店名 |
Akaoya
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類型 | 其他 |
預約・查詢 |
075-561-3032 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
京都府京都市東山区本町7-21 |
交通方式 |
京阪電車「七条」駅から、徒歩約5分。 距离七條 193 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
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停車場 |
可能的 詳細はホームページ。 |
空間、設備 |
平靜的空間 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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服務 |
提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童 |
網站 | |
備註 |
「京つけもの」のテイクアウト専門店。 |
僕には、一つのコンプレックスがある。京に住んでいた者として、「太秦」という碁盤の目から外れたエリアに住んでいたコトだ。京というのは時代とともにいわゆる市街地が変遷しているのは言うまでもない。しかし、碁盤の目の中に住んでいた京の人とは違う風習を持ち合わせているコトが多々ある。東京のように祭りや縁日以外は、風習として伝わる生活スタイル自体をほとんど持ち合せていない街では、さしてどこに住んでいようと大きな影響は無い。それが、京都という街では違うのだ。
ちょっと前に、ココ赤尾屋の漬物が送られてきた。僕自身、昔から、赤尾屋のナスの漬物やしば漬け、それに「すぐき」など、好んで食べてきた。また、お中元やお歳暮などにも大量買いをしたモノだ。京都人にとって漬物は特別な意味を持つ。いや「漬物」と言うとピンとこないが、「京つけもの」と言えばしっくりくる。
そこで、食べログ上での評価などを興味を持って見て見た。「西利」「打田漬物」「八百伊」「土井志ば漬」「大藤」「大安」あたりが出てくるのはまぁわかる。そして、ちょっと風変わりなところで「なり田」「近為」あたりか。しかし、やっと見つけた「赤尾屋」が、口コミ無し?
京都の我家の食卓では、「赤尾屋」さんの漬物が、いつも上座にあった。そこで、冒頭の件に戻る。誰か、京都の方で、この赤尾屋さんの漬物を推してくれる方はいませんか? 僕の家だけが赤尾屋さんの漬物を推していたのだろうか?はたまた、昭和の時代に京を離れてしまった者として、時代の移り変わりとして見なければならないのかはよくわからない。
京の習いは、場所場所によって異なるコトが多々ある。それは、京の歴史が並々ならぬ多難な時代を送ったコトの表れでもある。しかし、いやいや、それにしてもである。「赤尾屋」さ~ん。何故、置きざられた?そんな感覚が強い。
(ちなみに、お祖母ちゃんは「赤尾さん」と呼んでいた。また、創業は元禄12年。1699年である。)
漬物の詳細は、ホームなり何なり見ていただきたい。ただ、一言で言うのであれば、他の漬物より、野菜本来の味がシッカリする漬物だというコトだ。見た目は、地味な感じを受けるかも知れない。しかし、味だ。多くの店が、合成保存料や合成着色料などを使う中で、一切そういうモノに頼らず、ただただ旬の野菜を漬物にする。しば漬けをはじめ、浅漬けも古漬けも、野菜のウマさが伝わってくる漬物。僕にとっては、今もかけがえのない漬物だ。
(文責:京夏終空、2014.7.24)
(3.09/2018.1.21)
(※写真は、後日掲載。)