端麗系、ハイクオリティ店 : Chuuka Soba Fujishima

　以前、居酒屋だったお店が居ぬきでいつのまにかラーメン店になっていました。店内はカウンター8席のみ、店主のワンオペレーションのようです。まずもって品書きからこだわり満載、山形県の大蔵村の鴨（スープとか鴨ロースト、鴨のタタキなどのメニューあり）を使用、山形県と縁があるのか、佐藤錦さくらんぼジェラートやだだちゃ豆ジェラートの山形絡みのジェラートまでラインナップされています。
　基本の中華そばは鴨と鳥（信州地鶏「真田丸」）＋焼きあごと昆布のスープor最上鴨と地鶏真田丸の旨味スープの2ラインナップ、中華そば：880円、後者の鴨中華そば：1,100円となっています。もちろん無化調、醤油も地元伊那醤油の限定再仕込み「駒の紫露」の他、各地の醤油5種類をブレンド、麺は全粒粉を少しブレンドした細ストレートです。
　能書きはこのくらいで、今回は中華そば：880円＋増しメンマ：120円としました。チャーシューも軽い炙りとしっかりローストの2枚、メンマは乾燥メンマを3日かけてシャキシャキに戻すんだとか、白ネギ、三つ葉、カイワレがいい色目になっています。まずは澄んだスープを一啜り、うまい、麺もスルスルのど越しがよく入ってきます。チャーシューうまい、メンマもうまい、見た目も綺麗で調理技術の高さを感じます。クセのない味わいであっという間に完食とあいなりました。
　リピートするにはちと品書きが少ない感じかな、一方、テイクアウトで展開している最上鴨の炙りたたき：2,160円に興味あり、この値段の鴨のたたきは信頼できます。次回はきつを注文してみます。このあたりにもこの手のハイクオリティラーメン店が増えてきました。