お通し代わりの刺し盛りが凄い：ピンポン : Pim Pon

気仙沼に来ています。
ホテルにチェックインして夕食は居酒屋ピンポンで食べることにします。
こちらの店も3.11では津波で1階部分は浸水したらしいです。
街のあちこちに「3.11の津波がここまで来ました」という表示があります。
改めて津波の恐ろしさに驚きました。

麦焼酎お湯割りを飲みます。

予約してたので席に着くなりいきなりドーンと造り盛り合わせが運ばれてきました。
予約の際に「お造り用意しておきます」と言われましたがこのことだったんですね。
右端の珍味はちん刺しです。
マグロの心臓の弁だそうです。
形が似てるのでこちらでは「ちん刺し」と呼ぶそうです。
ちん刺し旨いです。
あまりに美味しかったので写真を撮る前に食べてしまってます。
アワビ、かつお、イカ、甘えび、たこ、マグロ、ブリの子供がど〜んとのってます。
見事な刺し盛りでお通しのタイミングで着席するやすぐに出てくるオペレーションは見事です。
ブリの成長過程での呼び名は地方によって異なりますが、地元ではツバス→ハマチ→メジロ→ブリと呼び名が変わります。
ハマチ〜メジロ程度の大きさの刺身がありました。

ほや刺しです。
ぎゅっとレモンを絞って食べます。
レモンを絞ったコリっとしたマンゴーを食べてるようで旨〜いです。

カマ焼きです。
炭火で焼いてるのでカリッと香ばしく焼けてます。
今まで食べたカマ焼きの中でも焼き方で別格の旨さです。

豚足です。
ニンニクベースのタレが旨い。
柔らかすぎず適度な歯ごたえを残しています。
これくらいの茹で加減の豚足も旨いです。
今までいろんな硬さの豚足を食べてきましたが、これはベスト3に入るでしょう。

合鴨串焼きです。
香ばしく焼けてます。

ずりです。
こりこりとした食感がたまりません。

ねぎまです。
鶏ももがプリプリです。

ピンカラスープです。
酸味、辛味、とスープの旨味のバランスが良くて、ここに麺が入れば酸辣湯麺です。

最後はスイカで〆ました。
お酒も料理も安くて会計の時にはびっくりしました。

宮城県気仙沼市南町1-2-3