2024年１月ポンガルスペシャル : BOMBAY

UPしていなかった少し前のレビューです。

　南インドの収穫祭を記念して、国内の南インド店で知る限り一番多い種類のポンガル（お粥）を提供していることを知り、出向いてみました。

　日本人マダムがメニューの配置図を見ながら、慎重に配膳されました。（詳細はメニュー写真を参照願います。）

　以前、南阿佐ヶ谷の南インド店のスペシャルでも食べた、黒砂糖ベースのシャッカライポンガルはほんのり甘くてよかったです。

　カラポンガルは少しスパイシーで、塩味のパールポンガルや生姜味のヴェンポンガルともどもサンバルとよく合いました。

多くの惣菜で満腹になり、タピオカ入りのジャワラシパイヤサンを平らげて退店。

追伸：毎月１回は土日限定スペシャルを水引店ともども提供しているそうです。

＜2023年８月再訪＞
　厚木での健診帰りに久方ぶりに出向いてみました。
　お店のFacebookでも紹介されていた、TAMIL MEALS（税抜1,990円：バスマティライス（高級長粒米）、サンバルとパイナップルラッサムがお替り可能）を注文。
　
　５分ほどして、バナナリーフが敷かれて、日本人女性店員さんが料理を盛り付けてくれます。
○TAMIL MEALSのメニュー
・ヴェンダカイトック（おくら、ショウガ、オニオン、トマトとヨーグルト）
・ゴーヤポリエル（グリンピースとココナッツ入り）
・茄子のマサラ（タマリンド入り）
・骨付きチキンカバブ
・クランブ（野菜カレ－）
・パイナップルラッサム（酸味と辛味のあるスープ）
・サンバル（豆と野菜のスープカレー）
・塩
・ガーリックアチャール（漬物）
・バスマティライス
・パパダン（豆粉の揚げせんべい）　　

　パイナップルラッサムを食前スープのように飲み、ライスにサンバルとクランブをかけ、パパダンを砕いてふりかけ、各種総菜を少しずつ合わせると良い塩梅です。

　パイナップルラッサムは、角切りのパイナップルがゴロゴロ入り、甘味、酸味とほのかな辛味が絶妙なバランスで、これまで食べた中でもトップクラスの味わいでした。
　また、ヴェンダカイトックは冷製の総菜で、35度の猛暑には有り難かったです。

　ライス、サンバルとラッサムをお替りし、残りの総菜と合わせてサラサラ完食。
　満腹満足な休日ランチとなりました。

＜2020年12月再訪＞
　出張途中の平日ランチで立ち寄ってみました。

　先客は、日本人のカップルや、女性グループ、接客はマスクを着用した、インド人男性オーナーや若い男性店員２名の体制で、60～70年代頃の古き佳きボリウッド映画（インドのヒンディー語映画）のサウンドトラックが流れています。

　平日ランチのケララミニミールス（税抜850円）を注文。
　10分ほどして、ステンレスプレートに載せられた料理が登場。

　オレンジ色のドレッシングがかけられた、千切りキャベツ主体でキュウリ入りのサラダはありきたりです。

　コーンやキャベツ等入りのポリヤル（炒め物）は特にスパイス感がありません。

　ラッサム（ターメリック、トマト、コショウ、タマリンド、ニンニク等入りスープ）はスパイシーかつ酸味があります。

　サンバル（豆、ニンジン、トマト等入りのスープカレー）も適度なスパイス感があります。

　骨なしチキンのカレーは適度にスパイシーです。

　バスマティライス（高級長粒米）に、サラダ以外の各料理をかけると良い塩梅で、アチャール（漬物）をまぶすと酸味が加わり、サクサクと完食。

　食後のホットチャイ（ミルクティー：サービス）はオーナーさんがエアブレンド（カップとソーサーに交互に注いで泡立て）してくれ、程よい甘さでほっこりしました。

追伸：さらに品数の多いフルセットのミールスは、こちらのお店ではディナーメニューですが、厚木市立病院近くの水引店では、ランチから提供されています。
　また、レジ脇に消毒液ボトルが設置されています。

＜2020年11月再訪＞
　出張途中に平日ランチで午後１時半頃に立ち寄ってみました。
　ランチタイムのピークを過ぎた午後１時半過ぎ以降に提供可能という、マサラドーサセット（米と豆粉を発酵させた生地でスパイスで和えたマッシュポテト、コーン、ニンジン、グリンピース等を包んだ料理：税抜1,200円）を注文。

　15分ほどして、料理が登場。半円状に折りたたまれたマサラドーサは外がカリカリして、内側がしっとりしており、出来の良いたこ焼きのような焼き加減で、サンバル（豆等入りのカレー）やココナッツベースで赤唐辛子が効いたチャトニ（ソース）を合わせると酸味と辛みが加わって食が進みます。
　２個付いたワダは生地が適度に柔らかく、ドーサ同様にサンバルやチャトニを付けると良い塩梅でサクサク完食。

　食後のチャイ（サービス）は、コックさんがエアブレンド（カップとソーサーに交互に注いで泡立てる）してくれたのでマイルドで良かったです。

＜2020年10月初訪問＞
　厚木市立病院近くのボンベイ（水引店）がコロナ禍にも負けず、本厚木駅近くに支店をオープンさせたことを知り、平日のディナータイムに初めて出向いてみました。
　本厚木駅北口から有隣堂のある通りを直進、ファミリーマートの角で右折し、三菱UFJ銀行の斜め向かいにトリカラーのインド国旗をモチーフとした看板のお店を発見。（徒歩約５分）
　先客は持ち帰りのおひとりさま、接客は水引店でも見かけたインド人男性オーナーさんのほか、若い男性店員１名で、厨房にコック２名の姿が見えました。

　水引店でも注文したことのない、マサラドーサセット（スパイスで和えたマッシュポテトを発酵した米と豆粉のクレープ状の生地で包んだ南インド名物料理）を注文したところ、翌日から提供開始とのことで、やむなく、マトンビリヤニ（税抜1,100円：南アジア名物のスパイシーなパエリア風ライス）をインドの辛さで注文。

　10分ほどして、トマトと、ゆで卵スライスが載せられたマトンビリヤニが登場。
　バスマティライス（高級長粒米）がパラパラしており、ライスを掘ると骨なしマトンの小さな塊が出てきます。
　程よくスパイシーで、近隣のインド料理店のビリヤニよりも肉は少なめながらも、ライスの状態が良かったです。　

　ラッサム（ターメリック、トマト、タマリンド、黒コショウ、ガーリック、マスタード等のスープカレー）が無料でサービス（開店記念？）されるとのことにつき、所望して飲んだところ、水引店のミールス（南インド定食）のラッサムよりもかなりスパイシーで、汗が噴き出しました。

　また、ホットチャイ（サービス）はコックさんが軽くエアブレンド（カップとソーサーに交互に注いで泡立てる）され、程よくマイルドで良かったです。

追伸：ランチタイムはミニミールスを提供しており、マサラドーサセットはランチのピークタイムを過ぎた午後１時半頃なら注文可能とのこと。
　また、水引店と同様にナンとカレーのセットも提供しています。（お店のホームページを参照願います。）