ご夫婦で営む、初めてでも1人でも、とても楽しめる素敵な新潟市のお鮨屋さん : Hatsune Zushi

　20年ぶりに新潟市まで足を伸ばした目的の１つ、はつね鮨本店さん。土曜日の6時に予約してお店に入ると他に誰もいないので少し不安に。でもすぐに3人様が来られ、30分には2人連れ、７時に2人連れ様が来られて満席になりました。お任せコースのみですが、開始時間は柔軟に対応されているようです。
　手元がとても見やすくできているお店で、『その方がお客様も楽しいかなと思いまして…』と大将。変な演出は一切ないのに、すごく客目線だなと感じる居心地の良さでした。奥様の笑顔も素敵で、ついつい飲み過ぎてしまいました。今日のお鮨のお供は、シャブリグラス→七代目→燗酒用大吟醸火鉢→麒麟山ながれぼし→越乃寒梅半合。燗酒用に造られた大吟醸も面白く、ながれぼしのミニボトルはカウンター全組が注文する形に。懐かしい越乃寒梅の半合でしめました。ガリがとても優しくて美味しくて日本酒が進みました…
　日本海が荒れていて地元の食材が少なめということでしたが、佐渡の魚中心に美味しい料理と鮨が供されました。南蛮えびの昆布締め→やいと鰹の藁焼き→佐渡の鮑・真ハタ→北海道のつぶ貝とつまみが続きました。やいと鰹と真ハタが美味しかったです。
　握りは、マコガレイ→写真ないけど赤いか（お代わりした程旨旨でした）→江戸前のキス→オーストラリアの赤身→10日寝かせた佐渡のトロ鮪（これもお代わり。ちょうど良い状態ですごく好きな味・香り）→きんめ・鯵・のどぐろ・穴子で一通り。
追加で赤いか&雲丹の重ねと佐渡のトロ鮪を食べさせてもらってお勘定です。