再訪(2018.8)
さて、一年ぶりの入店となった「魚み亭」。
実は去年の11月、勤労感謝の日あたりに再訪を試みるも…なぜか店休。
期せずして一年ぶりとなってしまった次第です。
逸る気持ちを抑えて暖簾を潜り、引き戸をガラガラと開けると…
「お久しぶりです!」
目が合った瞬間に私を認識して下さったことに、まず感動!
「今年も来てしまいました」
やっぱり、この店の料理が食べたかったんで…。
だって、単純明快に美味しいですから(笑)
早速の生ビールの注文に出てきた、いつものグラスの生ビール。
当日は湿度激高な天候でしたので、滑るように喉の奥に流れていきます。
しばしの「多幸の刹那」を楽しみ、グラスを置きつつカウンターの隅に立てかけてあるボードに目をやり、本日の肴を物色してると…カウンターの奥から店主が
「メニューに無いのも色々とありますよ」ってな発言が。
何かと尋ねると、刺身の良いのがある様子。
「んじゃ、テキトーに盛り合わせて」と頼むと、出てきたのは五種の刺身。
左から…
・ソイ(良い脂の乗り)
・ヒラメ(店主が釣った魚、激旨)
・カツオ(トロットロ)
・マトウダイ(メッチャ甘)
・イシナギ(アッサリコリコリ)
順番に食べていくと…もう全部が全部美味い!
この時点で、イケナイ流れ(日本酒)に突入すること間違いナシでしたね(汗)
明日も仕事なのに…。
ここで店主から「こんなのあるけど…」と出されたのが「塩辛になる一週間前の状態のイカ」。
生臭さなど全く無い新鮮な塩辛の風味と、新鮮なイカの刺身の歯応えが同居する一品。
出来上がり一週間前だから、まだ歯応えが刺身なんですね、コレ。
続いては、先ほど刺身で食べたイシナギの「西京焼」。
実は、刺身よりもこちらの方が私好み!
正直に店主に伝えると…
「私もそう思います」
「・・・(笑)」
お次は「鮎の開き」。
大きさ的には10cm程度の非常に小さな開きです。
私、恥ずかしながら「川魚の開き」って初めて食べました。
そして…今まで食べてこなかった(知らなかった)ことを、思いっきり後悔。
ここで、今回の再訪で一番食べたかった「茶碗蒸し」をオーダー。
一年ぶりの再会に思いを馳せつつ蓋を開けたら、やっぱり今年も「宝石箱や~!」状態(笑)
後は「いかのわた味噌焼」を食べれば、今回のミッションはコンプリートです。
「今年はイカが揚がってますか?」と聞くと、やはり今までのような感じでは取れてないとの事でした。
それでも味噌焼を作るのに困る程では無いようで一安心。
こちらも一年ぶりに、感動の再会を果たしました。
ここで先ほどのボードの隅っこにある、なにやら居酒屋メニューではあまり見ない代物を発見!
私「この焼きとうもろこし、って…」
店主「この辺の人って、よく食べるんですよ」
私、「えぇ!居酒屋で?」
その土地の文化を深く知るために「郷に入ったら郷に従う」主義を貫く私は、パンパンのお腹を横目に見ながらオーダーしてしまいました。
ふはははは!
別腹だったね、完全に(激笑)
とっても美味しく、ペロリと完食!
と、この辺まで記憶はハッキリしてるんですが…
イケナイ流れに自ら突入したツケは、足音も無く近寄ってきて
最後に出された汁物の正体は、綺麗サッパリ失念してしまいました。
何かのアラ汁だった気がするのですが…(冷汗)
それでも、微かに残っている記憶にも関わらずハッキリしてる事があります。
それは…この汁物が超激旨だったってこと!
絶対にまた来ます、絶対に!
独り呑み紀行(石巻編)
今夜も「呑兵衛の嗅覚」を最大限に発揮して発見しました。
まずは生ビールを頼むと、ジョッキではなく大きめのグラスで登場!
キンと冷えたビールを流し込みながら傍らに立て掛けられたメニューに目をやると…
「ややリーズナブルな値段設定だなぁ…。」と感じます。
イキナリ目に飛び込んでくる「厚切り牛タン焼」と行きたい気持ちにブレーキを掛け、まずは「アジのなめろう」から。
いやいや、初っ端からアタリ感全開!
味噌の加減が絶妙ッスよ、先輩。
お次は「茶碗蒸し」に突入。
「少々お時間頂きますが…」の言葉に「大丈夫です!」と即答。
暫くして出てきた茶碗蒸しの蓋を取ると…
これこそ正に「味の宝石箱や~!」状態。
上から順に食べ進めていくと、これまた「旨味の宝石箱」で、茶碗蒸しだけに貪り食う訳にはいきませんが、強いて言うなら
「丼で作ってくれてもイイんですぜ、親方」
って感じで幸福度マックス!
幸せいっぱいもらっちゃいました。
酒も進み、ラストは「いかのわた味噌焼」をチョイス。
別の店では「いかゴロ焼」とかと言われたりしている一品です。
去年あたりからイカが不漁というのは知っていましたが、店主の話では「型が小さいからイカを2杯使ってる」なのだそうです。
だからなのか判りませんが、ワタの味がこの上なく濃厚でした。
いやぁ…ほっぺたが落ち過ぎて無くなっちまいましたよ、アッシ。
釣り好きの素敵な常連さんとの会話も弾んだ宮城出張初日の夜でした。
店名 |
Uo mitei(Uo mitei)
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類型 | 日式小酒館、海鮮、天婦羅 |
預約・查詢 |
0225-22-1331 |
可供預訂 | |
地址 |
宮城県石巻市中央2-1-6 |
交通方式 |
距离石卷 575 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥4,000~¥4,999 |
預算(評價匯總) |
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、Diners) |
此時建議 |
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実を言うと…再訪は2019.8振りの4回目。
前回の訪問の時は、なぜか投稿し忘れていたようです(汗)
さて今回は、いつもの8月ではなくイレギュラーの2月。
冬なら冬で美味しい魚にありつけると予測し、口は魚で満たされる事しか想像できない状態での入店(笑)
こんなに間を開けてるのに、笑顔で店主が迎えてくれます。
いつも座るカウンターの一番奥。
この時間に入店すれば空いてるだろうと決め込んでの入店で、自分で勝手に決めた「指定席」をゲットです。
お座り一番、まずはお決まりの生ビールから。
毎回書きますが、やっぱりグラスで出てくる生ビールがとっても嬉しい!
そしてこれも恒例行事(笑)である、傍らに設置されている「その日のメニュー(表)」をチェックし、どんなものがあるのか大体の把握から。
でも最近は、ほとんど関係ない裏メニューばっかり食べるんですけどね…(後述)
まずは手始めに「お通し」から。
今回は「野菜サラダ」と「長芋短冊メカブ乗せ」です。
ちなみに私は「お通し肯定主義」の人です。
なぜなら自分の嗅覚を信じて、お通しが良くなければ、それを基準に店を後にする事もあるからです。
そして今回のお通しでも、店主のセンスが光ります。
手作りのドレッシングが、また美味しい事!
最近の私の食生活を知ってか知らずか…ナント優しくスタートラインに立たせてくれる事でしょう(笑)
そして今夜は、完全に魚の口になっている私としては「今日のお刺身は?」の一言しかありません。
「アイナメとヒラメのイイのが…」の店主の答えに「テキトーに盛って下さい」と喰い気味に注文。
実は、今夜「自らが頼んだメニュー」は、この刺身だけ。
後は店主に全てオマカセでお願いしました。
途中、ここには書けない嬉しいハプニングもあり、今夜も満足した時間を堪能しました。
次回は2020.8に再訪できたら良いなぁ…と、思います。