味は良いけどボリュームが・・・ : Ekiben No Ikedaya

　２０１４年２月．
　全国に駅弁は数あれど，自分が最も好きな駅弁は函館駅みかど駅弁販売店の「鰊みがき弁当 ８４０円」です．身欠きニシンの煮物と大ぶりな味付け数の子が，実にイカしているんですよねぇ．

　「鰊みがき弁当」は，場所的になかなか入手できないので，似たような駅弁が他にないかと調査したところ，長岡駅の「にしんかずのこさけいくら」というモノを見つけました．
　というわけで，「新潟〜長野 列車ぐるり旅」の際，わざわざ長岡駅に下車して「にしんかずのこさけいくら １,０５０円」を購入してみました．

　なお，「にしんかずのこさけいくら」は，新幹線ホームの売店のほか，在来線改札口内の駅蕎麦店でも購入することができます．ただし，駅蕎麦店での販売は１１時以降なので，ご注意ください．

　「にしんかずのこさけいくら」は，内部が４分割されており，それぞれのブロックに「身欠きニシンの煮物がトッピングされた茶飯」，「味付け数の子・漬物がトッピングされた茶飯」，「鮭フレーク・いくら醤油漬け・刻み海苔がトッピングされた白飯」，「鮭フレーク入りの握り飯」が詰められています．いわゆる「ダブルの親子弁当」ですね．

　一見して，空きスペースが多く貧相な感じです．また，プラスチック製の葉物が多用されており，安っぽい雰囲気も漂っています．

　味的にはなかなかウマイですね．全体的にやや濃いめの味付けなので，酒との相性もイイと思います．
　ただ，身欠きニシンの煮物・味付け数の子とも，「鰊みがき弁当」の半分以下の大きさです．これで１,０００円越えとは，ちょっと納得できませんねぇ．
　全体的なボリュームもかなり控えめで，満足度は低かったです．ご飯だけでも，もっとたくさん詰めればイイのに・・・

　「鰊みがき弁当」の偉大さを再確認しましたね．