気取らない、大将の人柄が良かったです。 : Dai zushi

松島海岸で観光した帰りに、「お正月だし、美味しいお寿司でも食べたいなぁ・・・」と、
降りたったのは、本塩釜の駅。
食べログでいろいろ調べたけど、まだ開店時間じゃなかったり(厨房に明かりがついてた)、
休みで店が開く気配が無かったりで、ブラブラ歩いていたら西塩釜の方まで来ちゃいました。
と、道路沿いに見つけたのはこちら、「大寿司」さん。
評判も良かったので、決意して入ってみました。

開店が間もないせいなのか、客は私だけ。
でも、お店の大将は忙しく出前用の寿司を握っています。
「やっぱり正月はお店に来ないで、自宅で寿司を食べる人が多いのねぇ。」と思いつつ、
カウンター席の入口に近い方に座ったけど、寒いから暖かい方へと促され奥に座りました。
実は、廻らない寿司屋にに入るのは数年ぶり。こうなると、もう逃げられません。(笑)

大将が忙しそうにしていたのもあるし、私も緊張気味だったので、最初は会話は少なめ。
でも、私一人だけだったせいもあるし、緊張しているが解ったからなのか、
優しく丁寧に話しかけてくれたので、会話が弾んで美味しく頂くことができましたね。

注文したのは、特上(3000円)と、ビールとつまみに牡蠣酢。
正月で市場が休みで、岩牡蠣が手に入らなかったと、素直に話してくれました。
他のネタも塩釜で上がった物かと思ったら、北海道だったり長崎だったり。
でも、そう言った事情を説明してくれる事に好感が持てました。
もちろんネタは充分に美味しかったです。

「何か好きなネタはありますか？」と聞かれたので、ヒラメのエンガワを注文。
回転寿司のエンガワはヒラメでは無い(北米付近で獲れる巨大なカレイの仲間だったりはず)
のは知っていたので、初めて本物のヒラメのエンガワを味わってみましたが、
味はくど過ぎず、歯応えもしっかりあって美味しかった！
これに比べると、回転寿司のエンガワは脂身だけを食べている感じがしましたね。

丁寧に一貫ずつ出してくれていた寿司も終わりかなぁと思った頃、
サービスでと出してくれたのは、タコの湯引きの握り。
もちもちプルプルの身を塩で頂きましたが、これも美味しかったですねぇ。

お腹も心もすっかり満足して、お店を後にしました。
また塩釜に来た時には再訪したい思います。