官方消息
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店名 |
Wagokoro Izumi(Wagokoro Izumi)
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類型 | 日本料理 |
預約・查詢 |
075-351-3917 |
可供預訂 |
僅限預約
キャンセルポリシー |
地址 |
京都府京都市下京区烏丸仏光寺東入ル一筋目南入ル匂天神町634-3 |
交通方式 |
從烏丸站徒步10分鐘沿大原簿記學校的筋,左轉一筋目向右轉地鐵四條站 (與阪急聯係) 從5號 (佛光寺) 出口出來,馬上在左邊的佛光寺大道向左 (東) 。第一條向右 (南) 。 距离四條 216 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥20,000~¥29,999 ¥6,000~¥7,999 |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999¥10,000~¥14,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
サービス料5% チャージ料なし |
座位數 |
24 Seats ( 吧臺6席,4人用餐桌 (半包間) ×2,可容納6人左右的包間×1) |
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最大宴席可容納人數 | 10人(座位) |
個人包廂 |
可能的 可容納2人、可容納4人、可容納6人、可容納8人、可容納10~20人 有固定腳爐單間 (1間/6人~8人用/有門、牆壁) 有桌子單間 (1間/4人~10人用/有門、牆壁) |
包場 |
可能的 可容納20~50人 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 請咨詢店鋪 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位,有日式包廂,有日式圍爐座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
服裝規定 |
智能休閒 |
開店日 |
2016.2.20 |
正月3日からの京都滞在の第2弾。京都に来たら本格的な和食をと言う事で事前予約したこの店。ホテルからわずか数分の場所なのだが四条の中心部とは思えない程静かな裏通りに位置する。
旅館を除いて京都で最も奮発した店。どの様な料理が出るのかワクワクしながら中庭がガラス越しに見える個室に通される。
予約したのが季節のおまかせ10品 28,880円と言うコース。食べながら連れが必死で説明内容を書き留めたメモベースだが、
先付け1: 子持ち昆布、長芋、人参、赤大根
先付け2:汲み上げ湯葉、堀米芹、甘鯛煮凝り酢
椀:白味噌雑煮金粉、芹、里芋、人参、干し鱈
刺身:大間マグロ、鯛、鯨、赤貝
クワイもち焼きカラスミ茶碗蒸し
八寸:ナマコみぞれ和え、数の子、黒豆、いくら、金柑、チョロギ、数の子、人参、鮑
※氷の様に冷やされた竹箸
蒸し物:菜の花からし和え、鴨卵蒸し物
焼き物:プリの西京焼き、堀川牛蒡
セコがに
近江牛、百合根、銀杏、木耳入り蕪蒸し
茶粥、揚げ湯葉
香の物:ちりめんじゃこ、蕪、牛蒡、辛子菜
水菓子:ことか苺、洋梨、ベニマドンナ、ブラマンジュ
和菓子:椿の雪囲い 抹茶
と言うラインナップ。日本料理の正式献立名(先吸い、向付け等)を良く理解していないので悪しからず。
まだ正月松の内という事で先付けはいきなり辰の器に入った縁起物の「子持ち昆布、長芋、人参、赤大根」の先付け。寿の文字入りの箸袋に入った箸を取り出し食事がスタート。
椀物で「白味噌雑煮金粉」が出てきて正月気分が最高潮。関東では馴染みの薄い白味噌仕立て。独特の濃厚さ、それでいてしつこく無い。出汁の為せる技なのだろうか?美味い。
この後続く本格的な京料理。一品一品手が込んでいて味の強弱をつけた素晴らしい味。「味付け」と一言で片付ける事ができない、深みを感じる物なのだ。毎回思う事なのだが、和食、特に会席料理はメインの焼き物に至るまでの先付け、八寸、お椀が醍醐味。一見体裁を整えた会席料理も決して不味くは無いのだが、この店の味は全く異次元のものと思わせてくれる。「京都」に呑まれたと言ってしまえばそれまでなのだが、「呑まれる」雰囲気(京都である事は当たり前だが)、器、盛り付け、演出の総合力では無いかと感じる。
一例を挙げると、八寸(お盆の様に大きな器に2人分凝った料理が盛られていて、手元の銀杏の形の小皿に取って頂く形なのだが、お盆に取り分け用の長い見事な竹の箸が付いているのだが、この箸を持った瞬間ビックリすることになる。とても冷えていて冷たいのだ。当然「竹の箸がギンギンに冷たい」意味を考えるが思いつかない。
フロアスタッフが料理を運んできた時に聞いてみると、とても丁寧に、竹の箸の側面の緑の部分の色を鮮やかにする為、と説明してくれる。時間が経つと室内温度になり緑の色が色褪せると言うのだ。通常の状態の緑では無く、水で湿らせる緑でも無く、もてなしの為に美しい緑色を出すだけの為に箸をギンギンに冷やすと言う訳だ。正直なところ“恐れ入りました”と言う気持ち。
御飯物は茶粥。
本格的な茶粥は何十年ぶり。
揚げ湯葉が付けられていて、香の物は「ちりめんじゃこ、蕪、牛蒡、辛子菜」と来るからもうこれだけでお粥のおかず。茶粥自体は抜群に美味しいものでは無いが、良い意味で一歩引いた味が白米よりも食事の舌を穏やかに引き締めてくれる。
水物と甘味の両方が出されるのだがお薄まで出る。そして甘味の出し方が食事の最後を飾るのにふさわしい。雪除け・霜除けをイメージしたのだろうか。テントの様に簾の上部を窄めて下部を広げてその中にピンク色に和菓子が収められている。この仕掛けは和食の店、旅館などで刺身が盛り付けられたりする事があるが、私には最後の最後まで手を抜かないこの店の心遣いの様に感じる。
美味さの調和とでも言ったら良いのか、気付かぬうちに旨さに溶け込む事が出来た。長丁場の会席料理、食べ続けるうちに、何か味の変化が無いと思う隙が無いのである。一言で表現するならば、非常に美味しい、しかも今回は「正月」と言うスパイスが加わったので、一層心に残る会席料理となったのである。