです。
幼くして小林肉店の焼豚の洗礼を受けた私は、他店やスーパーで“焼豚”と称して売られている食品に、なんら魅力を感じない人間になってしまいました。
じつは数年前から高脂血症(Wikipedia「脂質異常症」)を患っており、動物性脂肪の摂取を控えるようにと医師に指導されています。
でもまったくダメというわけでもなさそうなので、次回の検査を無事クリアしたら、ぜひまた小林肉店の焼豚を食べたいと思っています。
・ホームページ:小林肉店(平塚市のサイト内)
・関連記事:至福のメンチ(蒼い海BLOG)
小林肉店のメンチカツも、ぜひ食べてみなければ。
(2010年10月)