官方消息
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店名 |
Comme ci comme ca(Comme ci comme ca)
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類型 | 法式 |
預約・查詢 |
075-771-0296 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
京都府京都市左京区岡崎法勝寺町124-4 |
交通方式 |
電車地鐵東西線東山站徒步13分鐘市營巴士5・32・100“岡崎公園・動物園前”下車即到 距离東山 734 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥15,000~¥19,999 ¥15,000~¥19,999 |
預算(評價匯總) |
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
6 Seats ( 1組最多4人) |
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最大宴席可容納人數 | 6人(座位) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 附近有投幣式停車場 |
空間、設備 |
平靜的空間,座位寬敞 |
酒水 |
有葡萄酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
服裝規定 |
請勿穿著極度休閒的服裝 (例如沙灘涼鞋、木屐、短褲等) 。 |
網站 | |
開店日 |
2015.5.27 |
備註 |
攝影:不可使用閃光燈約2個月後開始接受預約12歲以上兒童可進店 |
☆ コムシコムサ(京都・フレンチ)について ☆
1 はじめに
コムシコムサは京都市岡崎に店を構えるフレンチレストランで、かつては、東山二条で16年間営業されていた有名ビストロで、2015年にこの地にレストランに形態を変えて移転してきました。
コンセプトは、各地の厳選した食材を生かし、親しみやすく、やかりやすい料理を提供することを心がけているとのこと。(HPより。)
東山時代に何度か予約を入れようと試みたものの、一度も予約を取れた事が無く、今回は念願叶っての初訪問となります。
場所は、地下鉄東西線「東山駅」から徒歩15分。近くには、京都動物園や有名なうどん屋があり、二条通りから少し上がった場所に位置します。(権太呂の駐車場の北側です。)
祝日のランチに訪問し、訪問日は7割程度の客入りでしたが、ゴールデンウィークの初日ということもあり、普段の様相とは異なるかもしれません。
なお、予約は、2か月前の同日AM10時から電話予約を受け付けており、ランチの営業日は金土日のみで、12時入店がマストという縛りがあるので注意が必要です。
2 雰囲気について
レストランは、二条通りからちょっと奥に入った住宅街の中に立地し、観光客で溢れかえる京都市内の喧騒を忘れることができます。
店舗の外観は、そんな閑静な住宅街に溶け込むかのような質素な佇まいで、店の看板らしきものは無く、お店を識別するものは外壁に刻まれている店名ぐらいで、初訪問ということもあり思わず通り過ぎてしまいました。
反して内観は豪華で、入口のドアを開けるとウェイティングルーム、ウエイティングルームの先には右手にカウンター席、左手にテーブル席という座席構成です。
私はテーブル席に案内されたのですが、テーブルは広い円卓で、隣席とのスペースも広くとられ、非常に快適に食事と会話を楽しむことができるでしょう。また、テーブル席の前には、大きなガラス越しから坪庭を眺望することができ、庭自体はもうちょっと手入れが必要かと思われますが、彩光が素晴らしく、更なる快適さをもたらしてくれることに寄与しています。
なお、カウンター席は一人で利用しやすい雰囲気で、現にお一人様でこられている方が2人利用されていました。今回は2人で利用しましたが、仕事等で1人で京都に来たときには是非とも利用したいなと思わせるものでした。
3 料理について
料理は、ランチ・ディナー共に、シェフのおまかせコースのみとなっており、詳細については次のとおり。
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〇 ランチ ¥5,440(サービス料5%・税金8%含む)
※ 金・土・日曜のみ営業
〇 ディナー ¥10,800(サービス料10%・税金8%含む)
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訪問日のランチの構成は、アミューズ、前菜3品、スープ、メイン1品、デザート、カフェ、小菓子という構成で、メインだけは選択することができます。
料理の傾向としては、いろいろなものを少しずつ提供してくれ、かつ見た目が鮮やかであるため、一見モダンな印象を受けますが、ソースがしっかりしていたり、食材の組み合わせが割と王道だったりと、ベースとなるものは明らかにクラシカルの技法によるものと思われます。
なお、同じテーブルでも異なる料理が供されたり、他のテーブルと異なる料理が供されたりするのが見受けられ、変幻自在の料理構成となっています。個々の料理の簡単な感想は次のとおりです。
〇 アミューズ チーズを纏ったプチシュー【★3.3】
表面に香ばしいチーズを纏ったプチシュー。
食前酒との愛称も良く美味しいのですが、ありきたりとも言えます。
〇 パン【★3.6】
パンは全粒粉のパンが供され、バターとタプナードソースが添えられています。個人的にはタプナードソースがヒットで、食前酒との相性は、アミューズよりパンにタプナードソースを塗ったものの方が良いように感じました。
〇 前菜:カツオの燻製【★3.7】
料理が乗った皿にガラスの蓋が載せられた状態で運ばれ、テーブルの前で蓋を開けると燻製の煙が広がるというサプライズ的な要素を取り入れた一品。テーブルに運ばれるまで煙を纏っていたということもあり、カツオに香ばしい燻香が纏わりついていて美味。
樽の効いた白ワインを欲する味わい。なお、相方はここでトマトと海老の前菜が供され
ていました。
〇 前菜:タケノコアスパラ 卵黄 パートフィロ【★3.8】
アスパラガスとタケノコをパートフィロで包んだ季節の一品。ソースはポルト酒を煮込んだような濃厚なソースにトリュフが入っているというもの。ソースの中央には卵黄の表面だけ凝固させたものが添えられた一品です。訪問時の京都はタケノコの収穫シーズンだけに季節のものを提供してくれることにまず感謝。当然のようにタケノコの香り、味の甘みが強く感じられます。また、卵黄のトリュフの愛称の良さは言うまでもなく、いろいろ混在した旨味が押し寄せてくる一品です。
〇 前菜:シカ肉のパテ【★3.6】
シカ肉のパテにリンゴのピュレをのせピクルスを添えたもの。ジビエを使用しているだけに豚肉のパテより力強い味わい。リンゴのピュレも力強いパテの味に負けない酸味があり肉の旨味をより引き立てている印象。
〇 スープ:カブのスープ【★3.6】
カブのスープに根セロリをのせたもの。ほっこり安心する味わいで、箸休めに丁度良い。スープにはオリーブオイルが使用されており、喉越しも滑らかで美味。
〇 肉料理:サーロインのロースト【★3.7】
サーロインをシンプルに焼き上げたもの。ソースはジュのソースを使用しているものと思われます。全くと言っていいほど飾り気がない料理ですが、ココに至るまでに数々の食材を使用した料理ばかりいただいていたのでシンプルな肉の塊が逆に新鮮。飽きのこない味付けのため、最後まで美味しくいただけ、コースの構成的にも好印象。
〇 グラニデ/チーズ盛り合わせ/デセール【★4.2】
グラニデは、パンナコッタ・フルーツ・ジュレの構成で爽やか。その後にミモレット・ロックフォール・シェーブルの盛り合わせが供され、特にトロトロのシェーブルが美味。
デセールは、桜のブランマンジェと牛乳アイスが供され、桜のブランマンジェは桜餅を食べているような香りと味わいで、不思議な間隔でしたが非常に美味しかったです。
なお、チーズの盛り合わせは、私の席だけに供されたので、お酒の飲む量によって、デセールのボリュームを減らして、チーズを提供するのかもしれません。
〇 カフェ/プティ・フール【★3.8】
カフェは、コーヒー・紅茶・エスプレッソ・カプチーノ・カフェオレから選択可能で、カフェオレを選択。コーヒーは深い味わいでミルクも豊潤なものが提供され、最後まで抜かりは無し。プティ・フールは3種供され、かなり満腹になりました。
3 ワインについて
グラスワインのラインナップは以下のとおりで、アミューズに合わせてスパークリングワイン、前菜・スープに合わせて白×4、肉料理に合わせて赤ワインをいただきました。
グラスワインはいずれも1,000円以下で、ガスコーニュ等、ランチタイムは安くて美味しいコストパフォーマンスに優れるワインが多く、それぞれ味わいが明確に異なるワインを取り揃えている印象。
なお、メニューにあるグラスの白を全種類飲み終えた後、別の種類の白を用意してくれるなど、何か希望を言えばメニューに無いワインを出してくれるかもしれません。
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〇 スパークリングワイン
・ クレマン・デュ・ロワール・ブリュット/ロワール(900)
・ ドゥーシェ (2,300)※ハーフボトル
〇 白ワイン
・ シャトー シャントロワゾー/ボルドー(850)
・ リースリング/ドイツ(950)
・ エリザベート/ガスコーニュ(980)
〇 ロゼワイン
・ グルマンディーズ ロゼ/プロヴァンス(980)
〇 赤ワイン
・ ムーンダラー/オーストラリア(980)
・ シャトー デュドン/ボルドー(980)
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4 サービスについて
サービスについてはマダムの独壇場。
かなり客との距離感が近く、普段使いであれば、ちょっと対応が面倒くさい感はありますが、馴染みのない旅先で食事をするとういうシチュエーションであれば、積極的に話しかけてきた方が有難い。また、店の広さのわりに座席数を抑えているので、隅々まで目が行き届き、何不自由なく食事と会話を楽しむことができるでしょう。
5 総 評
コストパフォーマンスに優れる料理と快適な雰囲気がこのレストランの最大の魅力。料理は、見た目は軽やかなモダンフレンチの印象がしますが、味にメリハリの効いた力強い味わいの料理が多い印象。提供される料理数も多く、コストパフォーマンスに優れ、とても5,000円台のコースとは思えません。また、店の敷地面積は大きいのですが、座席数が少なく、1人1人の占有面積が大きく非常に快適。久々に京都に観光に行ったのですが、外国人観光客の増加と喧騒の酷さは衝撃的で、今回の京都旅行で、コムシコムサの店内が一番リラックスできたような気がします。
個人的には、一人で利用しやすいカウンター席が気になる存在で、出張等で一人京都に訪問することになった際には、是非利用したいと思います。