引き寄せられてしまったのか♪
前の店鳥元でしこたま飲んだオレッ!
足は千鳥足ながら、幸せを求めるアタマの中は…
しっかりしていた…そう思う♪
帰りの駅と真逆の道を歩くオレッ!
うん、しっかりとしている。
ちょっと、喫茶店代わりに、こちらを使ってみよう。
外観は、ちょっとばかり地味ではあるが…なぜか気になる一店だった。
店に入ると、店内は狭い!
テーブルは4人席が2卓あった。
そして調理場前に5人ほど、その反対側には…
同様の席数のカウンターがあった。
焼き物を中心に串を頼んだ。
素材の旨味が、しっかりとしているのが嬉しかった。
酒は焼酎を中心に頼んでいたが、旨かった♪
なるほど、ご主人にうかがうと…元は酒屋がでどころ!
酒の品揃え、質も良かった。
常連さまの多い店のようだったが、楽しめた。
また、来たいなっ♪
店名 |
Yakitori Kobayashi
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類型 | 日式小酒館、烤雞串 |
預約・查詢 |
042-772-2613 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
神奈川県相模原市緑区橋本2-24-14 |
交通方式 |
京王相模原線、JR 横浜線、JR 相模線 南口徒歩8分 距离橋本 591 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
( 4人用テーブル2卓、カウンター6席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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決して変わることがない、そして変えてはいけない思い出が…ボクにもあった。
ボクは相模原に引っ越した35の年から、ある大衆酒場に行くようなった。そこでしっかりアルコールを注入し、口紅の厚いお姉さんの店に入り浸った。それが情けない日常の自分を、つかの間リセットしてくれるような気がしたからだった。
その大衆酒場での15年は、色々な人生の先輩と交流を交わすことになった。ほとんど常連ばかりでなり立つその店は、常連とそれ以外とを、悪い意味で差別していたように思う。そしてある日を境に、プツリと通わなくなった。
あれから、9年の歳月は流れた。
いつものように橋本駅の複合施設MeWeで、レビューを仕上げるべく立ち寄った。ここは衣料品、食料品、雑貨、本屋といった専門店の他、図書館などの公共施設がテナントとして入っている。
レビューとか調べものの多くを、この図書館の外に作られたスペースでこなした。そのスペースには円形になったテーブルベンチが幾つかあり、学生、生徒、社会人の多くが勉強できるちょっとしたスペースだった。図書館内の堅苦しさはなく、誰でも気軽に利用できた。そこから階下のフロアを見下ろすと、たまにミニコンサートを楽しむ恩恵を享受することもあった。
いつものようにレビューの下書きを練っていると、帽子を被ったひとりの、年嵩(かさ)のいった男性と目があった。穏やかな雰囲気を持つ男性は、先の大衆酒場の常連客のひとり、"富さん"だった。約1年半ぶりの再会に喜びを分かち合った。
今年71になる"富さん"は、その年齢にも関わらず皺(しわ)がほとんどなく、相変わらず歌舞伎役者のような端正な顔立ちを保っていた。
そんな"富さん"とは、件(くだん)の大衆酒場を利用しなくなってからは、たまに"この"図書館のあるフロアで会うようになっていた。しかし、ある時を境に、ぷっつりと会うことはなくなった。
いつものように、そのスペースでレビューの下書きを書いていた。顔を上げると、ひとりの男性と目が合った。"富さん"だった。
5時ちょうど、店の開店時間に合わせるように、ボクは扉を開けた。こぢんまりとした店内には若い女性ふたりが、誰かを待っているかのようにテーブルに座っている。ボクは一旦外に出て、"富さん"を待った。実はさっき分かれ際に、ここで久しぶりに会おうと約束していたのだった。
調理場を見る形のカウンター4席のうち、ふたつを頂き、まずは料理、飲物を注文をした。
ボクは"緑茶ハイ"、富さんは"生ビール"でまずは久しぶりに乾杯し、グラスとジョッキを重ねた。
軽くつまむ程度で良いので、ボクは"山芋千切"、富さんは串ものから、"とりかわ"、"つくね"にした。
山芋千切はすぐに提供され、付け合わせの山葵と醤油を合わせた。粘りある、しゃきしゃきしたした食感が楽しめる山芋千切は、やはり安心して楽しめた。
しばらくして提供された串ものは、2本づつの提供だった。富さんは、1本づつ、ボクの小鉢に串ものを乗せてくれた。串ものは、脂が適度に脂が乗って飲物が進んだ。
4人席、2卓しかないテーブルはいつの間にか、塞がっていた。若い女性のテーブルに座った客を含め、座った客全員が鳥元にいた常連客だった。
会計を済ませ、常連さんたちに挨拶をして富さんと一緒に扉を開けた。次回の再会を約束して、ボクらは別々の道へと歩き分かれた。しばらく歩いてボクは、今来た来た道を走って戻った。富さんを呼び止め、ボクは握手をした。
次回の約束は、もしかしたら叶わないかも知れない…そんなことを、思ったからだった。