懐かしい！しっとり系炒飯と辛子添えの餃子。 : Kiyoshi

法事が迫って切ったこの日、菩提寺の墓石に刻まれる墓誌の確認の為に昼過ぎに移動。
何とか間に合った様で文字の確認を済ませ昼食を取ろうとお山を下る。

県立高校のある通り本公郷町内会館の並びに昔ながらの町中華があります。
駐車場が無いので今まで立ち寄る事が出来ませんでしたがバイクのこの日は話が別。
お店横の敷地に置くことが出来たのでこちらでお昼を頂く事にしました。

『喜よし』さん。
　このお店の裏が友人宅と言う事もあって頻繁に目にしていましたが店内は思ったより広く、
　テーブル席と小上がりの座卓があり高校生のグループにタクシー運転手などで盛況でした。

テーブル席に座ったのですがその背面にメニューがあり一度立ち上がって内容を確認。
メインは中華ですが和食、洋食の表記もあってちょっと気になる品々も。
冷えた体を温めたいと思いスープある物ともう一品をお願いして頂く事にしました。

『チャーハン』650円（税込）を一人前。

『餃子』400円（税込）を一皿。

注文から7分ほどで木製トレイに乗ったチャーハンとスープ。ほぼ同時に餃子が供されました
見ていると餃子の炊き上がりに合わせてチャーハンの調理をしていたように見えました。

見れば懐かしい装いのチャーハンと餃子です。
昔から横須賀と横浜南部の一部では餃子に辛子が添えられていることが多くこちらもそのスタイル。
チャーハンには紅生姜が添えられているのも嬉しい気遣い。

そのチャーハンですが今は流行のパラパラ系では無くしっとり柔らか系。
叉焼、ナルト、玉子、長葱の具材の織りなすこの味は実に久し振りの味わいと食感。
昔、文庫駅近くにあった「うちだ」の味を思い出させてくれました。

餃子の大きさは小振りながら肉と野菜のバランスの良い餡で韮もしっかり入って美味しい。
焼売に辛子は定番ですが餃子にも合うんです。この味も懐かしさを更に感じさせてくれました。

注文時にチャーハンにグリンピース入れないで下さいとお願いしたら家のは入れてないから！
と言ってくれたご主人。実は二代目で当初はまったく別の仕事をしていたとの事。
先代が高齢になり後を継いだのだとか。既に50年以上こちらで営んで居ると言う事でした。

お店がお休みになる前日の月曜日にはラーメン+餃子のセットが500円というサービスも。
15時まで注文出来ると言うのも嬉しい配慮ですね。

既に高齢になられている二代目のご主人ですが元気でこれからもお店続けて欲しいと思います。
今度は友人と飲みながら利用してみようと思います。