洗練された京を感じる美味しい京ト麺 : Kyoutomen Gion Higashiyama Tsujihana

こちらのお店は日本料理店から10月20日に麺とカレーのお店としてリニューアルオープンされたました。

お店に到着したの開店時間の11時、他にはお客さんはおらずカウンター席とテーブル席の好きな方を選ばせていただける事になりテーブルでいただく事にしました。

メニューは麺とカレーの2種類のみ、いずれも食前酒、先付け、メイン、デザートで構成されており、今回は「京ト麺」(2,200円)をいただく事しました。

最初に運ばれ来た食前酒は「聚楽第」、俳優の佐々木蔵之介さんの実家のお酒が使われており、キリッとした辛口の美味しいお酒です。

続いてお盆トレーに乗せられた先付、醤油らーめん、別皿に盛り付けられた具材が運ばれて来ました。

先付は、京赤地どりのテリーヌ赤玉葱のジャムで濃厚なテリーヌに酸味のあるジャムが合わされさっぱりとした味わい、くちなおしにいただくととても良いです。

醤油らーめんは醤油のキレとコクを感じる鶏スープですが、とてもあっさりとしておりとても和風な味わいです。

麺は麺屋棣鄂の特製麺が使われており、香ばしさが残された歯切れの良い細麺で和そばを思わせる味わいです。

具材は「金箔が飾られた京鴨ロース、京赤地鶏むね塩、もも炙り醤油、パルメザン煎餅、牛蒡煮、牛蒡ソース、焼き白葱、じゃこナッツ山葵油、九条葱」
そのまま食べても良いとの事でしたが、全ての具材をラーメンにトッピングをします。
そうする事で地鶏や京鴨の旨みやコクがスープに溶け出しスープの旨みに厚みが出ます。

京赤地鳥のハリのある肉質や京鴨ロースのコクと粘りを感じる肉質がとても美味しく、焼き白葱やじゃこナッツ山葵油、九条葱もスープに更に旨みを加えとても美味しくいただけました。

デザートのほうじ茶のティラミスはチーズがとても濃厚でコクがあり、ドラ焼きの甘さとほうじ茶の風味がとても美味しく最後まで満足する事ができました。

最初に「ラーメンに2,200円！」と驚くかもしれませんが具材の質や料理の構成を考えると妥当な価格だと思いました。
京都らしいお店なので観光でこられ方にオススメしたいお店ですが地元の方が食べても納得できるラーメンだと思います。