煮干しガツンと塩ラーメン
2023年11月
「塩ラーメン850円」
この店、醤油ラーメンは燕系の背油ちゃっちゃラーメンなのだが、塩ラーメンが旨いのだ。燕系の強い煮干しダシが、シンプルな塩だれに合い、ガツンとくる煮干し塩ラーメンになるのだ。タンメンは、コッテリ系ガツンとタンメンで、これまたおいしいので、どちらにするかしばし逡巡。
今日は「塩ラーメン」をオーダー。きのう暴食気味にランチで食べ過ぎたので、今日はさっくりと行こう。と、思ったが、着丼してみればなかなかの麺量だ。
メンマと麺で食感を楽しんだり、麺だけでしみじみと味わったり、チャーシュウと共にリッチな味わいを楽しんだり、…と今日は食べ方に余裕があるなあ。
塩ラーメンだが、玉ネギのトッピング。このしゃりしゃりした清涼感がなかなか合う。さっぱりとこってりの中間あたりのスープ。麺は18番中太麺か。少し郊外にあるので、平日は穴場。
期間限定メニューもあり〼
2023年5月
4・5月限定「海老塩タンメン 1,100円」
ガッツリ系タンメンを食べようと来店すると、入口に期間限定「海老塩タンメン」が張ってあった。カウンター席に着くや否やこれをオーダー。海老が入っちゃうのか、楽しみだなあ。ほんの少し違うだけでも、初めてのメニューはワクワクするね。
着丼し、さっそく麺を引き上げると、おお、重厚な焦がしラードの香りがする。18番中太麺でやや強めの縮れ。加水率はやや高いか。
スープは少しとろみをつけてとろりんこ。焦がしラードにやや乳化した豚骨ベースのスープ。ナイス・パンチ。キクラゲやもやしの食感が楽しく、海老と豚肉の競演は豪華。
後半は、タンメン+コショウ=旨いの法則、いや定理を発動!うーん、また一味変わってたまらんっす。スープが「フタツメ」さんに似てるけど、中越地区でこの手のガッツリタンメンはここだけじゃないかなあ。
くど過ぎないガッツリタンメン
2022年9月
「タンメン950円」
こちらのタンメンは、群馬の「極濃湯麵フタツメ」に代表されるようなガッツリ系。
まず麺がスゴイ。10番平打ち極太麺。太いので強いちぢれをかけて、スープを拾う工夫をしている。推定加水率40%のやや多加水タイプ。この麺の存在感が強い。
スープは、もともとはサッパリ系なのだが、ラードで野菜、エビ、豚肉を炒め煮する際に一緒に入れるため、軽く乳化するのだ。これでコクが強くなるのだ。煮干の旨みもしっかりある。
「フタツメ」よりはアッサリしているが「安福亭 神田店」のタンメンよりはコッテリしている。この塩梅が絶妙に旨いのよ。私はここのタンメン大好き。
極太平打ち麺のガッツリタンメン
2020年9月
「タンメン 税込900円」
熱烈な固定ファンもいる中堅ラーメン店。こちらのタンメンは、一部ではやっているガッツリ系のタンメン。麺は10番の極太平打ち麺。厚みもあり、食べごたえ十分。この麺に負けない旨みをたたえた、ずっしりしたボディのスープ。豚骨、香味野菜で少し濁った感じのスープだ。スープに魚介はあまり感じない。
たっぷり入った炒め煮野菜には、豚肉に加えプリプリの海老まで混じっている。スープ、麺共に数口を楽しんだところで、『タンメン+胡椒=絶対旨くなる』の法則を発動。うーん、旨い、間違いない。最後の一レンゲまでスープを楽しんで、ごちそうさまでした。
うなる実力
2016年5月 「つけ麺 \850」
二度目の来訪で塩ラーメンを絶賛して、すぐにも三度目かと思いきや、以来4年もの月日が流れてしまった。浮気なラヲタなんてこんなもんです。今日はつけ麺を食べに来ました。口頭で「つけ麺」850円をオーダー。
麺は平打ちの太麺1番。加水率高めの中華麺。しっかりしたコシがあります。
つけ汁は濃い味のしょうゆベース。そこに背油がしがし。水菜が少しあしらわれています。燕系ラーメンのつけ麺バージョンです。岩のり、メンマ、削り節のトッピング。チャーシューは2枚。
つけ汁に平打ち麺をひたすと、岩のりがみるみるほぐれて、スープを絡める役割をします。削り節も同じくつけ汁と麺の仲立ち役。つけ汁はサッパリ目の比較的シンプルなしょうゆ味。なんかスルスル食べられます。その割には麺量が多く、満腹感、満足感も十分です。おなかいっぱいなので割りスープは特に頼みませんでした。つけ麺、よかったけど「塩ラーメン」のほうが自分の好みだな。
2012年3月 「塩ラーメン」
燕三条系の背脂ラーメンを提供するこちらのお店だが、長岡ヌードルクラブに名を連ね、ラーメンの楽しみ方、おいしさを追求している研究熱心な店長のおひとり。
「三昇ラーメン」は食べたことがあるので、「塩ラーメン」\700を注文。
麺は20番の細麺。手もみ縮れ。加水率は高め。白っぽい麺なので、無かんすいかも。
ねぎのあしらいが美しい。白髪ねぎ風の縦切りと、青ネギの細かな筒切り。
ハッとしたのは、焦がしねぎ油をまわしかけた左上のスープ部分と、かかっていない右下スープ部分の味が違うこと。麺でさえぎられて、明らかに味が違う。左上半分は、獣系スープに焦がしねぎ油でこってりワイルド。右下部分は、アゴだし(トビウオ)でさっぱり上品。単なる偶然かもしれないが、すごく面白かった。これは初期の「あごすけ」で、月岡さんが遊びで試みていた趣向だ。
どうなのかなあ、偶然かなあ、とニヤニヤしながら思っていたら、自分が恥ずかしくなってあわてて全体をかき混ぜてしまった。いやー、もっと味を確かめればよかったのに、ヲタクって面倒なやつですよね、われながら。
スープはとっても健やかに旨い。アゴだしがすっきりうまい。獣系スープもねぎ油も調和している。いわゆる無化調スープである。メニューにも店内にも、押しつけがましい能書きがないので自信はないが、多分そうである。いや、ひょっとしたら低化調かもしらん。自信ないなあ。
「作務衣系」と呼ばれる、人生訓めいた能書きを壁にデカデカ張っている店は、私はちょっと恥ずかしい気がする。その点、三昇はホンモノである。
たとえば袋ラーメンの塩ラーメンを食べ、三昇の塩ラーメンを食べると、どちらも旨い。だが、比較すると「三昇」の塩には、真ん中にぽかっと旨みの空白地帯を感じるはずだ。袋ラーメンのそこにどっかり居座る旨みこそ、うま味調味料の味である。舌を訓練するには「三昇」の塩ラーメンが最適である。
チャーシューは外側に焦げ目のある煮豚タイプ。熱しても溶けないもちもちタイプで柔らかい。
水菜のシャキシャキした食感が、麺のモチモチ感をひきたてる。他にメンマのトッピング。
私はうま味調味料が嫌いではない。うま味調味料を使ったラーメンも大好きだ。無化調にこだわってまずいラーメンを出す店など最悪だと思う。ただ、うま味調味料を使うと、比較的手軽にラーメンがおいしくなる。うま味調味料を使わずにおいしくするということは、旨みとは何か、ラーメンの旨さとは何か、ということを追求する姿勢なしには実現しない。
この店には、それがある。少なくともこの塩ラーメンは、単なる商売のタネではない。ごちそうさまでした。
店名 |
Ramen Sanshou(Ramen Sanshou)
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類型 | 拉麵、沾麵、餃子 |
0258-25-0520 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
新潟県長岡市坪根777 |
交通方式 |
距离押切 937 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
~¥999¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 可使用電子錢 无使用二维码支付 |
座位數 |
28 Seats |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 ランチタイム(11:00~15:00)禁煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 店前に10台 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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位置 |
家庭式餐廳 |
2024年4月
「タンメン1,000円」
幅広の平打ち麺に、くどすぎない半乳化スープ。あっさりとこってりの中間あたりでこよなく旨い「タンメン」。海老と豚肉、キクラゲ、もやし、キャベツなど具がたっぷり。他店によくあるすっきりタンメンとは、全く趣を異にする。
平打ち麺は、よく見れば幅が5mmくらいあるから、番手は6くらいだなあ。食事の終盤は、「タンメン+コショウ=絶対旨い」の法則を発動して、スープの最後の一すくいまで楽しんだ。