独創的なフレッシュハーブのカレー : ANDANTE E CANTABILE

春から夏はフレッシュハーブのカレー、
ハーブが手に入りづらい秋から冬は薬膳カレーとパスタを出されるお店です。

フレッシュハーブのカレーがかなり美味しいと聞いて長年気になっていたのですが、
営業が平日のみで、なおかつ普段あまり行かないエリアなので、足が遠のいでいたお店です。
平日に自由な時間が取れたので、訪問してきました。
（店主さんと話していて、現在は月に1回くらい、土曜日営業もされているみたいです。）

ホームページで予約を強くお勧めされていたので、念のために当日電話で予約をお願いしてから伺いました。
市バスに乗って吉田山の麓へ。京大の東側の細い路地の住宅街です。

住宅の1階で営業されているようなお店です。
カウンター席が５、６席と、お座敷が1組と小さなお店で、
雰囲気もご近所さんのお家にお邪魔するような気軽さ。
店主さんのお人柄もあってか、常連のお客さんが多そうな印象でした。
平日ですが賑わっています。

■フレッシュハーブカレー
グリーンカレーなんて目じゃないほど爽やかなグリーン色のカレーです。
ライスは別のお皿で、ターメリックライスにたっぷりのフライドオニオンがかかっており、
カイワレが添えられています。

ハーブを使ったカレーですが、一番最初に存在を感じたのは生姜でした。
他にもバジルやパクチーもたっぷり入っているそうですが、
パクチーの風味はそれ程感じません。
通常のグリーンカレーのようなココナッツミルクとは違うマイルドさとハーブの香りがします。

硬めに炊かれたライスと、たっぷりのフライドオニオンもよく合います。
また、ルーの中には大きくてジューシーな唐揚げがごろごろと入っていました。

今まで食べたことのあるどのカレーとも違うけれど、独特で美味しいカレーでした。
食後は体がぽかぽかして、体にも良さそうです。

カレーには、ミニサイズの冷ややっこ（お塩とオリーブオイルで味付け）と、
食後のドリンクがつきます。
ドリンクは日によって違うそうで、この日はコーヒーとオレンジジュースと桃のジュースでした。

なかなか異色のお店ですが、これもまた左京区らしい。
フレッシュハーブカレー、カレー好きの人には一度、体験してもらいたいです。