コスパコスパ抜群の京野菜ランチ : Cha mata

北白川通り沿いにある京野菜を提供する和食屋さん。最寄り駅の叡山電鉄修学院駅から５分ほどの距離。

外観はいかにもシンプルであり、お昼になるといつも来客の車に囲まれているぐらいの人気ぶり。

ランチは一本のミニコースみたいなボリューム満点の定食が出されている。付き出し、煮物、メイン、ご飯、赤出汁、香の物という構成であり、その中のメインは定番のもの以外に、日により異なるものもあって、提供される数多く品から一つのメインと二つのメインを選べ、一つのメインにはプラス210円でい一品の追加もできる。この日二人で訪問で、一つのメインはかき揚げと半熟卵の揚げ出し、もう一つは鯛のあら煮と若鶏の八幡巻き（こちらの名物のようで）をセレクトした。

料理の味に関しては、とびきりの美味ではなく、毎日食べても飽きいることない家庭料理以上、高級料亭みたいな繊細さ未満のレベルで、普段使いに最適の味付けであったような感じ。お米は料理の質に相応の美味しさがあるが、おひつに盛られて運ばれるのでお代わりも自由ということになる。これはこれでいいではないか。いつも京都の和食屋さんが高いと皆さんが語っていて、自分も京都のランチのコスパに関しては総じて言えば大阪の方（特に都心）に劣る気がするが、たまにはこういうコスパ秀逸の店も出会えるではないか。

ただ、場所的にはやや不便なところがあると考えると、やはりわざわざ訪問する気が湧きづらく、その沿線の一乗寺とか修学院離宮とかのエリアに観光するついでに、ランチをすませる一つの良い選択肢でもなると思う。