わにのへそ【湘南大磯発：へその無いワニのように在りそうで無い隠れ家居酒屋が示す個性とは？】 | kazuyaの取扱い説明書 : Kakure Izakaya Waninoheso

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休日の食べ歩き
2022年4月上旬の食べ歩きレビュー

『のうてんき』を後にして
それでは本題の花見へ向かいましょう。

途中、二宮駅前にある『たこやき屋Cota』で
たこ焼きやつまみを調達しようと思ってましたが、
残念ながらお店が中休みで営業しておらず、
『ブーランジェリー ヤマシタ』で
パンを調達しようかと思っていましたが、
目ぼしいパンは既に売り切れたようなので
断念してコンビニで酒とつまみを調達しました。
 

それを持って吾妻山へ登って行きましょう。

吾妻山は標高136.2mと低い山なので
低山ハイキングをする人が多いです。
山頂には吾妻山公園が整備されていて
山頂からは富士山や相模湾を臨めます。

また、公園には約280本の桜が植林されていて
春の時期には花見客が多く訪れます。

北側にある中里口から登って行きました。
こちらの道は緩やかな坂道になっていて
約1000m(標準時間：40分)ほどの道程です。

ウォーキングでは早歩きが基本の自分は
せっかちな部分があるから早歩きなのですが、
時間を掛けてゴールを目指すような山登りや
マラソンなどには向きません。

景色を眺めながら歩けたら良いのですが、
そういう訳では無いとすぐゴールを求めてしまう。
我が人生に必要なのはどこでもドアでしょう。
 

しかしながら楽ばかりしていられないので
美味しいお酒を飲むために頑張る事にしましょう。
20分ほどで芝生の広場に登録しました。

天気が良いのでとても気持ちが良い。
桜の咲き具合もなかなか良さそうです。

櫻の樹の下には人が大勢集まっていたので
小高い見晴らしの良い場所に陣取って
遠くで桜を眺めながら酒盛りを開始しました。

どうせ花見している人なんて飲み食いしてたら
頭上の桜なんて見ない人が多いでしょう。
それなら桜の花を景色の一端として眺められる
場所で花見をした方が効率が良いかな。

まったりのんびり時間を過ごしていたら
徐々に肌寒くなってきました。
落ち着いて食事が出来るお店で飲み直しましょう。


やって来たのはJR東海道線二宮駅南口から
東へ向かい徒歩30分ほどの場所にあるお店
『隠れ家居酒屋わにのへそ』さん

2013年5月にオープンした国府新宿の住宅街に
ひっそりと佇む知る人ぞ知る居酒屋さんです。

以前からお店の存在は知っていたのですが、
ここへ来るきっかけや用事があまり無いため
今回ようやく訪問する事が出来ました。

一軒家の1階をお店にしているようですが、
居酒屋の提灯や看板などの目印が無ければ
ほとんど認識されないようなお店です。
若干怪しさも漂っているので、
入店難易度もそこそこ高いでしょうか。


それでは早速入店しましょう。

先客無し、後客2名
お店は大将と女将の2名体制。

それにしても店内の異空間ぶりが凄いですね。
おもちゃがショーケースに陳列されてます。
なんでも鑑定団のフリップもありました。

大将曰く、
「出張鑑定団に出場したときのやつ」との事です。
そしてカウンターにはファミコンが置かれてます。
スーパーマリオブラザーズ３。。。

「好きに遊んでくださいね」と大将。
子供がいたら喜ぶんだろうなと思いました。


・メニュー表

料理名に「わに」がつくものはありますが、
内容は至って普通の料理となります。
わに料理を扱っている訳ではありません。

少々創作系のメニューもあるようです。

ドリンクは北海道のご当地ビールなどの
瓶ビールが扱われていたりしました。
なぜこのビールを扱っているのかは不明。


●生ビール

まずは生ビールからスタート。
銘柄はアサヒプレミアム生ビール熟撰。


●枝豆

飲み友863号が同行時の居酒屋飲みの際は
あれば必ず注文するのがこの枝豆です。

自分も子供の頃は人に食べられないように
ざる一杯の枝豆を抱えながら独り占めしたくらい
大好物の食材ではあったのですが、
最近は個人的にはあまり頼まなくなりました。

今も好きは好きなんですけど、
居酒屋で出てくる量では満足できません。


●皮つきポテトのフライドポテト

皮つきでホクホクとした食感のポテトフライ。
塩もしっかりふられていておつまみとして十分。


●わにのはーと(手作り餃子)

コロンとした形状の餃子です。
お店ではレモンを絞って頂くようです。

中身は肉も野菜も粗めな感じの餃子です。
レモンを掛けてサッパリ食べられるので
肉々しい餃子ですが、ちょうど良い塩梅です。


●網走監獄黒ビール「監獄の黒」

網走ビール(株)が手掛ける地ビールで、
網走監獄をイメージして醸造した黒ビールです。

厳選された5種類の麦芽を使用しているそうで、
カラメルのような香ばしさと円やかで深いコクが
特徴のビールでした。


●たたみいわし

ちょっとしたつまみに注文しました。
香ばしく焙られて噛むほどに旨味が感じられます。


●ししゃも
 
ちょっとしたつまみに注文しました。

お腹がぷっくり膨らんだししゃもです。
鶏卵だけでなく魚卵も好きなので
子持ちししゃもも大好きな魚の１つです。

七味マヨネーズともよく合います。


●網走ビール「漂流ＤＲＡＦＴ」

網走ビール(株)が手掛ける発泡酒で、
オホーツク海をイメージした鮮やかな
青色が特徴的です。

この青は天然色素クチナシによって着色され、
スッキリとした爽やかな味わいをしています。


●えびせん

ちょっとしたつまみに注文しました。
行きつけのあのお店と比べると至って普通ですが、
可も無く不可も無く、口直しには悪くありません。


●ピザ

実際の料理名は失念。

お店にはお手製のピザ窯があり、
釜で焼いたピザが食べられるようになってます。

ピザ生地は特別感はそれほど無いものの、
外側カリッと焼き上げられつつも
具材はジューシーさが残っていたので
なかなか美味しいピザに仕上がってました。


お店で食事をしていたら、
地元の先輩から電話が掛かってきました。
行きつけの居酒屋で飲んでいるから
良かったら来なよとの事でした。

今、大磯で飲んでいるので、行けたら行きます
っと、一旦回答しておきましたが、
そろそろこちらの食事も終わりにしましょうか。

近くに飲み直しするバーなんて無いだろうし、
今日の飲み友863号との食べ歩きは終わりにして
平塚で地元飲みをして〆る事にしました。

食べ歩きと花見が出来たので、
今回の食べ歩きもそこそこ満足出来ました。

こんなところにお店があるなんて
認知してない人も多いですが、
近くには大磯プリンスホテルがあるため、
宿泊者が利用するなんて事もあるようです。

こちらのお店のピザ窯ではピザだけでなく、
秋ごろは焼き芋なども作られているようです。

さらには冬にはおでんを提供するなど
季節のメニューも提供しているようです。

またの機会があったらこれらのメニューや
マリオ３にも挑戦してみたいところですね。


【隠れ酒屋 わにのへそ】
神奈川県中郡大磯町国府新宿484-5
TEL090-4179-6662
17:00～22:00
　※20:00までに予約・来客が無い場合は
　　20:00にて閉店
火曜定休、その他不定休