官方消息
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店名 |
Hatsune Zushi
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類型 | 壽司 |
預約・查詢 |
050-5593-7534 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
新潟県新潟市中央区上大川前通7番町1238 |
交通方式 |
從新瀉交通本町巴士站徒步3分鐘 距离新瀉 1,605 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥20,000~¥29,999 |
預算(評價匯總) |
¥20,000~¥29,999
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付款方式 |
可使用卡 (JCB、AMEX、VISA、Master、Diners) 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
8 Seats ( 吧臺8席) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
平靜的空間,有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
電話號碼 |
025-222-5231 |
新潟駅から信濃川を渡った路地裏にひっそりと佇む「はつね寿司 本店」さん。
日本海側らしい新潟の地のネタを織り交ぜて地域に根付いた鮨店。
☆食べログ 百名店 寿司EAST 2021 選出店
場所は新潟駅からタクシーで8分ほど。
信濃川に架る萬代橋を渡り、少し進んだ右手の路地裏。
空腹に拍車をかけるために駅前からやや早足で25分ほど歩きました。
路地裏の暗闇に入口が照らされ、白い暖簾がしっとりとした雰囲気を伝えます。
戸を開けるとまずは「心で握る」と立派な木の彫刻を横目に右手へ。
すでにカウンターでは皆さん楽しまれている様子で、最後の着席になりました。
蔓延防止措置は解除されましたが、現在も基本は一回転だそう。ただし、一斉スタートではなく1組毎に提供されていきます。
内観はやわらかなオレンジの調光に照らされる温かみのあるカウンターで、シンプルながらも落ち着いた和の様相。
こじんまりと、そして丁度いいサイズ感は大将と女将さんの二人三脚で回しやすい8席。
BGMはありませんが、会話が弾んでいく居心地をみつけます。
着席するとマスク越しにニコッと微笑まれたのが第一印象な大将。
終始、寡黙に握られますが、全員のお席に気を配り、テンポや良いリズムを持たれて進んでいきます。
お料理はおまかせコースのみの提供となります。
「おまかせ 16000円」
◆南蛮海老
◆蛍烏賊
◆のれそれ
◆初鰹
◆鮑(佐渡)
◆アラ(佐渡)
◆バイ貝(佐渡)
◇鰯巻き
◇鮃
◇スミイカ
◇鯵
◇本鮪トロ
◇小鰭
◇真鯛
◇赤貝
◇鰹
◇車海老
◇のどぐろ
◇穴子
●お椀
◇南蛮海老 ※追加
◇干瓢巻 ※追加
◇玉子
・生ビール
・麒麟山 遠雷 / 麒麟山酒造(新潟県東蒲原郡)
・七代目 純米吟醸 生貯蔵酒 / 久須美酒造(新潟県長岡市)
・鄙願(ひがん)/大洋酒造(新潟県村上市)
~滞在時間:2時間40分~
お会計:19,900円税込
予約:3日前に食べログからネット予約
シャリの解けと醤油の旨みがはつね寿司さんの握りの味をつくる!
最大の特徴の一つはシャリ。
やさしく握られていく米酢のシャリは、さらりとほどけてバラけがとても良い。
その解けの良さゆえの酸味の立ち上がりやすさが印象づけます。また粘度はそこまで感じさせず、お米の甘みを伝えます。
二つ目の特徴はしっかりと刷毛で塗られる醤油。
新潟の醤油に酒やみりんを配合された、さらりとした薄口の甘みにコクのある味わいで、二度ほどたっぷり塗られていき、切り口にも満遍なく浸透させます。
赤酢のシャリでなくともこの醤油がどのネタの味わいをもしっかりと高め、持ち上げていく一体感が癖になるバランス感。
まずは先付けとして新潟名物の南蛮海老がお出迎え。
このむちっとした味わいが新潟にやってきたその気持ちをグッと高めます。
初めて頂いたのが"のれそれ"。穴子の稚魚で、白魚を平たく体高を広げたツルッとした食感。
透明で見失いそうなその身を、酢で引き締め、おろし醤油で輪郭をつくる。これは美味い!
握りの前に頂いた鰯巻き。
茗荷の香りを伝えると、むっちりした鰯の旨みが味わいをつくり、ネギの酸味、紫蘇の香りと綺麗な移ろいを味に表現!
個々の素材の味わいを際立たせた素晴らしい巻物でした!
握りは最初の鮃や真鯛の白身にはシャリの解けと塗られた醤油が抜群に合い、トロやのどぐろは当然のごとくに美味しさが爆発!
また小鰭や藁で燻した鰹などストレートに味を伝える仕事で好みな握りばかり。
追加で頂いた南蛮海老。
先付けで頂いたものを握りにして頂きましたが、身のむっちりした食感と広がる旨みに醤油が作用することでほどけるシャリと相まって申し分のない美味しさ!
さらに追加で頂いた干瓢巻。
親方からは何でも味を濃くしろとの教えで受け継がれたのは敢えて濃い干瓢。
これが最後にしっかり印象付ける味わいで、是非食べて頂きたい逸品。
干瓢の色濃い旨甘み、山葵の抜け、海苔の香りが実に心地よい〆となりました。
お酒は終始、新潟の地酒と合わせて頂き、特に最後に頂いた鄙願(ひがん)が美味しかったです。
そしてお水は贅沢にも麒麟山酒造の仕込み水で、円やかで口への馴染みが良く招き入れやすい。
お酒のあとにも良く合い、本当に美味しいお水でした。
その他、写真にコメントを添えてありますので、ご参考頂けましたら幸いです。
東京で修行を積まれた後、先代よりこのお店を継がれた大将。入口に飾られてある「心で握る」の文字、寡黙ながらも鮨への熱意が味にあふれ、ここでしか食べられないバランスに長けた握りを堪能できました!
半分ほどが新潟の地ネタを使われているそうで、県内外のゲストをもてなすにはうってつけの「はつね寿司」さん。
シャリのほどけと醤油が織り成す一体感を楽しめる素敵な鮨店です。