【清水五条】季節を纏うひと皿に幸せを感じるランチコース。
先付け
外観
京都産とり貝と黄韮のお鍋 日本酒
京都産とり貝
向付け
焼物
稚鮎
稚鮎ととうもろこしの揚げ物
お凌ぎ
和久傳の味を継承する白和え
とり貝のお鍋
とり貝をしゃぶしゃぶ
むっちりして濃厚な肝のとり貝
ご飯 新生姜と桜鱒の炊き込みご飯
柳蕎麦
柳蕎麦
桜鱒の焼物
椀物 アオハタ じゅんさい
椀物 アオハタ じゅんさい
先付け 北海道産毛蟹 新蓮根
Rococo TOKYO White
美味しい鯖寿司
お菓子 自家製蓬餅
お薄
猪口選び
見つけるといつも注文する限定のホワイトビール
杦SEN
乾杯
店内
店内
店内
鯖寿司は1つづつ丁寧に炙って出してくれます
主人の杉澤さん
料理をしているキリッとした顔も好きですが笑顔も素敵です。
外観
5月の高瀬川
店名 |
SEN(SEN)
|
---|---|
類型 | 日本料理 |
預約・查詢 |
050-5589-8991 |
可供預訂 |
僅限預約
完全予約制になります。 |
地址 |
京都府京都市下京区五条通柳馬場上ル塩竈町379 |
交通方式 |
京阪清水五條站步行6分鐘・距離清水五條站 (京阪本線) 450米 距离五條 402 米 |
營業時間 |
|
預算 |
¥20,000~¥29,999 ¥15,000~¥19,999 |
預算(評價匯總) |
¥40,000~¥49,999
|
付款方式 |
可使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
收據 |
可開立符合發票規定的收據 註冊號碼T8130001065988 *有關最新的註冊狀態,請查看符合國務院發票系統資格的發票發行人發布的網站或聯絡商店。 |
服務費收費 |
另外,收取10%的服務費。 |
座位數 |
7 Seats ( 吧臺席·單間1個 (最多6人)) |
---|---|
個人包廂 |
可能的 可容納6人 有單間,請打電話咨詢 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 附近有投幣式停車場 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒 |
---|---|
料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
|
---|---|
位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
可提供兩個半小時以上的聚會 |
網站 | |
開店日 |
2018.3.20 |
電話號碼 |
075-361-8873 |
備註 |
※酒套餐:每瓶5,500日圓(含稅)。 |
本日のランチは京都で行きたいお店の中の一軒、素敵なご縁あって訪れることが叶いました。
清水五条から橋を渡り柳馬場通りに入って直ぐのところにある日本料理の「杦SEN」さんです。
この辺りは住宅街で周りと一線を画す京町家の狭い間口が慎ましく愛らしい姿。
見上げると屋根瓦に菖蒲の葉を刺して並べてあるのですがこの季節だけ見れるものだそうです。
京都では昔より旧暦5月5日には宮中で「端午節会 (たんごのせちえ) 」が行われていたそうで、
葉が鋭い剣の形で香りが強い菖蒲が邪気を払うとされ、屋根に菖蒲を並べて葺くという風習があるのだとか。
古都の風情を偲ばせる趣ある景色です。
暖簾を括り照明の少し落とされた店の作りはまるで茶室の様な設え、店の隅に飾られた季節の野花が無駄なものを一切削ぎ落とし静かで真正な空間の中に鮮やかに漆盆の色が映えています。
主人である杉澤さんは京の名店「赤坂菊乃井」や「室町和久傳」で研鑽を積み、 イギリスに渡りさまざまな経験の元学び2018年にここ清水五条で自身の名字である「杉」と「和久傳」 の 「久」 が入った「杦(SEN)」を開業されたのだそう。
現在ミシュラン一つ星に輝く日本料理を牽引する料理人のお一人です。
本日はランチコース¥12100をお願いしています。
先ずは食前酒から飛露喜特別純米の菖蒲酒の心清める杯をいただいてから
山あじさいが添えられた懐紙を取ると毛蟹の入り蒸しが現れ蓮根の擦り流しにうすい豆となんとも清澄な味わい。
季節の移ろいに触れる先付けでした。
椀からは葛打ちしたアオハタと新物のじゅんさいがふんだんに入ったとろりとしたお出汁、上にはイタリアの品評会で一位になったという日本のラティーナ蕪が添えられています。
ふっくら焼き上げられた桜鱒は和久傳で定番のたれで仕上げ山椒の香りがその味わいを引き締め、
勢いよく泳ぐ稚鮎は躍動感そのままにからりと揚げられ口に広がる肝の苦味が初夏の訪れを告げ京の豊穣に包まれる。
素晴らしかったのが今日のメインの京都産のとり貝の鍋。
大皿に乗せられた二枚貝の山は殻から外すと黒い嘴の様に先が墨の色をしてそれを黄韮ともに軽く湯通しする。
活とり貝は弾力があり濃厚な肝と黄韮のシャキッとした歯応え、添えたもずくと少し癖のある肝は通を喜ばせる味わい方です。
そして締めのご飯は嬉しくなる3品、
欲張りな私は桜鱒と新生姜の炊き込みご飯と焼き鯖寿司、柳蕎麦と色々楽しませていただきました。
程よい酸と甘みの焼きサバは食べる前に焼き場で皮目を炙り立ち昇る煙の香ばしさを重ねる。
シャリの詰まり具合、とろける脂の馴染み方といい丁寧な仕事の一端が窺えます。
気になる柳蕎麦のこともお伝えしましょう、こちらお蕎麦かと思いきや出てきたのは刻み葱が乗せられた素ラーメン。すっきりとして麺とスープの加減も絶妙です。
どれも少量ですし一品減らすこともできるのでコースの隅々まで楽しめることができました。
旬の素材を器やしつらいに季節を映し
手間を惜しまず緻密な技で老舗の味を受け継ぐ杦SEN。
また女性料理人の姿が多いことも嬉しかった。
ポジティブ・アクションは重要でこれからは女性にも活躍してもらうことが和食文化の未来を支える前進と言えるのかもしれません。
踏襲しつつも多様性に優れたこれからの京都の日本料理を継承してゆく日本が誇るお店だと思います。
わざわざ訪れる価値のあるお店です、
ごちそうさまでした。
*.˚‧º‧┈┈┈┈┈┈┈┈┈‧º·˚.*
【ランチ12100円コース】+ドリンク
1. 先付
2. 椀
3. 向付 1
4. 向付2
5. 焼物
6. お凌ぎ
7.鍋
8. 御飯 (3種)
9. 菓子
10. お薄
◇Rococo TOKYO White
◇特別蔵出し 純米吟醸 杦
◇ おだやか 純米吟醸 雄町