ジャンニ・アクント社の薪釜を使用している石窯ピッツア　“ フェデリコ ” : Ishigama Piza Federiko

よさこい踊りも２日目になりました。
その昼は石窯ピッツアが気になり，
“ 石窯ピッツア フェデリコ ” さんに伺いました。

場所は薊野バイパスを高知市内から北上しますと，
久万川大橋のたもと，ぽかぽか温泉の看板の少し手前にあります。

ここと言うのには，
この店に県外の多くのピッツァ有名専門店にある，
ジャンニ・アクント社の薪釜を使用しているということで，
いてもたってもいられずに伺ったのです。

オープン前に到着しました。
待ち客はその後に1組でしたが，
オープンしてから20分ほどで，
あっ！という間に満席になりました。

メニューを拝見しますと，
ランチのコースは大まかに2種類です。
とにかくピザを食べたい人向けのAランチ1190円は，
お好きなピザにスープ・ドリンク・アイスがセットとなった一人前のコース。
ピザもパスタも食べたい人には，Bランチ2590円がおすすめで，
お好きなピザとパスタを一皿ずつチョイス，
それにスープ・ドリンク・プチデザートがセットになった二人前のコース。
ピザとパスタは，昼メニュー右のページから，
お好みのものをチョイスします。

店内はセミセルフ方式で，
夜はセルフバル（居酒屋）になるそうなのですが，
スープやソフトドリンクは厨房前のコーナーに
取りに行くことになります。
ここで注意が必要なのが，
スープやドリンクは飲みホーダイではないところです。
おかわりには追加料金が発生するということです。

・キリン一番搾り瓶ビール
・カレー風味の野菜スープ
・クアトロフォルマッジのピッツア
・ミックスピッツア
・バニラアイス

注文してしばらくすると，
ジャンニ・アクント社の石窯で焼いたピッツアが提供されました。
生地の小麦の良い風味が食べた後にフワっと広がってきます。

肝心のピッツアですが，生地の発酵は弱めだと思います。
あまりガスが内蔵されていない感じでした。
そのガスを抜いて，伸ばして伸ばした生地でしょうか。

イタリアのモッツアレアなのですが，
チーズ感がもっと欲しい気がしますし，
具材の選び方やバランスも検討すべきだと思いました。
ミックスピッツアのトマトソースは別モノと合わせたり，
裏濾しをしたりと，もっと工夫が必要に感じました。

ピザは26センチだったでしょうか。
そこそこ大きくて，これはお得だと思ったのですが，
あとコルニチョーネなんかも，
こんがり感とモチモチ感がもっとでればいいでしょう。

このピッツアは，まだこれから大きく伸びていくとは感じました。
石釜では一度温度が上がり過ぎると調整が難しいのでしょう。
しかしながら，ピッツァの焼き加減はそれなりにいいですし，
生地の塩加減の微妙さは良いと感じました。

やっぱり，ジャンニ・アクント社の薪釜は，
耐熱レンガやソレント近郊の砂，トラパニの塩などで形成されており，
保温性にすぐれており，短時間でピッツァを独特の食感に
焼き上げるために最適だと思いました。

ここでは，まずはピッツアをおススメします。
トマトソース系よりもモッツアレラチーズ系などがいいと思います。
まだまだレベルアップしていくと感じましたし，
こういう立地でイタリア本場のピッツアを
目指されていることがいいのではないでしょうか。

ごちそうさまでした。