日常からの小さなトリップ
この日、トロフィエのジェノベーゼ風。
菜の花、芽キャベツ、アスパラガス。
春の苦味。
生ハムの塩気と削りたてのチーズ。
トロフィエはマカロニをネジってつぶしたようなパスタ。
もちもちでした。
いくらでも食べられそうだった。
食べ終わるのが惜しかった。
そして、菊芋のスープ。
なめらかでほんのり甘くて美味しかった。
添えられたオリーブ油にパラっと塩が入っていて、手作りの田舎パンをつけて食べる。
どれも美味しく大変美味しかった。
そしてデザート。
お皿に見本のケーキを盛って見せてくれた。
苺のフレジエ、チョコレートケーキ(洋酒入り)、キャラメルとバナナのタルト、シュークリーム、ミルフィーユ。
選びきれず二つ。
ミルフィーユ。
キャラメルとバナナのタルト。
ミルフィーユは出来たてのザクザクサクサクパラパラ。
香ばしいパイにカスタードクリーム、そして生クリーム。
白いチョコレートの羽がついてる。
もうね、最高でした。
そして、キャラメルとバナナのタルト。
タルトが美味しいのは知っている。
キャラメルとバナナ、最高だ。
アイスクリームも丸くて可愛いぞ、最高だ。
飲み物は、追加料金払って、ティーオーレ。
こっくりと甘くて気持ちがほぐれる。
見た目も好きだし、味も好きだし、空間も好きだし、もう好きすぎて、通いたい。
定休日がたいていかぶっているので、休みをとって向かう。
横浜から特別快速にのって、びゅんびゅんと30分。
横須賀中央駅からの坂を上っているころには、背中に張り付いた日常がパラパラと剥がれ落ちる。
白いドアを開ければ、
わたしの日常からの小さな脱却。
シュークリームとミニガレットデロワを持ち帰り。
前と同じ、ブロンズチョコ掛けココナッツクッキーを買う。
散財するけど、それが全部美味しいもののためだから、すっきりする。
ごちそうさまでした。
また休みがとれたら、行きたい。
栗の峰 林檎の森
横須賀中央です。
西口を出て、商店街のある坂を上ります。
上り切る手前で右折。
白いドアがこの世界の入り口。
メニューから、モンブラン。
そして、アップルキャラメルタルト アイス添え。
飲み物は、ティーラテで。
どれも美味しかった。
いろいろな好みがあるとは思うけど、わたしにはドンピシャだ。
とても美味しかった。
モンブランは上にのった渋皮煮まで、好み。
ほこほこ。でもしっとりと。
下のモンブランの甘さとはまた違う栗らしい美味しさ。
クランブルの塩気がまた良き。
メレンゲと生クリームとマロンペーストとクランブル。
すきすきすきだ。
作り込みすぎていない軽いアプローチに見えるけど、やはりセンスがいい人のつくるお菓子は、違うなぁ。
アップルキャラメルタルトの林檎の甘さとか香りとか、タルトの焼き込み具合とかも好き。
丸々としたバニラアイスクリームが溶けかけた頃が食べ頃。
タルトはサクサク、ダマンドはこってり甘く、りんごは甘酸っぱく、クランブルがほろっと。
たまにカツンと突っかかって、ねっとりと歯にキャラメル。
渾然一体となって完成するデザート。
焼き込むことで林檎が甘くなって、深くなってる。
こんなに美味しいものがあるのか。
ああ とても 美味しかった。
ティーラテはこっくりとした甘さで、砂糖はいらない。
生クリームがとろん。
両手でもって傾ける。
たっぷりでしあわせ。
好きが溢れて、自分で溺れそう。
帰りに焼き菓子も、物販のストールも、と、欲張った。
けども、それも全部しあわせなのです。
前回よりもリラックスできた今回。
店主さんもニコニコされていて、ストールの巻き方など教わった。
やっぱり笑顔はいいな。
とても良い時間を過ごせて、心がほかほかです。
美味しいもの、そして、静かに本の読める空間、穏やかな空気、清潔な部屋。
また来たい。
店内はテーブルが3つ。
平日11時半過ぎに着きましたが、満席。
私の前に2組待ちの状態でした。
名前と連絡先を伝えて、空いたら連絡と言われ、1時間ほどで連絡がもらえました。
電話連絡の感じも迎え入れられてる感じも、なかなかに良かったです。
ごちそうさまでした。
栗はもうすぐ終わりだそうです。
モンブラン 750円
アップルキャラメルタルト アイス添え 750円
ティーラテ 650円
税別表記
桃の船。
横須賀中央駅。西口をでて、坂をのぼる。
しばらくのぼったら、商店街の切れ間から右折。
すぐの右側の白い扉だ。
看板などはない。
エイッと扉を開くと、そこにエプロン姿の女性、店主さんがいた。
いいですか?と尋ねると、
どうぞ。そちらの席、どうぞ。と物静かにお答えいただいた。
まずは手を洗う。
そして着席。
差し出されたメニューをチラリとみて、ランチにデザートのセットを願いする。
お料理ができるまで、店内をぐるりと見渡す。
小さなお店。
取り扱いの雑貨、靴の絵、赤い自転車、木の古い机、黒いランプシェード。
無駄のない実用的な美。
ほんの微かに香るラベンダーに意識が覚醒する。
しばらく待って、ランチのカッペリーニが到着。
ブルーの縁取りがあるフランスアンティークなお皿に盛られている。
タコの旨味。トマトの涼やかさ。オニオンの爽やかさ。プラムの甘さ。
それらが冷たい細いパスタと絡んで弾ける。
さっぱりとしているのだけど、後引く味わい深い。
パスタと一緒に出されたのは、グレーがかった陶器のスープボールに入ったビシソワーズ。
なめらかなトロリとしたジャガイモのスープの上にふわふわと浮かぶ生クリームは甘い。
オリーブオイルの豊潤な香りとクルミの香ばしさが相まって、スイーツとスープの間。
飲むたびに驚くくせに、またひと口、またひと口と飲みたくなる
オリーブオイルに岩塩パラリと入った白い小皿と、お揃いの白いお皿にリュスティックがひとつ。
このシンプルなパンを引きちぎって、パスタのお皿を拭って食べて、スープに浸して食べて、荒い塩とオリーブオイルを吸わせて食べて。
夢中で食べた。
すべて食べ終えると、続いてデザート。
自家製桃のコンポート。
それは薄桃色のゼリーの池に、浮かぶ桃の船。
コンポートされた半分の桃の上に、バニラアイス、生クリーム、艶やかなメレンゲがのっている。
帆は桃の皮。
桃のコンポートをひとくちサイズに切り、ザクザクとメレンゲを砕き、ゼリーとアイスと生クリーム、すべてを合わせてスプーンにのせて一緒に口に運ぶ。
柔らかく溶けたアイスとふわりと生クリーム、つるつるとしたゼリー、思いがけずガッシリと食感をのこした桃、しゅわしゅわと消えるメレンゲ。
イートンメスほど、おおらかでは無い。
もっと緻密な設計図に則ったスイーツ。
見目美しく、食べている最中の崩れていく姿も美しく、最後のスープ状になったものまで美しく、そして完璧に美味しかった。
セットの紅茶はカップにたっぷりと。
するすると飲めるエグミのない紅茶は気持ちを落ち着かせる。
美味しさの余韻に浸りながら、ゆったりと過ごした。
始終、しずかなお店でした。
買って帰ったメレンゲも、キャラメルチョコ掛けのココナッツサブレもとても美味しかった。
他にもいろいろ焼き菓子があった。
もっと買えば良かったなぁ。
ごちそうさまでした。
また行きたい。
現在は、ひとりでの利用のみ。
予約は不可。
写真は、手元のみ。
繊細なお店です。
気をつけて壊さないように大切にしたい。
店名 |
La grive(La grive)
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類型 | 咖啡店、西式甜點 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
神奈川県横須賀市上町1-1-14 |
交通方式 |
京浜急行横須賀中央駅から徒歩3分 距离橫須賀中央 236 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
( 大テーブル1台、中テーブル1台、小さな丸テーブル1台。イスは5脚ほど。) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 駐車場のご用意がありませんので、 近くのコインパーキングをご利用ください。 |
空間、設備 |
平靜的空間 |
此時建議 |
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網站 | |
開店日 |
2018.5.11 |
備註 |
2020年7月現在は1名での利用のみ。 |
桃の船、ふたたび。
自家製桃のコンポートとバニラアイス、生クリーム、メレンゲ。
見た目が本当に芸術的。
桃の色って可愛いねぇ。
桃のコンポートとアイス、アイスと生クリーム、アイスとメレンゲ、どうやって組み合わせても最高に美味しい。
お皿のうえのすべてが愛しい。
1100円。
◎。
マンゴーとココナッツのムース。
美しいケーキ。
カフェでこの完成度のケーキ。
ふわっととけるようなココナッツとマンゴーのムース。
飲む系ケーキ。
850円。
うーん美味しいけど少し高いと感じた。
⚪︎。
ティーオレ。
カフェオレボールにたっぷり。
甘いミルクティーに生クリームが浮かんでます。
こっくり深く甘く大好き。
650円。
◎。
テイクアウトしたバターサンド、まわりのビスケットが香ばしくサクサク!
そして塩!
バタークリームはふんわりサッと溶ける。
レーズン美味しい。
このサンドしてるビスケット、最高だ。
素晴らしいです。
◎。
このクッキー、本当に好き。
ブロンドチョコがけココナッツサブレ。
さくほろで甘いのです。
◎。
ごちそうさまでした。
イートインとテイクアウトで焼き菓子(自宅用と贈答用で)をたくさん購入。
支払い合計金額、4606円でした。
詳細不明。
テイクアウトのお菓子、どれも値段の表記がありません。
レシートもなし。
この日、店主さんのご友人の方が来られてて、店内で店主さんとお喋りされていました。
またいつか行くとは思うけど、積極的再訪案件から外しました。