チャーシュー長崎ちゃんぽん
長崎チャンポンとはジャンルが違う、天理のチャンポンという分野の三巨頭がご当地にはある。その中でもワシが好みの東来軒の「チャンポン麺@700円」は、初めて食べたのが小学生の頃で、当時は160円くらいだったと思う。豚骨をベースにイカゲソからでる旨みが特に美味しく感じたが、店全体を包んでいる獣臭にやや腰が引けた時期もあったが、中学校では部活の帰りに週1くらいは通った記憶がある。
その後、高校生になってからは週3くらいの頻繁さを保ち、最悪の場合はお金がなくとも、お店や奥のプライベートな和室のコタツの間にいたのが懐かしい。そんな時は、知っている誰かが来るのを待って、チャンポンを少し失敬する目論見だった。当然チャンポン麺が一番人気であったが、その頃から長崎ちゃんぽん麺(通称/長崎)には手が出し辛かったのは、金額が立派だったのが理由だ。
ここにきて、大人買いとは言わないが、高級な長崎に更にチャーシューを並べてもらう「チャーシュー長崎@1100円」を注文も、麺の食感が懐かしいばかりか、イカゲソの旨みがそれにも増して感動ものだった。昔と比べてお味が濃くなったイメージも、大将は「変わってないよ」と苦笑する。いつものようにコショーはしこたまぶっ掛けるのがマイブームで‥‥‥。
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火災事故から復興の、新装開店後の「長崎チャンポン」
ワシが小学生以来数十年に渡ってお世話になり、以前からご紹介している天理のチャンポンの愛称を持つ「東来軒さん」が、4月1日に火災事故を起こした。グループLineで火事の第一報が届くも、タイミング悪くエイプリルフール当日で、簡単にスルーする人安否を気遣う人それぞれ違った反応も、あれから5箇月経過した今月初旬、みごと復興の新装開店を果たされた。
燃えた建物の画像が出まわって真実だと判明し、さらに内装工事で新装開店に漕ぎつけたのは今月の5日で、実に約5箇月の期間を経過している。上に住居も構えた三階建ての店舗だが、原因は熱した油のぶち撒きで、黒煙が住居部分を煙突のように伝って、屋上へ真っ黒にと席巻していったようだ。
かつてはお店中に充満した豚骨臭が示す通り、濃厚な豚骨のコクと魚汁(いしる)かナンプラーのような魚醤系の風味があり、イカを始めとする魚介風味とのWスープであったのが、魚介系がどうも足りていない。「以前の味に戻すのにはチョット時間がかかるしなぁ~」とご主人がぼやく。
久々に戴く天理のチャンポン東来軒は、細かいことを抜きにして懐かしさが先行する印象であった。帰り際に、油の扱いへの注意と頑張って盛り上げていくよう励ましの言葉をかけ、メニューに目を向けると、全体に150円くらいの値上げがなされていて、無頓着なマスターを尻目に奥さんが横でほくそ笑んだ。
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東来軒のチャンポン ~天理のチャンポン筆頭は自家製麺で勝負~
天理三大珍味と勝手に題してご紹介しているが、天理の餃子・天理のラーメンとくれば、最後には「天理のチャンポン」へ駒を進めたい。ワシが初めて「東来軒」を訪れたのは小学校3年生の頃に兄貴に連れられて行ったのが最初で、一番人気の「チャンポン/当時160円」に見事に嵌ってからというもの、中学の帰り道・高校の授業エスケープ時、極めつけは映画館まで小僧さんに出前を頼んで、映画を見ながら楽しんだものだ。
皆さんのご想像通り、その小僧さんが今の東来軒のマスターであるが、歳の離れた兄貴に聞くと先代ご夫婦から続くこのお店、創業50年(調べると67年)はゆうに超えている筈だ。東来軒のチャンポン麺は、自家製で微妙な縮れがはいった細麺で、豚の臭いがお店に充満していることからも、豚・イカ・野菜などの出汁で、味が混じりあったところへ、大量の味付き水溶き片栗粉で、とろ~んと仕上げるのは先代からの流儀だろう。
今回は、時が経ち値上がりした「チャンポン麺」から更に80円増しの「長崎チャンポン麺/680円」を注文した。スープや麺は変わりないが、椎茸や他の野菜の量が増量されていて、生卵が一個割り入れられている。あまり辛くない缶入り白コショーを、たっぷりと振り掛けて、火傷に注意しながらすすったら‥‥‥エスケープ仲間の杉田正敏くんの顔が浮かび、東来軒満員時に店奥の三畳和室のホームごたつでくつろいで、度々寝てしまったことも思い出した。
天理のチャンポンと言えば、人それぞれの拘りや好みがあるだろうが、当時から「東来軒」や「大和軒」や「ワンちゃん」が、一般的なチャンポン麺よりも野菜の量が少なく、その分餡かけで絶妙な味わいを出している「三大天理のチャンポン」として同じ雰囲気が漂っているのだが、麺と出汁の違いでワシは東来軒を推す元天理市民であった。ただし一点だけ注意を申し上げるが、豚の出汁を摂る時の臭いっていうか、獣臭のような豚骨ラーメン店の臭いが漂っている。
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店名 |
Touraiken
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類型 | 什錦麵、拉麵、中國菜 |
0743-62-0679 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
奈良県天理市川原城町189-6 |
交通方式 |
近鉄・JR天理駅から徒歩7分 距离天理 383 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
20 Seats ( カウンター8席 テーブル4人×3) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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チャンポンは長崎だけのものではない。全国津々浦々には、ご当地チャンポンと言うものがあり、現在住む滋賀県には「近江ちゃんぽん」があり、生まれ故郷の天理には「天理のチャンポン」があるように、それぞれが良い持ち味を大事にしている。
天理のチャンポンは、大きくジャンル分けすれば、巨頭3店舗の系列から約60年続いており、ワシの好みで言えば東来軒のチャンポンと相性が良い。魚介豚骨のスープに自家製麺を使用したチャンポン麺は、見てくれの悪さ印象を貶めているがスープを飲めば評価は一変する。
魚介の中でも、特にイカの風味をきかせた餡かけスープが、麺に覆いかぶさっている状態で運ばれてくるが、ここへ生卵を割り入れてあるのが長崎チャンポン麺@850円を名乗っている。本日はその一杯に裏メニューで、東来軒オリジナルのもっちもちのワンタンを追加してもらうことにした。
思った通りの、もっちもち雲吞は魚介豚骨に良く合うが、ワンタンと一緒に食べたかった自家製麺が、なっかなか出てこない。「ワンタン長崎チャンポン麺@1010円」のワンタンをやっつけるのに時間がかかった分、麺が伸び気味になったことが悔やまれ、次回からは麺を硬めに仕上げてもらうことになるだろう。
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