店名 |
La Cucina Italiana Rustica(La Cucina Italiana Rustica)
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類型 | 義式 |
預約・查詢 |
0463-26-5373 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
神奈川県中郡二宮町一色1182-3 |
交通方式 |
。 距离二宮 2,554 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥5,000~¥5,999¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
可使用卡 可使用電子錢 |
座位數 |
16 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 テラスのみ喫煙可 |
停車場 |
可能的 5台 ※お乗り合わせでお越しください |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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網站 | |
開店日 |
2008.6.4 |
ここ数年、やたらイタリアンの新しいお店がオープンしている二宮町。
このローカルな町に、何故?って感じですが、海が近く、山もあるので良い食材が手に入りやすい事。
そして、湘南、西湘地区の中でも比較的、地代が安いのでしょうか?
ただ、他のお店が、比較的海に近い場所に店を構えているのに対し、こちらのルスティカさんは、二宮と言っても、かなり奥まった場所に店を構えています。
場所は、東名高速の一色I.C.近く。
のどかな住宅地に佇む一軒屋のレストランです。
オープンしてから3年程経ちますが、この日が初訪問。
店内は、明るい陽差しが差し込み、ウッディーで温もりのある家具や調度品がセンス良く配置されています。
キャパは、テーブル席のみで14人程、パルテノペ出身のシェフと奥様が2人で切り盛りするお店です。
テラス席もあり、季節の良い時期には、ここでランチを楽しむのも気持ち良さそうです。
手渡されたお昼のMENUは次の通り。
1)本日のパスタ4種類(1,000円~2,000円)
①完熟トマトとバジリコのスパゲティ
②ホタルイカとチェリートマトのスパゲティ
③牛ほほ肉と新タマネギの煮込み和えリガトーニ
④オマール海老とフレッシュトマトのリングイネ
※これに、600円プラスすると、前菜盛合わせ、パン、ドリンクが付きます。
2)ランチコース(3200円)
※前菜盛合わせ + パスタ + メイン + デザート + ドリンク
パスタは、本日のパスタ4種類の中からの選択。
メインの選択肢は、魚1種類、肉1種類からの選択。
デザートは、黒板に書かれた3種の中からの選択。
この日のデザートは、ババ、カッサート、もう1つは名称を失念。(復活祭のケーキとの説明を受けたような・・・)
この他にも、黒板には、カサゴのアクアパッツァ、フランス産ひな鶏のグリル、マンガリッツァ豚のグリル、等、等、魅力的な前菜やメインの単品MENUが、各々、数種類ずつ記されていました。
厨房はシェフが1人で切り盛りしている小さなお店ですが、ランチでも、かなり選択肢が広く、また手の込んだお料理が戴けるようです。
ヲイラは、ホタルイカのスパゲティーをセットにしてもらい、メインは、黒板のアラカルトMUNUから、羊の白ワイン煮込みをオーダー。
相方は、ランチコースをオーダー。
パスタは、牛ほほ肉と新タマネギの煮込み和えリガトーニ、メインはスズキのローストをチョイス。
<食事を終えての感想>
この日、初めての訪問でしたが、前菜から最後のエスプレッソまで、口にしたもの全てが、美味しかったです。
素材も良く、料理も丁寧で、シェフの「美味しいものを食べさせたい!」と言う気持ちが伝わって来ました。
また、暖かな料理を盛り付けるお皿は全て温められている事や、パスタ、メインは、2人でシェア出来るように、その都度、2人分の取り皿を付けてくれる等、サービスチャージは加算されませんが、ホール担当1人で出来る、最大限の思いやりのあるサービスを受けました。
我々は一番乗りで訪問しましたが、ご家族連れ、熟年夫妻、若いカップルと、次々お客が訪れ、気が付くと、満席。
若いカップル以外は、皆さん、ご近所の常連さんと言った感じでした。
完全に、地元に根付いている感じです。
食事を終えて、黒板に目をやると、二宮産のレモンを使った自家製のリモンチェッロやグラッパ等の食後酒もあり、思わず、手が出そうになりましたが、真昼間からベロベロになっても困るので、ぐっと我慢しました。
湘南、西湘エリアのイタリアンでは、トップレベルの料理が味わえる店だと思います。
■前菜盛合わせ
・・・パプリカのマリネ、カプレーゼ、フリッタータ、サラミ、ほうれん草?のソテー。
最初に口に運んだパプリカのマリネの味付けがとても良く、モッツァレラも旨い。 快調なスタートです。
■パン
・・・このカンパーニュパンが最高! まさにヲイラの好みのど真ん中。
外側の皮は分厚く香ばしく、中はモチモチで、噛めば噛む程に、素朴な旨さが口の中に広がります。
あまりに美味しいので、尋ねると、知り合いのイタリア人が焼いているパンとの事。
そのイタリア人は、大きな釜で焼ける環境を求めて、栃木県益子に工房を構えるに至ったとの事でした。
■ホタルイカとチェリートマトのスパゲティー
・・・言う事なしの旨さです。
実は、ヲイラ、1週間程前の休日の昼に、生のホタルイカを使ったパスタを作ったばかり。
ヲイラの作ったパスタに負けない位?美味しいパスタでした。(冗談です)
■牛ほほ肉と新タマネギの煮込み和えリガトーニ
・・・トロトロに煮込まれ牛肉と、よーく炒められたタマネギの甘さに白ワインとトマトの酸味が加わった絶妙のソースに、リガトーニが絡んだ骨太の旨さを持った絶品パスタ。
・・・普通、ジェノヴェーゼと言うと、バジルと松の実をペースト状にしたものを思い浮かべますが、ナポリでは、このパスタのように、牛肉をたっぷりのタマネギでじっくり煮込んだ料理をジェノヴェーゼと呼ぶの事です。
■スズキのロースト
・・・あまりに平凡な料理の為、気乗りがしなかったのですが、ランチコースの魚料理は、この1種しかなかったので、注文しました。
ところが、これが旨い! 素材の鮮度の良さと絶妙の火入れで、身はフワフワで、しっとり。
塩加減もこれ以上でもこれ以下でもダメと言うギリギリの線を攻めて来ます。
■羊の白ワイン煮込み
・・・白ワインで煮込んだ仔羊を、ペコリーノチーズと卵で和えた濃厚で深い味わいの一皿。
復活祭で食べられる郷土料理だそうです。
チーズと卵のソースは、カルボナーラのような感じで、子羊との相性抜群。
■カッサート
・・・リコッタチーズ、ナッツ、ドライフルーツが入ったアイスケーキ。 所謂セミフレッド?
これも旨いです。
■エスプレッソ
・・・エスプレッソも、とても美味しいです。
砂糖を入れてスプーンで混ぜても、分厚いクレマは微動だにしません。 カップも可愛い。
上記のお料理に、白ワイン(デキャンタ×1)、ブラッドオレンジ×1を戴いて、ちょっきり9,000円。
ご馳走様でした。