これで役者になれる！・・・かも(^^； : Senriyou Udon

相棒・・・season２やま

キャスト　杉下不況　・　茅葺亘　・　お店の女性　・　吉田 裕【友情出演】


不況　「茅葺くん、ちょっと津山まで行く用事ができたのですが
　　　　着いてきてくれませんかねぇ？」
茅葺　「ぼ　ぼくが・・・ですか？」
不況　「あなた以外に頼める人がいないんですよぉ」
茅葺　「まぁ、そうでしょうけど。」
不況　「どうでしょうかねぇ？」
茅葺　「仕方　ありませんね。」
不況　「そう言ってくれると信じてましたよ。」
茅葺　「どうせ断っても無理やり連れて行かれるだから
　　　　抵抗するだけ無駄に終わりそうなんで・・・」
不況　「はぁい・・・⁉」


　　　一路、津山へ・・・(((((((((((っ･ω･)っ ﾌﾞｰﾝ


不況　「ところで茅葺くん、お昼も近くなってきたことですし
　　　　何か食べたいものはありませんか？」
茅葺　「食べたい　もの　ですか？
　　　　そうですね、津山と言えばやっぱりホルモンうどんでしょう！」
不況　「ほぉ、そうですか！！
　　　　それでは僕が行ったお店しか知りませんが、
　　　　そこでもよろしいでしょうか？」
茅葺　「お任せいたします！」


　　　　しばらくして・・・


茅葺　「不況さん、ホルモンうどんの看板が見えましたよ！」
不況　「どこですか？」
茅葺　「ほら、あそこです！」
不況　「ああ、通り過ぎてしまいましたねぇ。」
茅葺　「良さそうなお店でしたのに・・・
　　　　ほら、あっと驚くすすむさんが3.3を付けてますよ！」
不況　「あなたは僕に任せると言ったんじゃありませんか！
　　　　あれは嘘だったのですか？？？」
茅葺　「い、いや　そう言う訳ではないんですが・・・
　　　　すすむさんが3.3を付けると言うことは、良いお店だと
　　　　思ったんで・・・」
不況　「そうですか！僕の意見よりすすむさんの意見を信用するという
　　　　理解でよろしいのですね⁉」
茅葺　「そ　そこまでは言ってないんですが・・・」
不況　「いいえ、僕にはそうにしか取れません！！！」
茅葺　「あのぉ、ひょっとして不況さん、機嫌　損ねました・・・？」
不況　「僕がそんな子供じみた感情を出すわけないじゃありませんか！」
茅葺　「そういう感情に　見え　ますが・・・」
不況　「はぁい・・・・
　　　　でも、君がそこまで言うのならその話にあえて乗ってみましょう。」
茅葺　「い　いや、何もそこまでして頂かなくても。」
不況　「いいえ、僕はもう決めました！
　　　　Uターンしますよ、茅葺君。
　　　　しっかり掴まっていて下さい！！！」

　　　キｲーーーーー　　ギュルギュルギュル！
　　　ポンっ！　(((((((((((っ･ω･)っ ﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰﾋﾟｰﾎﾟｰ！

茅葺　「ヾ(--;)ぉぃぉぃ・・・」


不況　「さあ、着きましたよ茅葺くん！」
茅葺　「そ　そのようで・・・」
不況　「おや、普通のうどん屋さんようですねえ！
　　　　大手柄ですよ茅葺くん！
　　　　僕はこういうお店に来たかったんです！
茅葺　「よくもまあ、ぬけぬけと・・・・」
不況　「何か言いましたか？？？」
茅葺　「い　いえ　何も・・・」
不況　「そうですか、
　　　　とにかく入ると致しましょう！」
茅葺　「はいはい・・・」


女性　「いらっしゃいませ！お冷置いときますね。
　　　　お決まりになったら及び下さい。」
不況　「どうもありがとう。」


　　　不況は「天とじ丼セット　830円」を
　　　茅葺は「ホルモンうどん定食　950円」を・・・


不況　「それでは頂くとしましょう！
　　　　まずはうどんから！」
茅葺　「どうですか、不況さん？」
不況　「君はそうやっていつも急かすんんですねえ。
　　　　悪い癖ですよ！」
茅葺　「・・・　　　。」
不況　「コシはそれほどでもありませんが
　　　　もちもち感があって茹で加減もちょうどいい！
　　　　僕好みの麺に仕上げてあるのが嬉しいですねぇ。」
茅葺　「出汁は何で取ってあるですか？」
不況　「だから、そう急かせないでって言ってるでしょう！」
茅葺　「・・・　　　。」
不況　「ほう、澄んだ出汁のお味はカツオ出汁がメインの様ですねぇ。
　　　　おや・・・　ちょっと待ってください茅葺くん！
　　　　合わせ出汁になってますよ！
　　　　これはイリコでしょうかねぇ・・・
　　　　合わせ方のバランスが程よく、かと言って主張し過ぎていない。
　　　　長い経験を積んだ職人さんの成せる業とでも言うのでしょうか！」
茅葺　「それって旨いってことですよね⁉」
不況　「僕にすべてを言わせるつもりですか？
　　　　そろそろ僕の言葉の意味を理解出来るようになっているものだと
　　　　思っていたのに・・・残念で仕方ありませんねぇ。」
茅葺　「なにもそこまで・・・」
不況　「そころで茅葺くん、君は気付いていましたか？」
茅葺　「何が　ですか・・・？」
不況　「この丼ぶり、海老天が玉子とじになってるじゃありませんか！！！」
茅葺　「ええ、知ってましたよ！
　　　　それに、メニューにも天とじって書いてありますし
　　　　入口の所にサンプルも置いてありましたよ。」
不況　「・・・　　　。　（´ρ｀*）ｺﾎﾝｺﾎﾝ
　　　　そうやってワザと知らないふりをして茅葺くんを試す・・・
　　　　僕の悪い癖。。。
茅葺　「よくもまあ。。。」　　　　
不況　「それはそうと、この天とじ丼のツユもしつこくなくて
　　　　うどんの味も邪魔しないで食べられて、
　　　　これはまた美味しい！！！
　　　　そして玉子と天ぷらの衣がこれほどにまで合うとは驚きです。
　　　　いやあ、長いこと生きてきた僕ですが初めて出会う味に
　　　　正直言って驚かされました。」

女性　「お水のおかわり、入れておきますね！」
不況　「あっ、お嬢さん。
　　　　最後にもう一つだけ宜しいでしょうか(-0-)☝？」
女性　「はい、なんでしょう？」
不況　「お茶のおかわりも頂けるんでしょうか？」
女性　「もちろんです、お持ち致しましょうか？」
不況　「いえ、結構です、どうもありがとう！」


　せ～へんのかーい！！！　（by　吉田 裕【友情出演】）