店名 |
IL PIZZAIOLO(IL PIZZAIOLO)
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類型 | 披薩、義大利料理 |
預約・查詢 |
022-725-3141 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
宮城県仙台市青葉区堤町1-9-21 第13ジュリヤン 1F |
交通方式 |
JR仙山線:「北仙台」駅より徒歩6分(450m) 距离北仙台 277 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
預算(評價匯總) |
¥3,000~¥3,999¥2,000~¥2,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 可使用電子錢 (Suica等交通系電子貨幣、樂天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay) 可使用二维码支付 (d付款、樂天支付、au PAY) |
座位數 |
12 Seats ( カウンターとテーブル) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 3台 |
空間、設備 |
時尚的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有葡萄酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
服務 |
提供外帶服務 |
關於兒童 |
接待兒童 |
開店日 |
2015.10.1 |
備註 |
入店時、アルコール消毒あり。 |
東北グルメ旅行の帰りに立ち寄ったのがこちら「イル・ピッツァイオーロ」です。前日までたっぷり肉を食べていたので、趣向を変えてピザを食べようということになりました。
仙台にはピザ百名店が2店舗あり、そのうち「イル・ピッツァイオーロ」にしました。店主の千葉さんは世界大会で3位に入賞した経歴の持ち主。そのピザ・・・いやピッツァを食べるため、当日の10時に電話連絡、なんとか予約に成功してお店に向かいました。
駐車場が店舗の前に軽自動車分のスペースが1台、歩いて1分の場所に2台分の駐車場があるとのことだったので、その離れの駐車場に向かいました。奥にとても長いウナギの寝床のような駐車場の真ん中くらいの場所がお店の駐車場です。
お店に入ると、予約した席以外はすべて埋まっている盛況ぶり。カウンターに座ってメニューを見ます。
「世界で一番有名なピッツァ」のマルゲリータをオーダーしようと考えていると、それをベースとするピッツァが複数ありました。
ロマーナ(マルゲリータにアンチョビ、オレガノを乗せたピッツァ)
グアンチャーレ(マルゲリータに豚ほほ肉の生ハム、キノコ、ミニトマトを乗せたピッツァ)
マルゲリータDOC(フレッシュミニトマトと水牛のモッツァレラを乗せたワンランク上のマルゲリータ)
これと普通のマルゲリータがありますが、やはり”ワンランク上”と聞くとそれにしたくなります。マルゲリータDOCと、ガス入りミネラルウォーターのサンペレグリノをオーダーします。
カウンターに座ったので、ピッツァを焼き上げるまでの工程が見られます。この席、とても良い!
強面の職人、という感じの店主千葉さんがピッツァを仕込み、大きなちりとりのようなピールで窯の奥にピッツァをセット。約500度の窯の中で焼いている間も、窯の温度と焼き上がりに気を配る厳しい眼差し。1〜2分後、焼きあがったマルゲリータが提供されます。
ペラペラの生地だったものが、外側のみみの部分が膨らんでポツポツと黒い斑点のように軽く焦げ目がついています。この状態がピッツァの焼き上がりの完成形。
最高の状態を逃さないために急いで口に運びます。すると・・・
サクッとした表面の食感と、生地内部の水分を残した絶妙な焼き上がりで、完璧なピッツァ。生地自体もとても美味しく、トッピングのトマトと香りの良い水牛のモッツァレラがパーフェクトな相性。
いままでピッツァの名店はいくつも行ってきましたが、ここがダントツNo.1だと感じました。明確な差を感じます。こちらのマルゲリータはめちゃめちゃ美味しい!!!
熱々が残るうちに完食し、当然のように次のピッツァのオーダーへ。
続いてはマリナーラにしました。
マリナーラはチーズや具材を乗せない、トマトソースとニンニク、オレガノだけのシンプルなピッツァで「職人の腕が試されるピッツァ」であるとのこと。マルゲリータとマリナーラの2種類がナポリピッツァの基本とのことなので、衝撃的な美味しさのマルゲリータのあとは、店主千葉さんの腕を感じてみようとマリナーラに。
数分後、焼きあがったマリナーラは、ベースのトマトソースの赤とオレガノの緑のコントラストが効いていて美しいです。やはり、美味しいものは美しい、ですね。
熱々のマリナーラの食感はやはりサクッと、そしてモチモチ感を残す完璧な焼き上がり。オレガノとニンニクの香りが良く、チーズを使わないシンプルなピッツァなのにここまで美味しくできるのに衝撃を受けました。
マルゲリータと違って具材のトッピングがないため、より生地の焼き上がりと美味しさを体感することができます。これが世界大会3位の実力だと見せつけられました。事前情報がなくお店を訪問しても、この美味しさは衝撃を受けることでしょう。なぜこんなに美味しいのか、あとで調べて色々知ってから美味しさを追体験することになるとおもます。
元々はアパレルから社会人をスタートし、営業職を経て、同級生とラーメン屋さんを始めることで千葉さんの料理人人生がはじまりました。
ピッツァの世界には約20年前に現在のピザ百名店の「ピッツェリア デ ナプレ」に入り、その2年後に27歳で本場イタリアに行って修行し、ピッツァイオーロ(生地を伸ばす職人)として現地でもメインの職人になって帰国。ただ、その後も順風満帆にいかないのが千葉さんの人生で、紆余曲折があって前職の勝山館勤務時代に世界一大きなナポリピザの大会で3位、外国人部門としては1位を獲得。晴れて2015年に「イル・ピッツァイオーロ」をオープン。店名はイタリア修行時代に担当していた役職が使われています。
ちなみにピッツァの生地を焼く職人のことはフォルナイオと言うそうで、イタリアではフリーのピッツァ職人が個人契約をして働いているようで、この中でもピッツァイオーロとフォルナイオがあって細分化されているようです。フォルナイオについては薪の太さや乾燥具合、配置等によってピッツァへの熱の周り具合が異なり、そのため、同じ生地や窯、材料を使ってピッツァを焼いても、職人が異なると出来上がったピッツァは全く別物になるようです。
まさに”本場での修行”の成果といえる作品が食べられるのは素晴らしいことですね。