時間で熟成する魔法のお店 : Endokoro yushimmi

忽然と現れる、居酒屋らしくない建物がその場所です。

表題は、少しばかりや謎めいてますが
立地と言い、入った瞬間の印象と言い、長居する気には為りませんでした。

ところが、このお店の真骨頂はそんな要素では語り尽くせません。
素晴らしい全てに、お店を出る時には完全にファンw

”吉嶺”
コレで　”ゆしんみ”　と読むみたいです。　※食べログデータ引用

お店へ入った瞬間と出る時で、これだけ印象が変わったのも久し振りです。
まるで、良いステージを観た後の爽快感と似た感覚です　＾ω＾

口コミも1件のみですし、ホテルの紹介と言うのも不安要素？

いえいえ！

料理もそうですが、お店の雰囲気に飲まれる感じが、それを払拭してくれますw

お通し・筍の土佐煮、島豆腐の湯葉
少々騒がしい感じで、どうしたモノかと少しゆっくり考える時間です。
気分が落着くのを待って、お通しを頂きながらスタンバイw

お刺身の盛り合わせ・アオリイカ、マグロ、島ダコ、ミーバイ
以前の会社では

「沖縄は食べ物が合わへんな～。刺身も美味しない。」

恐らく、独占する為の言葉でしょう。そんな連中です。

こちらのお店も、そのクオリティの高さに満足です。
沖縄へは二年前から何度か来ていて、来る度にその魅力にハマってしまいます　＾ω＾
この中では　ミーバイ　がこの地方の魚ですが、勿論美味しいです。

ゴーヤちゃんぷるー　※ハーフ
そのままだと、量が多いと言うのでハーフでお願いしました。
1人前だと4人でシェアする位と聞きましたが
ハーフで2人前に足りない程度のボリュームです。

流石に本場の　ゴーヤ　の料理です。塩加減や切身の歯応えもベストですw
美味いです！1人前イケたかな？
まあ、そうだとしても、他の料理が食べられないでしょうねw

アーサクリームコロッケ　※1ヶ
こちらも2ヶの設定を半分にして頂きました。
風味豊かな一風変わったコロッケです。

キビまる豚レバー　ネギ塩ダレで
こちらはそのまま出されました。
調合中の胡麻の風味の正体を聞くと、この料理のタレだと言うので即決ですw

そのままの量だと、確かに結構なボリュームですね。
沖縄スケールで、他のお店でもその感覚は見られました。

抜群の肉質＆肉厚に、タレの風味が最高です　＾ω＾

ソーメンちゃんぷるー　※ハーフ
沖縄や奄美へ来ると、この系統の麺類がとても美味しく感じます。
正統派の味付けで、万人受けする味わいでしょう。
コレは、他の料理と一緒に頼んでご飯代わりでも楽しめそうです。

おもむろに　”乾杯～”　って、このお店の儀式みたいなモノでしょう。
マスターの振りに、即反応出来ずに戸惑いましたが
コレが　”ゆしんみ”　ワールドのホイッスルです！

時間の経過と共に、熟成される空間です。

カウンターで並んだお客様とのやり取りも、マスターの司会進行が有っての事w
この感覚は、私が行き着けるお店の一つのパターンでもあります。

真っ暗で、とんでもない丘の上だと思ったら
魔法のお店に出逢えた素晴らしい機会でした　　＾ω＾

長い帰り道も程良く心地良かったです。

有難うございます！