ご当地名物「せり中華そば」！？ : Chuukasoba Ikkyuu

ラーメンと「せり」のバリバリとした食感の取り合わせがユニーク。
しっとりとしたラーメンにサラダのような歯ごたえの「せり中華そば」を初めて食べてみました。

「せり」「なずな」・・の「せり」と言えば、「七草がゆ」のみならず鍋の具材として定番。
ですが、ラーメンにトッピングされることは珍しいですよね。
季節メニューとして「せり中華そば」を提供するお店が、コチラ「中華そば　一休」。

プロ野球楽天のホームスタジアムからほど近い、榴ヶ岡という駅のすぐそばに立地。
鄙びた感じの店構えが雰囲気あります。
店内は木目調の落ち着いた内装で、カウンター席のみのコンパクトな印象。

脱サラしていろいろな有名店で修業したという店主。
メニュー構成もバラエティに富む。
基本の中華そばは、鶏と魚介系のバランスされたもの。
レモンをどんぶり一杯に敷き詰めたレモン塩中華。
たまり粗油油の漆黒スープの一休ブラック、などなど。

今回のお目当ては、季節メニューの「せり中華そば」。
券売機で食券を購入して待ちます。

まずはそのビジュアル！
せりの根がラーメンの上にしっかりと横たわる。
もちろん茎と葉の部分も、鮮やかに麺相を彩る。

麺は低加水の細ストレート。
ややしっとり目で小麦感もあります。
スープは丸鶏やゲンコツベースに魚介もしっかり沁みる。

見た目のインパクトのみならず、シャクシャク、ガリガリとした食感が楽しい「せり中華そば」。
季節感のある一杯を堪能できました。
ごちそうさまでした。