旅籠の心を守る宿 : HATAGO ISEN

◆2018年6月某日
◆1泊2食 26,500円 (当時）

学生時代はスキーで、旅行ライター時代は温泉&宿めぐり、今では美味しい食材&お酒を探し求めて巡ってきた新潟県の中でも、お気に入りの場所の1つ、越後湯沢。

ここはお米やお酒、蕎麦がおいしいだけでなく、行きつけの整体治療院もある（笑）。この辺だと、いつもは里山十帖に泊まるのだが、今回は思うところあって、井仙を選んだ。これで4回目の宿泊になる。

チェックイン時には、お出迎えがない。そういうスタイルなんだろうが、車から荷物ぐらいは運んでくれてもいいだろうね。座ってのチェックインの後はスムースな案内。

今回は露天風呂付きの和洋室を選んだ。越後湯沢の駅前なので、特に眺望はない。客室は広くないが、改装後なのできれい。シャワーブース付きの露天風呂はいつでも入れる。

泉質は悪くないが、大浴場はごく普通で、あんなに熱いと入れない人もいるだろうな。

先に書いた整体治療院でマッサージを受けると、さぁ夕食の時間だ。

まず夕食の献立より

・雪国ガストロノミープレミアムコース

♢芽吹きの春と保存の春
♢メギスのつみれみぞれスープ
♢色とりどりな春魚
♢魚沼味噌握り
♢越後のどぐろの塩焼き
♢和梨とラズベリーのソルベ
♢A5ランクにいがた和牛のステーキ
♢塩沢地区限定一等米
♢ごはんのおとも
♢HATAGO味噌の味噌汁
♢甘味

魚沼キュイジーヌ料理と称して、“むらんごっつぉ“なる食事処でいただく。

料理の一品一品に創意工夫が見られ、味わいも良い。特にきき酒師等はいなかったようなので、自分でスパークリング系の日本酒や焼酎などをマリアージュしてみた。我ながらいい組み合わせだったと思う（笑）。

・朝食献立

♢自家製御漬物
♢野草茶
♢胡麻豆腐・わらび生姜和え・のっぺ
♢きのこ佃煮、出汁巻き玉子、きりあえ納豆など小皿盛り合わせ
♢塩沢地区限定一等米
♢越後スキイ汁
♢パティシエスイーツ
♢コーヒー

いかにも越後らしい、飾らない田舎料理の数々、それを少し精錬した形で提供する。悪くない。

まとめてみよう。思うところがあってここを訪れたが、やはり里山十帖の岩佐氏の影響を感じるし、少なくとも方向性が一緒だ。ただ、ぼく的には井仙の料理の方が好きだ。これからも頑張って欲しい☆

◆ごちそうさまでした‍♂️
◆また機会を見て伺います✋