官方消息
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店名 |
Ryouriryokan Tachibana
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類型 | 旅館、海鮮 |
預約・查詢 |
0599-57-2731 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
三重県志摩市磯部町的矢310 |
營業時間 |
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預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA) 可使用電子錢 |
座位數 |
80 Seats |
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個人包廂 |
可能的 可容納30人以上 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
平靜的空間,座位寬敞,有日式包廂,有卡啦ok |
料理 |
對魚類料理講究 |
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此時建議 |
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服務 |
提供外帶服務 |
網站 | |
備註 |
※9月以外、的矢牡蠣料理を楽しむことができる |
この日の朝も、いつものように新聞を広げるところから1日が始まりました。厚いちらしの束を、1枚1枚吟味して。ここの、スーパー、醤油の安売りに強いよなあ、とか、ここの薬局、このブランドのシャンプーだけ毎月安い、とか。もう、どのスーパー、どのお店が何に強いかだいたい分かってます。ほれほれ、このスーパー、またやってるよ、カップ麺65円、お一人様10個まで。
けだるい朝がいっぺんに希望の朝になったのは、1枚のちらし。柏高島屋に、あの橘旅館のイートインがやって来る!これは、開闢以来初めて。まさかあ。
橘旅館のことを知ったのはずいぶん前のことになりますが、的矢湾でとれた新鮮なブランド牡蠣、的矢かきを食べさせてくれる料理に秀でた旅館である、との紹介でした。牡蠣をいかにおいしく食べれるようにするか、工夫と伝統の力でひろく知れ渡った旅館です。
いつも思うのですが、これまた、タイミングよすぎる、っつうの。だって、あの満漢福で中華料理のかきとほうれんそう炒めを食べてUPしたのが、1月11日、あの龍鳳館で台湾料理のかきのサクサク揚げを食べてUPしたのが、1月15日。そして、この的矢かきを行列に食べさせて、おお、やっぱり日本料理の牡蠣が一番!!なんて、結論を行列に書かせるつもりなんだろ。もお、三重三重だよ。そうです、三重にはまだ行ったことがない。
待ちに待ったこの日。食べに行って来ました。柏高島屋の本館の地下2階が会場です。このシリーズのキャッチは、グルメのための味百選。全国から選りすぐりの100選を並べての集客。白えびの押し寿司、玄米完熟味噌、蔵囲利尻昆布、などなど、ジャンルを問わず、やりますぞ、がテーマ。いつものように、すごい人の数です。人をかきわけて、泳ぐようにして会場の一番奥にあった「的矢かき料理旅館橘」まで進みました。
おお、これこれ。目にはまぶしい「的矢」の文字。ようこそ、千葉までおいでくださいました。道にも迷わず。遠かったでしょう、と看板にねぎらいの言葉を。
ナンのためらいもなく、受付に行き、「まだ、御膳(1575円)ありますか?ひとりですが。」「ございます。」ここが、ちょっとしたポイントで、期間は1月14日から20日までやるものの、毎日きまった数のお膳しか用意されていないんです、この手のイベントは。だから、そこだけが心配でした。レジにあった御膳の切符は、あと3,4枚ありました。セーフ!!
席は、急場しのぎでつくられたカウンター席が7,8席だけ。カウンターの向こう側が調理場になっています。お茶とお箸を出してくれた女性のかたに聞きます。
あの茶色の料理服着ている方が、三重から来たんですか。
そうですよ。旅館の板前さんですよ。
いきたいですねえ、的矢。
ええ、いいところですよ。わたしは、同じ三重でも山のほうなんですけど。
お話しているうちに、ほ~ら、御膳さまの到着。
「かきフライは揚げたてで、熱いから注意して召し上がってください。」「わかりました。」
あれ、チラシの写真と違う。お重に入ってない。ま、いっか。
かきめし には、かきが4つ
かきフライ は、かきが3つ
かきの有馬煮 は、かきが2つ
かきフライからいただきます。ホント熱そうです。
じゃあ、はじっこから、ちょっとだけ、がぶうう。あちちち。
すごい。ほんとにちょっとかじっただけなのに、もう熱湯のような牡蠣の汁がビーっと飛び出してきます。うま~い。二口目も熱湯状態牡蠣汁がビーっと。つゆだくのかきですね。初めての経験。これ、カキもいいんでしょうが、揚げ方もすごい。すごいノウハウがありそうな、かきのうまさを目いっぱい引き出したフライでした。20個くらい食べたかったよ。
かきめしは、かきの煮汁で炊き込んだまぜごはん(釜めし)に、煮て味付けしたかきがのっている御飯です。行列も、いちど、かきもぜ~んぶ一緒に炊き込んだら、かきが小さくなっちゃって、ま、それ以降は牡蠣を煮た汁でごはんを炊いて、あとで牡蠣煮をまぜるようにしてますが、おんなじ手順のようです。
このかきめしは、やさしい味がして、炊きたてでないので熱は逃げてますがなかなかのものでした。上に乗ったかきは、さすがにうまし。醤油味のかきは、無敵だなあ。
有馬煮というのは、説明によると山椒風味の煮もののようです。コクがあって、銘品です。これも含め、橘からお取り寄せもできるとか。お吸い物は、あおさが入っていて、いかにも料理旅館のセンスが光る一品でした。
もう、大満足の的矢かきづくし。板前さんが、何か用ができたようで、調理場から外に出てきました。ちょうどいいタイミングだったので、おいしくて仕合せになったお礼を申し上げました。
今度は、的矢でお会いしたいですね、って。