店名 |
Onryouri Uoyasu(Onryouri Uoyasu)
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類型 | 日本料理、海鮮、郷土料理 |
預約・查詢 |
0985-54-0456 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
宮崎県宮崎市太田1-1-31 |
交通方式 |
至本店所要時間 (車) ・從宮崎機場約15分鐘・從喜來登大酒店 (酒店) 約20分鐘・從宮崎觀光酒店約5分鐘・從Nishitachi (飲食街) 約5分鐘・從JR南宮崎站約3分鐘 距离南宮崎 856 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥8,000~¥9,999 ¥4,000~¥4,999 |
預算(評價匯總) |
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999
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付款方式 |
可使用卡 (VISA、Master) 无使用電子錢 |
服務費收費 |
平日の昼は5%、夜、及び土日祝日の昼は12%を奉仕料としていただきます。 |
座位數 |
45 Seats ( 5個房間的固定被爐/日式房間/餐桌) |
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個人包廂 |
可能的 可容納2人、可容納4人、可容納6人、可容納8人、可容納10~20人、可容納20~30人、可容納30人以上 20人以上請電話確認。 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
抽煙與禁煙分區 外面有吸煙室 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 9臺本店橫向 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞,有日式包廂,有日式圍爐座位,提供電源插座 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究,對燒酒講究,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
風景優美,神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
服務 |
可提供兩個半小時以上的聚會,可提供慶祝・驚喜的服務,可自帶飲料 |
關於兒童 |
接待兒童(接待嬰兒,接待學齡前兒童,接待小學生),提供兒童菜單,接待嬰兒推車
幼兒¥1500小學生¥2500中學生¥3000 |
網站 | |
店鋪公關 |
在重要的日子裡與重要的人一起度過舒適的片刻時光“全部房間為單間”
1895年。大約125年前,在當時宮崎的中心地帶的赤江,作為船旅館創立了本店。在貼近流逝的時代的同時,還保留著當時的風貌,繼承著悠久的歷史。不僅是訂婚和開食,重要時刻的用餐,中午休息的聚餐,晚上的招待等也可以利用。田野的野菜、日向灘的虎豚和宮崎牛等宮崎之地的恩惠為重要的日子增添了色彩。 |
再訪です
前回の訪問から6ヶ月、季節も半周し宮崎も朝晩涼しくなってきました。
そんな中訪問です。
前回の部屋は座卓の部屋<金鈴>でしたが、今宵はその隣の部屋<竜頷(りょうがん)>に通されました。
こちらの部屋はテーブル席になります。
やはりいつ来ても凛とした静寂と、心地よいお持て成しは健在です。
部屋から望める庭園にはぼんやりと照らす行灯が風情を感じさせます。
さて今宵の料理は
<先付>
虫籠に入れられた先付は目でも秋の気配を感じさせてくれます。食材にも里芋、栗などここでも秋ですねぇ
<赤飯、鮎焼きと供に>
<鱧と松茸の土瓶蒸し>
<向付、伊勢海老と真鯛>
<焼き物、のどぐろ>
<椀、冬瓜>
<百合根>
<ご飯、すじこ、止め椀(伊勢海老)、香の物>
<佐土原茄子のアイス最中>
<珈琲、栗饅頭>
最後に〆のおしぼりで完食となります。
飲み物は瓶ビール(プレミアムモルツ)に
日本酒は<黒龍>を戴きました。
料理は太鼓判の旨さです。
接客も1品目と2品目の間の食事の進み方を確認されたのでしょう、その後の料理が供されるタイミングは
間が空き過ぎず、かといって重ならず程よい間隔で供されてきました。
個室故、常にお客と接している訳ではありませんが、その<間>にこそお客を寛がせるお持て成しが感じられました。
それでは今宵も美味しく戴きました。
御馳走様でした。
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<2014/3>
前置きが長くなってしまいまして申し訳ありませんが、
宮崎は明治期以降の廃藩置県による再編や鹿児島県との併合、
その後の再置(鹿児島県からの分離:明治16年1883年)などがあり今の宮崎県が成り立ちましたが、
明治期以前は延岡藩、高鍋藩、飫肥藩、佐土原藩と天領に分かれおり、
現在の宮崎市(大正13年:1924年市制施行)は政治並びに経済の中心になるにはまだ創世記でした。
その為歴史的にも老舗と言える料亭は、九州の他の県庁所在地(いわゆる城下町)より数が少ないのが実情です。
その様な時代背景の中、
こちら魚安は船宿として宮崎県再置から12年後の明治28年に創業(1895年:魚安HPより抜粋)、
その間、経営形態は時代と供に船宿から旅館へ、旅館からホテルへ、
最後に日本料亭と変遷し119年の歳月を経て今に至っています。
大淀川沿いに佇むその母屋はまさしく日本家屋建築(建築に詳しくないのですが茶室があるので数奇屋造りなのでしょうか)になり、
侘寂を好む日本らしい趣です。
予約の際の応対も大変素晴らしく、あまり丁寧になり過ぎると事務的になりがちな受け答えも、
一言一言に気遣いがあり、大変心地好いものでした。
玄関には打ち水、石畳階段をゆっくり上がり玄関へ。
玄関では既に私達を迎える準備が。
全ての方が和服を着こなし、男性も袴にて応対されています。
玄関には仄かにお香が焚かれており一気に魚安の世界へ
部屋の配置は魚安のホームページ(http://www.uoyasu.jp/)から確認をして頂いた方が分かりやすいかと思いますが、
今宵は「金鈴:きんれい」にて食事です。
全ての部屋から日本式庭園を観る事が出来ます。
料理の献立は無く、全てお任せになりまして、コースを選ぶ形になります。
予算に応じたり、利用目的に見合った内容の料理にしてくれたりと相談にのってもらえます。
料理は先付から始まりますので「会席」になります。
早速先付
<<時節柄に合わせてお雛様の器の中にはホタルイカ>>
次に
<<餅、中にカラスミが入っています>>
椀
<<絹ごし豆腐にワカメ>>
海老、柚子の皮が添えられています。柚子の香りがアクセントに。
向う付け
<<平目にミズイカ、キハダマグロの稚魚。醤油とポン酢お好みで>>
鉢
<<雲丹、鉢の代わりにウニの殻がそのまま器代わりに上にはサヤエンドウがのっています>>
焼き物
<<さわら西京焼き、海老頭素揚げ、尾崎牛>>
酢の物
<<なまこ、白魚と蕨>>
ご飯
<<錦糸とイクラ>>
止め椀
香の物
甘味は2種類
最後に抹茶を頂きまして〆となります。
併せて出されたおしぼりはまさしく「〆」られており、此処でも粋な演出です。
料理は2人の方が私達の部屋の担当でしたが、
どちらの方も料理の説明を私達の会話が弾んでいると割愛して、次の料理の間に会話が途切れていれば説明をするという風に
一辺倒の対応をするのでは無く、その時、その間で判断をされていました。
料理はどれも丁寧に仕込みをされておりまして、
日本人のお持て成しの心を、料理でも、店構えでも、庭からも、そして人からも感じます。
最後に部屋にて支払いをする段で、私が使用しているカード会社の取り扱いをされていなかったので
その場で現金支払いに変えたのですが、仲居さんが持つ会計用の盆が上下2枚に重ねられていまして
上の盆に金額が書かれました会計用紙が置いてましたので、何だろうと思いつつ仲居さんが持つ上の盆に
現金を載せましたら、お金を載せました上の盆を下に回すと、元々下の盆には既に予想されるお釣りが準備をされており
そのまま受け取る事が出来ました。
文にすると長い説明ですが、カードか現金かどちらでも対応出来る様にしているその一連の所作も
御客を待たせない様にする工夫であり、その場に居合わせたのであれば、大変スマートな会計と感じられると思います。
お見送りは部屋から玄関、そして表玄関の石畳の間、時節の話題や花のお喋りをしながら、
私達をエスコートをして最後まで飽きさせない様に気遣っていました。
長い歴史があればこそ、その中で人が入れ替わります。
当然こちらもその歴史の中で浮き沈みがあった事と思います。
人が変われどそれを高いレベルで維持することは並大抵では出来ないと思います。
来年が創業120年の節目になるようですので、今後も美味しい和食を供して頂きたいです。
今宵は料理もお持て成しも堪能出来ました。
それでは今夜も御馳走様でした。