店名 |
Soba Raku
|
---|---|
類型 | 蕎麥麵 |
預約・查詢 |
0743-53-1057 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
奈良県大和郡山市南郡山町465-13 |
交通方式 |
奈良交通バス 矢田筋停 歩五分 距离近鐵郡山 763 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
|
付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
16 Seats ( 座敷4人×4) |
---|---|
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
可能的 |
空間、設備 |
平靜的空間 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
---|---|
位置 |
家庭式餐廳 |
晩夏残暑、実家の母を病院へ送って、今日は昔よく訪れた懐かしい郡山城跡の外堀、大職冠の大クスの直ぐ近くのこちらへ。お昼にはちょっと早い11時半ごろか、まるで実家に帰って来たかのような普通のお家の門構え、階段を上がって、玄関を開け、靴を脱いでお邪魔すると、先客はおらず一番乗り。
お品書きを見て、地元の地酒萬穣と葛城梅乃宿(各500円)に釘付けになる、なぜならここが蕎麦屋だから。しかし、まだ昼前、それに江戸っ子でもなく、おまけに車、涙をのんで桜えびの天ざる蕎麦(1400円)をお願いする。先に蕎麦茶で蕎麦揚げを頂きながら天ざる蕎麦を待つものの、やはり地酒が頭から離れない。(笑)
しばらくして、お待ちかねの桜えび天ざる蕎麦がやって来た。天ぷらは桜えびのかき揚げが二つ、それにオクラと南瓜が二切れ、塩山椒で美味しく頂く。薬味は、おろしとねぎに山葵、山葵は風味もしっかりおろしたて。蕎麦は奈良絵?が描かれたお皿に盛り付けられた細切り、ひょっとして赤膚焼かも、確かこちらのお殿様の柳沢家のお抱えで、ご主人と同じ姓の名工木白が中興の祖だったような。今日の蕎麦は栃木県鹿沼の在来種、蕎麦の実は小さく故に甘皮が多く含む。蕎麦はホシは少なく色も薄いことから、丸抜きを石臼引きか、エッジは立っていてそば切りはいい。のど越しを気にしてか水切りは少し甘め、香りは在来なのに薄く、コシは普通。二八だろうが、外二ぐらいかも知れない。
辛汁がいい。辛すぎず、さりとて甘すぎず、昆布と鰹どちらも良く出汁に効いている。本返しと思われるが、出汁と返しとのバランスが絶妙、味わい深いうまい辛汁に仕上がっている。
蕎麦は細切りで軽く、少し甘い水切りから、プリっと感が残り、のど越し良く、辛汁が良く絡む。一言で言うと、何かがずば抜けているというのではなく、本当に全てがバランスよく仕上がった逸品だ。さすが、ご主人が「挽き立て、打ち立て、茹で立て」の三立てにこだわるだけのことはあって、絶妙なバランスで食べごろに仕上がっている。量はどちらかと言うと少な目、男性には大盛でもよいかも知れない。少しとろみのある蕎麦湯で最後まで美味しく頂く、ご馳走様。
次回は是非、天ざるセット(2100円)に地酒で楽しみたいと誓う。帰りは大職冠の大クスを仰ぎ見、樹齢五百年の年月を思い、大納言秀長に想いを馳せる。