店名 |
Ippo Do Cha Ho
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類型 | 咖啡店 |
預約・查詢 |
075-211-4018 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
京都府京都市中京区二条上ル常盤木町52 |
交通方式 |
距离京都市役所前 405 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999
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付款方式 |
可使用卡 可使用電子錢 无使用二维码支付 |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
此時建議 |
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網站 | |
備註 |
京都本店内に併設「喫茶室嘉木」が有ります。 |
6月の土曜日、数年ぶりに一保堂本店を訪ねました。
自宅から京都駅が近いので、伊勢丹のデパ地下、祗園あたりでは高島屋で買うことが多かったのですが、今回は鳩居堂で和綴じの和紙のノートを買うついでに、少し足をのばして寺町二条の本店に。
このあたり、昔は良く来たものです。
かつては、梶井基次郎という作家の小説「檸檬」に出てくる八百卯という名の果物屋さんが角にあり、その近くにはスポーツ小西・マウンテンという、80年代初頭、日本にもアウトドアブームが来た頃、この店で登山用品や当時は珍しかったチノパンなどを買って山歩きに出かけたものでした。
京都は学生の町で山歩きも人気がありましたから、登山靴を作る店などもありました。
しかし、いつの間にかそういう専門店が少しずつ消えてゆき、今の寺町に。
一保堂は古いお店です。そんな時代にも静かに佇んでいましたね。
この日はお茶がなくなってしまったので一通り買うつもりで、オンラインショップで商品を選び、こういうお店ではお茶にも名前がついていることもあって、忘れないように一通りの名前を書いて持参です。
寺町通りには季節柄街路樹に沿って紫陽花が咲いていました。
そうして三々五々お客さんが店内に。
外から見ると分かりませんが、一歩店の中に入ると左右に10名ほどの人が立っています。
でも買い物をしているのは数名。店の奥にある茶寮でお茶を飲む人たちが順番待ちの様子。
カフェの感覚ですね。お茶に添えられる和菓子も特別なものがあったように記憶しています。
目配り、気配りという言葉があります。
これだけの人の中で、さて買い物はどうしたものか・・・
その時、奥の方から出で来た女性の店員さん、店内を見回しながら目が合うと、察してもらえたよ
うでこちらへと案内され、これが欲しいと用意したメモを見せた上で、抹茶のドリンクをテイクアウトしたい旨を伝えました。見つけてもらえたという感じですね。
奥にある椅子のカウンターに案内され、こちらでお待ちください、と。
偶然だったのか、そういう接客が当り前にできるのかは正直判りません。百貨店の店舗でも、同じような応対を経験しているので、たぶんそれができるお店なのだろう、と思います。
まったく同じではないのですが、俵屋旅館のグッズを販売しているギャラリー遊形、鳩居堂などそれぞれに気持ちの良い買い物ができるお店、ありますね。
この日買ったのは、
・玉露 萬徳 中缶箱
・抹茶 松韻の音
・玉露粉
・煎茶粉
・テイクアウト 温かい抹茶
でした。
不作法モノなので、茶道は習っていません。京都は抹茶を飲む機会が多いので、昔、こちらではじめの一保というキットを求めて、和菓子を食べる時に淹れたり、粉茶は、もともと濃いお茶が好きなもので、玉露はとろりとした甘い味わいをたまには、そんなセレクトです。
テイクアウト、当日は少々涼しげなこともあり、飲みながら歩きたい気分で。
本能寺の境内にはいり甘い香りのクチナシの花を眺めながらいただきました。
自分でたてる時より香りと滑らかな舌触り。俺は下手なのかな・・。
その日に購入したお茶の中から、気分で、玉露やほうじ茶、抹茶など、プロが淹れた味を確認することも大切な役目で、こんな味が出せたらいいのかな、なのですね。
季節柄この玉露を使って水だしのお茶も試してみようとそんな目論見もあります。
ところで、有名無名を問わず、老舗の店構えを写真に撮ったり、買い物袋や包装紙など、これはいいと感じたものをコレクションしています。
一保堂は、本店では一部の商品に和紙の包装紙を使用することが知られていて、この日は玉露がそうでした。そして包装紙をほどいてゆくと紙箱に入った缶のお茶。
この茶筒に貼ってあるレトロな絵柄も買い増すたびに増えてきてペンスタンドやら調味料入れなど用途は様々ですが、そんなお愉しみも隠れています。
秋口にまた訪れるつもりです。