のんびりと～ : Kirinya

こちらは飯高にあります茶工房かはださんの隣にあるパン屋さんです。
かはださんの娘さん夫婦が営んでおられ、週に1日だけのパン屋さんです。

パンを求めるには木曜日しかなく、その木曜日もたまに休業されておられます。
12時オープンですが、すぐに入れる訳ではなく、10時に受付表が店の前に出されるので、そこに書いて順番に入っていきます。
更にその受付表を書くにもあらかじめ並んでいないと結局後ろの方になってしまいます。

前に10時3分に訪れた時には既に10番目だったので諦めました。
その為今回は8時55分頃に着きましたが、既にお一人待っておられ2番目でした。

お店の前は台風の影響で増水した水が川に流れていますが、その水は雄々しくもありますが、澄んだ青い色をしておりとても綺麗でした。

川の唸り声を聞きながらベンチに腰掛けます。
すると金木犀の香りが漂ってきました。
そして冷たい山の息吹も。
山々に囲まれ自然の一部であると実感し、持ってきた本を読みながらのんびりとパンを待つ。(この日持ってきた本は自然の優美とは正反対の内容のものでしたが、それもある意味自然の一部か)

9時を過ぎると次々にパンを求める方が来られ、最終的に9人並びました。
記帳を済ませると12時まで自由です。

道の駅飯高で珍しい大銀杏茸とわさびを購入し、八十八屋さんで松阪牛しぐれを車内で食べ、酒屋のかわぶさんを巡り12時までゆっくりと時間を過ごすことができました。

12時になりオープンです。
靴を脱ぎ店内に入ります。
お店には4人までしか入る事が出来ません。
それ程狭いです。そして暗いです。
しかし所狭しと置かれたパンはそれぞれ主張しどれを買えばいいのか迷います。
どれも魅力的だったので結局ほとんどの種類を買ってしまいました。
パンで3000円も超えたのは初めてです。
しかし最初の方は7000円分も買っておられたのは驚きです。
最初の一巡でなくなってしまうものもあり、これは10番目ではほとんど残っていないでしょうね。
2番目で良かったです。

おうちに帰り早速食べてみます。
レシートなどはなく、どれがどれだったか覚えていません。。。
しかしどれもフィリングは豊富で食べ飽きません。
そしてどれを食べてもハズレはなく、どれも美味しかったです。
ただ、全てハードなので顎が疲れます笑
惣菜パンとは違い腹持ちはいいですね。
晩ご飯がいらないくらいでした。

なかなか買うのにハードルが高いですが、予約も可能なので次回からは予約して買うようにしようと思います。
この日は肌寒かったですが、のんびりとした時間を過ごすこともできたので貴重な体験でした。

またお伺いします♪


（-人-）