天草の刺身と日本酒 : Iri Fuku

天草での一夜。地元の方との一次会のあと隠れた本命でBMしていたこちらへ。
お腹の余裕もあまりないので3点盛りとジャパン飲み比べでゆるりと。

アーケード街の脇にあり一応この辺りが天草の夜の中心地なんでしょう。
平日で遅めだったからか、客人はひと組だけ。カウンターの隅に座りネタケースを見ると、さすが天草だけに魅惑の魚介が並んでます。

熊本というと球磨焼酎が有名で日本酒は美少年くらいしか名前が挙がりませんけど各地の美酒を親父さんなりに選んで提供。
球磨焼酎のみならず九州の焼酎もありますが、吟醸飲み比べセット1100円。
九州に居ながらにして青森・山形・福島の東北シリーズが味わえます(笑)

まずはお通し。鳥笹身和え物、白身の韓国風和え物、鰤の白子です。
少量を舐めるように摘みながら3種飲み比べ。

この日だけなのか、いつもそうなのか親父さん一人のようなので、手の空いた頃合いを見て刺身3点盛をお任せで。
太刀魚炙り、コチ、イサキ炙り、イカとなぜか4点盛りですけど(爆)、親父さんのサービス精神の表れと感じました。

見てのとおり、エッジの立つイカもそうですが、白身の美味さは天草の矜持にも思えます。
長崎の魚介や博多の玄界灘の魚介も凄いけど、天草はまた一味違いますね。

仕上げに地元酒瑞鷹のぬる燗をいただきフィニッシュ。

店内もそう広くはないので少人数で訪ねて親父さんから魚の説明と天草の風土について聞きながらゆっくりやるのが良さそうです。
なかなか足を伸ばす機会もないので無理しちゃいましたが、次回こそは一次会で飛び込んでみたいものです。