店名 |
Akebiya Kohi
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類型 | 喫茶店、咖啡店、咖喱 |
預約・查詢 |
0465-42-9844 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
神奈川県足柄下郡真鶴町岩242 |
交通方式 |
距离真鶴 433 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 可使用電子錢 |
個人包廂 |
不可能 |
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禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
此時建議 |
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こんな店の中でボーっとしていると、あっという間に一日が終わってしまいそうだ。
喫茶店・カフェに何を求めるかは人それぞれかも知れない。
もちろん、美味しいコーヒーや、美味しいケーキや食事。
でも、僕の中での一番は「居心地」なのである。
そのコトは、京大北門前の「進々堂」でも過去に触れたが、いわゆるムダに過ごす時間ほど贅沢なコトは無いと思う。
京都の場合は、皆が観光に急ぎ過ぎていると思う。
あそこへ行って、次はどこ。ギッシリと予定を詰める。
朝一番に、その進々堂でたっぷり小一時間過ごし、ますたにでラーメンを食べ、哲学の道を、寄り道しながらゆっくり歩く、八坂さんに着く頃には、もう陽が傾いている。
人は言うだろう。京都のどこへ行ったのだと。
そういう時は、こう言い返せばイイ。京都のどこ?でなく、ただ単に京に行ったのだと。
そうして過ごして、初めて解かる京都があるのだと。
何も、京に限ったコトでなく、最近の観光地は皆そうだ。
おもむろにスマホを取り出し、カシャ。で、次に行こうと…。
えっ?
ソコに、感動はあったのか?
自分の生の目で見る時間より、スマホをのぞいている時間の方が長い。
ひどい観光客になると、金閣寺の入口から、金閣をずっとファインダー越しに追っかけ、結局、ファインダー越しにしか見ていない。
あっ、夕陽がキレイ。
で、スグにスマホを取り出す人とは付き合えない。
まず、自分の目で見ろよ。
感動してから、写真を撮りたいのであれば撮ればイイ。
後に残すコトを優先するコトにより、今現在の時間を無駄遣いしていないか?
今も、後も、と言うなら、なおさらである。
今の感動無くして、後の感動の思い起こしなどできるハズがない。
子供の運動会しかり、いつの間に、人間は自らの目を放棄したのだ?
カメラの方が性能が良く、そのコトにより負け癖がついているのではないか?
もっと、自分の目を信頼したらどうだろう?
カメラでは、絶対に見えない、絶対に追えない、空気感がソコにあるのだから。
話が、大きくそれた。
この店、店内、撮影禁止である。
数々の雰囲気のある調度品や壁掛けやポスター、ソレに個室的空間もある。
真鶴という場所にあって、この空間が特殊なのかどうかはわからない。
でも、僕にとって、居心地が良いのである。
ソレを一番よく証明するのは、無条件に眠くなってくるコトである。
何も、前日の睡眠時間が短かったからではない。
気持ちが落ち着き、「無」に近づいていくような、何とも居心地が良い感じなのだ。
「アイスコーヒー」を飲み、しばらくタバコをくゆらす。
美味しいアイスコーヒーだ。「ハギハラコーヒー」のストローだった。
で、「海老カレー」などをライス少なめでお願いする。
エビがたくさん入っている。最初、甘いような口あたりのカレーだったが、食べていくうちにスパイシーになってくる。なかなか深みもあり美味しいカレーだ。
そういうキャッチフレーズを使っている「日乃屋カレー」の方にもぜひ食べてもらいたい感じだ。コレこそが、初め甘くて、後に辛いカレーだ。
セットで、1,150円だったか?
ごちそうさまでした。
店内の詳細は、撮影禁止だというのだから書かない。
でも、ピアノを主体としたジャズ系のBGMも心地良かった。
真鶴駅から、町役場に向かい、スグ手前にある店である。
海辺の町の丘の上の珈琲店である。
何だか、長居してしまった。
(文責:京夏終空、2017.12.17)
(※写真は、後日掲載。)