自然の中にある天草のお宿でのひととき : Gosoku No Kutsu

先日何年かぶりにこちらのお宿に宿泊しました。
天草の下田温泉にある海を一望出来るお宿です。

お部屋は全棟離れのVillaタイプで全てのお部屋に天然温泉の露天風呂が付いています。
今回は露天風呂から海の見えるVilla C-1に宿泊。
宿泊代金に朝夕の2食分も含まれています。

フロントやお食事処は別棟にあり、お食事処は全て個室、造りは全体的にキリスト教モチーフ。
グレゴリオ聖歌が流れ教会の中のような異国のような風情です。
お部屋はアジアンテイストでリゾート地の様な造り。
ワンルームタイプの洋室で、ガラス張りの浴室、広々としたリビングがあり開放的となっています。

夕食は懐石コースになります。
天草の下田港で採れる海の幸や地の物が味わえます。

コース内容は
先付 胡麻豆腐
お造 鯛、かんぱち
吸物 ウニ真薯
握り 水烏賊の握り
焼物 水烏賊阿蘇の溶岩焼 天然塩
煮物 鯵のオランダ煮
揚物 ハモの天ぷら、青唐辛子
お鍋 天草大王(鶏) 石焼き蒸し鍋
食事 お雑炊
デザート 杏仁豆腐

お造りの鯛、かんぱちはとても新鮮でした。
水烏賊はアオリイカの別名。
特に阿蘇の溶岩を使ったアオリイカの焼きはお塩と抜群の相性で歯ごたえしっかりでとても美味しかったです。
煮物のオランダ煮は南蛮漬けのことで、甘めの味付けでした。
五足のくつ名物料理の天草大王という通常の鶏の1.5倍ほどの大きさの地鶏を使ったモモ肉の阿蘇の溶岩で蒸し焼きにするお鍋は鶏のお出汁がよく染みており、噛めば噛むほど味が出て味わい深かったです。
最後のご飯ものはこのお鍋の出汁を使ったお雑炊で、お腹いっぱいでもするするとお腹に入っていきます。

お食事も全体的に味が整っていて美味しいです。
お料理に地のものを多く使っているのは旅行客として嬉しいですね。

朝食は和食か洋食か選択可能。
今回は洋食を選びました。

生ハムのサラダ、コーンスープ、オムレツ、ベーコン、ソーセージ、パン、果物入りヨーグルト

朝食は天草の海を一望出来るテラスで頂くことができ、のんびりと気持ちのいい朝を迎えれます。

滞在中は他の宿泊客の方とは1度も会わないほどプライベートな空間。
静かな所でのんびりと自然を楽しみたい方にはオススメなお宿です。
2018年のミシュランガイド熊本・大分特別版の旅館部門にも掲載されているそう。

また天草に行く機会があれば宿泊します(^^)