私の外食の原点
私が子供の頃の話。
実家は自営業で両親が家でずっと働いていた。
高度成長期でもあり、自営業はそこそこ儲かったらしい。
金回りは社会全体としてよく、借金の金利が数%という時代だった。
実家が忙しく、夕飯の準備ができていない日が多かった。
そういう時にうちの家族が夕飯を食いに行く店が「古き良き」鐘園亭だった。
赤いテーブルに決して高価ではないイス。
店の端にはテレビが置いてあり、ナイター中継が映っている。
ここでおっさんたちがビールを飲みながら餃子をつまむ。
子供が飲むサイダーは、リボンシトロン。
古き良き昭和の中華屋だった。
「持ち帰り餃子10人前」を取りに行ったことも10回ほどでは済まない。
清水道にあった鐘園亭はその後業務形態を大転換し、さらにオーナーが何度も変わって
もう原形をとどめていない。
「鐘園亭」の名前、看板は今もあるのですけどね。
前置きが長すぎるが、こういう話なしには私の評価は意味をなさないのである。
この鐘園亭の泉涌寺店があることは知っていたのだが訪れることがなかった。
しかし先日、「なんとかパスポート」(^^);;にこの店が出ていたので、
久々に食ってみようかと訪れてみた。
ワンコインで食えるランチはボリュームもあり、なかなか良かったのだが
場所も便利ではないし、もう一度来るかと言われたら、うーん、どうだろう?
しかし私の気を引いたのは「餃子」だった。
昔懐かし、鐘園亭の餃子を食ってみたい、そう思い一人前を注文。
それを一口食った私の心が40年前に引き戻されていく!(うん、ちょっと大袈裟ね)
この体験を他の家族にも味わわせたい、そう思い、もう一度今度は家族で訪問した。
8人の大所帯だったので、餃子6人前×2、シズトウ(肉団子の春雨煮込み)、チャーハン×2、
かた焼きそば×2、鳥唐揚げ、鳥唐揚げ辛子ソース、レバニラ炒め、フヨウハイ(かに玉)、
実は8人にしては注文が少なかった。またビビっちゃったのよね。
でも、家族もみんな「懐かしい味や」と喜んでくれた。
オカンは「味って忘れへんもんやなぁ!」としみじみ。
特にシズトウ(獅子頭)は肉団子の感じも、スープの色も違っていた。
それを家族全員が「もっとあーだったこーだった」なんて話をする・・・
また楽しからずや。
総合点だけがやたら高くなる意味、わかった?(^^)v
とても楽しい食事会でありました。
店名 |
Shiyouen Tei(Shiyouen Tei)
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類型 | 中國菜 |
預約・查詢 |
075-561-2224 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
京都府京都市東山区第一日赤前 |
交通方式 |
距离東福寺 296 米 |
營業時間 |
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預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
66 Seats |
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個人包廂 |
可能的 可容納10~20人 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 11時~15時まで全面禁煙です 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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ふるさとの訛りなつかし停車場の、という歌があるが、
この店は私にとってそれに近いものを感じさせるのである。
この近くに用事がありついでにランチを食べようということでここに訪れた。
実はここに来るのは4回目である。
今回は鶏の辛子炒めとご飯、餃子を注文した。
特に何と言う事は無い、普通の町の中華屋さんなのであるが、
私にとってはなんともノスタルジックである。
味のみならず、店内の雰囲気、テレビの感じ、厨房から聞こえてくる料理の音。
なんとなく40年前の雰囲気を感じさせてくれるのである。
わざわざランチを避けて単品で頼んだのでやや高価なランチとなってしまったのではあるが、
ノスタルジーを感じさせてもらったということを考えにいれれば安いもんである。
またこれを感じたくなったら食べにこよう!(^^)