店名 |
Yamato Tokujuan
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類型 | 日式小酒館、雞肉料理、豆腐料理 |
預約・查詢 |
0744-28-2088 |
可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
奈良県橿原市久米町661 大和開発ビル B1F |
交通方式 |
電車:近鉄各線橿原神宮前駅より徒歩約1分 距离橿原神宮前 144 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
¥3,000~¥3,999 |
預算(評價匯總) |
¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
可使用卡 (AMEX) 无使用電子錢 |
座位數 |
40 Seats ( カウンター:4席、テーブル:30席、座敷:6席) |
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個人包廂 |
可能的 可容納2人、可容納4人、可容納6人 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 近隣にコインパーキング有 |
空間、設備 |
有吧檯座位,有日式包廂 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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網站 |
橿原神宮前駅そば、地下の店。
明日香旅行にて、このご近所のホテルに宿をとったんで、かなり前から、あらかじめ、こちらの店を予約のうえ、夕食がてらお伺いする。
外の看板には「大和肉鶏焼」と「飛鳥豆腐」の店とある。
突き出しに鴨ロース。下にレタスが敷かれる。
看板に「飛鳥豆腐」とあるからには、と。汲み上げ豆腐ってのを頼んでみた。青ネギとショウガが薬味。
卓上に置いてあった、醤油が「なかこ」。ラベルには「将油」とある。利尻昆布からとられてたという、昆布出汁入り。
ちょっとググってみたら、ナカコ将油ってのは奈良県五條市で創業、明治10年、1877年、西南戦争の俊、創業141年にもなる老舗。
この飛鳥豆腐がむちゃ旨かった。いや、ごくフツウの豆腐なんだと思うのだが。
で、その飛鳥豆腐ってのは、明日香村の下出商店製の豆腐ってことのよう。店で、もう少し、詳しく説明してくれたりすると、楽しげなような気もした。
さても、さて。メインイベント大和肉鶏。3品ほど。
・セセリ・ポン酢。冷菜を想像したのだが、セセリとネギを炒め。そこにポン酢。そして、モミジオロシも添えられる。脇に添えてあるレモンを搾るのも一興。
・セセリ塩焼き。キャベツとニラと。鉄板にて供される。
・モモの塩焼き。これも、鉄板。で、この皿だけ、じゅーじゅーの状態にて供される。他の品も熱々で供されるだけで、全然、印象が異なったものを。こちらの皿には、ニラは入ってなくて、キャベツと鶏モモと。
すべての品がじゅーじゅーでなかったってとこは、やや気になったが。
その点を割り引いたとしても、素材の威力なんだと思うのだが、凄く旨かった。最早、名古屋コーチンなんぞ眼中にないとまで言ってもよかろう(さすがに、それは言い過ぎかなw)。
この「大和肉鶏」。あまりに旨かったので、その歴史を、簡単に紹介しとく。この大和肉鶏は、「大和かしわ」の伝統に繋がるブランド地鶏とのよし。
奈良は、戦前より養鶏が盛んで、飼育されていたニワトリは、1907年に15万羽、1924年に35万羽で。奈良県は、愛知県、徳島県と並んで日本三大養鶏地。ちなみに、京都ではかしわ料理の大半に「大和かしわ」が使われてたんだそう。
いまの時代に立ち返り、愛知は、いわずと知れた「名古屋コーチン」、徳島は、「阿波尾鶏」があるというのに(ちなみに、いま、三大地鶏は、「名古屋コーチン」、「薩摩地鶏」、「比内地鶏」なんだそうなのだが。「阿波尾鶏」はそれら3大地鶏よりも、出荷量が多いんだそうで)。で、あの「大和かしわ」はどこに行ったかと。
前史として、1974年、奈良県畜産試験場(現奈良県畜産技術センター)は、「大和かしわ」の復活と県内の肉用鶏生産農家の育成を目的として、5か年計画で交配試験に着手。その結果、新品種「大和肉鶏」を作出。
1982年、「大和肉鶏普及協会」が発足。1992年、「大和肉鶏農業協同組合」が結成。 1998年、奈良特産品振興協会の奈良特産品ブランドに認定、2007年には、地域団体商標に登録され、ブランド地鶏として定着。
これからは、「大和肉鶏」の時代ではなかろうかと。小生なりに括目。
・白キクラゲの天ぷら。地元の会社、アスカグリーンファームの産とのよし。
フツウ、キクラゲは黒いんじゃないのかい、と。この白キクラゲってのも、ちょっとした名物ってことのよう。そもそも、国産の生の白キクラゲってのは、とても珍しいってことみたい。
塩とレモンで食すべく。
・やまとポークのソーセージ。やまとポークも、実は、ブランド豚。
やまとポーク、ホントは、ステーキでも食ってみたかったとこなのだがw。さすがに食えなかった。
・この近所、三輪市の名産、三輪素麺の温かいの。温麺も。なんでも、三輪素麺って、煮崩れなくて温麺に向いてるんだそうで。具材は、揚げかす、おぼろ昆布、それと、刻みネギ。汁は、昆布出汁主体で、味醂を効かせてあるのか、味付けが、かなり甘め。
小生、素麺は、もっぱら、兵庫県手延素麺協同組合の手になる、揖保乃糸なので。ちょっと新鮮だったかも。
日本三大素麺の一角を占める、三輪素麺。これは、これで。というか旨かった(ちなみに、あとは、揖保乃糸と、小豆島素麺とのよし)。
もっぱら、地元の酒をお願いしてみた。
・出世男。小生、この名前の酒は、見たことがなかったが。地元で普通に飲まれてる酒みたい。普通に旨かった。一合でワンコインいかない値付けも素晴らしい。
・梅乃宿の特別純米原酒という。煌ってラベルとのよし。やはり、梅乃宿は旨い。すばらしい。
日本酒は2合までと、酒を切り替えて2杯ほど。
・白州のハイボール。
・レモン・ハイ。
予約のお電話をしたとき、地元の鶏肉とかを使われてるとのご説明はあったのだけど。名物とかは、特段ないとまでおっしゃってたりして。正直、あまり期待値しないでお伺いしたってことはあったのだが。あまりに良かったんで、驚いた。
この店を目指して、また、明日香旅行ってのも、楽しいかもしれない。