北新地しゃぶしゃぶ きらく【すき焼きコース】大阪市北区堂島 : kitashinchishabushabusukiyakikiraku

北新地しゃぶしゃぶ きらく＠大阪市北区堂島


ブログです⇒河内のオッサンの普段メシ、ときどき酒。


　京阪・中之島線の大江橋駅から徒歩約5分、【北新地しゃぶしゃぶ きらく】です。


■食べログ“3.74”百名店2023に選ばれた名店「きらく亭」の姉妹店

　かつては淀川の本流だったのが、1907年(明治40年)の淀川放水路開削に伴い旧淀川となった堂島川。

　そのほとりに建つ新ダイビルの北側を、東西に走る堂島船大工町線沿い。

　レトロな外装の「パーマリィイン堂島」の地下に、北新地しゃぶしゃぶ きらくさんがあります。

　東京の白金高輪にある名店「きらく亭」から暖簾分けされた、「六本木焼肉 きらく」の姉妹店。

　同じビルの2階に「北新地焼肉 きらく」さん、そしてミナミには「心斎橋焼肉 きらく」さんもあるんです。

　最高級の素材を使ってて美味しいのにコスパ抜群なので、しゃぶしゃぶきらくさんは今回が再訪。

　系列の焼肉店も、北新地と心斎橋のどちらとも伺ってます。


■公式サイト・Instagram

　公式サイト⇒北新地しゃぶしゃぶ きらく
　Instagram⇒北新地しゃぶしゃぶ きらく（kitashinchi_kiraku）


■高級料亭を思わせる純和風のシックで落ち着いた個室

　石畳の階段を下りると、店内のスタッフさんが木の引き戸を開けてくださいます。

　その先に広がるのは、都会の喧騒を忘れさせてくれる隠れ家的な和の空間。

　案内されたのは政治家や財界人といった、ハイソな方々が利用してそうな格調高い落ち着いた和室。

　完全個室になっていて、窓の向こうには鹿威しを設えた中庭が贅沢な空気感を漂わせています。

　さすがは東京の銀座と並ぶ高級飲食街で、「夜の商工会議所」とも呼ばれる北新地。

　とは言うものの、きらくさんは私たちのような庶民でもウェルカムな懐の深いお店なんです。


■メニュー

　アラカルトもありますけど、それらがお得にまとまったコースが断然オススメ。


■いただきます(๑❛ڡ❛๑)ﾍﾟﾛﾘﾝ

◆すき焼きコース 17,500円＋サービス料10%

■季節のすり流し
■きらくの逸品
■極上霜降り牛タン
■特選和牛ヒレ
■季節野菜の盛り合わせ
■極上霜降り和牛リブロース
■本日の逸品
■特選和牛肩ロース
■お食事
■季節のデザート

　半年ほど前に伺った時はしゃぶしゃぶを頂いたので、今回はすき焼きでお願いしました。

　すり流しに始まってデザートまで全部で10品のラインナップになってます。


◆生ビール 900円＋サービス料10%
◆烏龍茶 650円＋サービス料10%

　キリン一番搾り、メッチャ好き٩(๑❛ᴗ❛๑)۶ ﾔｯﾀ～!

　飲まない相方は烏龍茶でカンパイ♪


■季節のすり流し

　カブとの交配で作られたオレンジ白菜のすり流し。

　トローッと上品で優しい甘さ。

　シスリコピンという抗酸化作用を持つ成分が含まれていて、生活習慣病の予防にも良いみたい。


■きらくの逸品

　きらびやかなお皿は美濃焼きの錦万寿菊ですね。

　こんもりと盛られたローストビーフは、表面が軽く炙られててメチャクチャ香ばしい風味。

　舌の上でとろけそうなほどムッチリと柔らかいのに、肉の旨みはシッカリと残ります。


■極上霜降り牛タン

　黒毛和牛の極上タン。

　スタッフさんが割下でサッと炙ってから、私たちの器へと取り分けてくださいました。

　大分県産の高級ブランド卵「龍のたまご」をフワッフワに泡立てた下に割り下が注がれています。

　薄切りなのにタンらしいシコシコっと心地よい歯ごたえ。

　爽やかでいて濃厚な肉汁に、メレンゲ状の龍のたまごと割り下のほのかな甘さ。

　タンをすき焼きで食べたなんて、59年の人生の中でも初めての体験…ヾ(*´∀`*)ﾉ ｷｬｯﾎｰｲ!!!


■特選和牛ヒレ

　栃木県内で年間3万頭飼養される和牛の中から、約1割しか認定されない「とちぎ和牛」のヒレ。

　肉の女王と呼ばれ、サーロイン、リブロースと並ぶ牛肉の王道中の王道ですね。

　で、すき焼きって薄切りのイメージなんですけど…？

　何と2センチはある厚切り…‧˚₊*̥(∗︎*⁰͈꒨⁰͈)‧˚₊*̥ すんごっ!

　それをスタッフさんが丁寧に焼き上げ、頃合いを見計らって割り下を投入。

　ジューッ！という音と共に立ち上る、肉汁と醤油の入り混じった芳ばしい香り。

　脂が少なく厚切りなのにメチャクチャ柔らか。

　繊維がキメが細やかで、肉の旨みや甘さが口いっぱいに広がる幸せ。

　タンもそうでしたけど、こんなすき焼きはホント初めてだわ～(*´ڡ`●)♡ｳﾏ


■季節野菜の盛り合わせ

　葱、玉ねぎ、人参、白菜、椎茸、エノキ茸、大和まな、しらたき、もち麩、豆腐。

　葱は下仁田、玉ねぎは淡路島産、大和まなは奈良県が認定する「大和の伝統野菜」です。


■瓶ビール 850円＋サービス料10%

　瓶ビールは一番搾り(キリン)、スーパードライ(アサヒ)、黒ラベル(サッポロ)、ザ・モルツ(サントリー)。

　四大メーカーすべてが揃っています。


■青森県ナミキ和牛リブロースと大分豊後ファゼンダ牛肩ロース

■特選和牛肩ロース

　大分の耶馬日田英彦山国定公園の中にある肥育場、「ファゼンダ・グランデ」で育てられたファゼンダ牛。

　令和3年10月開催の「第17回全日本牛枝肉コンクール」で、最高賞の名誉賞を受賞したブランド牛です。

　黒毛和種であるファゼンダ牛の肩ロースは、肉質・脂質ともにバランスが最高。

　適度な霜降りで上品な甘み、そしてシッカリした肉感と濃厚な味わいも楽しめます。


■本日の逸品

　長芋素麵の土佐酢がけ。

　細長く切って素麺に見立てた長芋に、ジュンサイ入りの土佐酢ジュレがかけられてます。

　真ん中には贅沢にもキャビア、ほかに薬味としてミョウガとワサビ。

　シャクシャクとした長芋素麺の歯ざわりに、土佐酢のまろやかな酸味とお出汁の風味。

　口の中をサッパリとさせてくれるサイコーの箸休めだわ。


■極上霜降り和牛リブロース

　青森県七戸町の、八甲田山をのぞむ雄大な自然の中で育てられるナミキ和牛。

　リブロースは牛肉の中でも、サシの細かさ、旨み、柔らかさ、脂の甘みが極上の部位ですね。

　口の中でとろける旨みとコク、そして上品なサシの甘みがホントたまらなく美味しい～(๑❛ڡ❛๑)ｳﾏｲｯ!!


■極上すき焼きは牛脂でさえもウマ過ぎる！

　日本全国から選ばれた極上のお肉たち。

　当然ながらイチバン最初に溶かす牛脂も質の良いものが使われています。

　フツーは食べないんでしょうけど、私は子どもの頃からこの牛脂が大好物で…笑

　スタッフさんが席を外してる間に食べちゃいました～ψ(´ڡ`♡) ŧ‹"ŧ‹"

　当たり前ですけど、スーパーの肉売り場に置かれてるのとは雲泥の差。

　脂なのにプリプリとシッカリした歯ごたえ。

　臭みや嫌みがまったくなく、ただただ甘くて美味しい～♪


■お食事

　鶏出汁の稲庭うどん。

　サッパリした鶏の旨みとゴマ油香るスープに、福岡県産のブランド葱“ばんネギ”が散らされてます。

　大葉がのった鶏つくねには胡麻と梅肉。

　フワッフワで箸で摘まめる限界の柔らかさの鶏つくねを、うどんにトッピング。

　あっさりとした中にも、鶏つくねの肉感が食べごたえを感じさせてくれますね。


■季節のデザート

　果肉入りレモンシャーベット。

　爽やかな酸味と冷たさでリセットすると、もう一度コースを最初から食べれそうだわ…笑


■ごちそうさま～ᐠ(∗ᵔᗜᵔ∗)ᐟ

　帰り際にはお口直しのミンティアを頂けます。

　お会計はサービス料込みで、二人で41,140円。

　北新地のお店としてはリーズナブルだし、何よりもコスパがハンパなく良すぎます。

　日本全国から選び抜かれた極上のお肉たちを、お腹いっぱい堪能できてこのお値段。

　逆に安いと言っても良いんじゃない？って、kawachi的には思うワケですよ。

　ごちそうさまでした～⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬ｱﾘｶﾞﾄｳ♡

　■kawachi的オススメ度：★★★★★


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北新地しゃぶしゃぶ きらく＠大阪市北区堂島


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　JR・東西線の北新地駅から徒歩約8分、【北新地しゃぶしゃぶ きらく】です。


　焼肉・すき焼き・しゃぶしゃぶ・ステーキ…

　好きな肉料理は？って訊かれたら、アナタなら何と答えますか？

　前にネットで見た、それっぽいアンケートによると…

　1位　焼肉
　2位　しゃぶしゃぶ
　3位　すき焼き

　1位はぶっちぎりで焼肉で、しゃぶしゃぶとすき焼きは僅差。

　焼肉はしょっちゅう食べに行くけど、しゃぶしゃぶやすき焼きは家でたまにする程度。

　そんな、私個人のランキングとまったく一緒って感じですかね〜(*^^*)

　今回はそんなしゃぶしゃぶを頂きに、相方と二人でお出かけしてきましたよ～♪

　公式サイト⇒北新地しゃぶしゃぶ きらく


　御堂筋線の淀屋橋駅から、堂島川にかかる大江橋を渡って北新地へ。


　パーマリィイン堂島ビルの地階フロアにお店はありました。

　このビルの2階には、以前うかがった「北新地焼肉 きらく」さんもあるんですよね。

　記事はコチラ⇒北新地焼肉 きらく


　引き戸をくぐり抜けて中に入ると、そこには高級料亭の趣きある空間。

　畳の上では割烹着のよく似合う、可愛らしい店員さんが三つ指ついてお出迎え。

　いやいや、思ってた以上のラグジュアリー空間。

　私みたいな人間が足を踏み入れても良いのかしら…σ(^_^;)?


　座席はすべて個室になっていて、全部で5部屋あるとのこと。

　私たちは“空”という部屋に案内してもらいました。


　わぉっ！？ฅ(º ﾛ º ฅ)ｵｫｯ!!

　政治家や資産家が接待で使ってそうなメチャクチャ立派なお部屋。

　ついに、こぉゆう部屋で食事が出来る日が来たか～

　ｷﾀｰｰｰ(♡∀♡)ｰｰｰ!!!


◆肉割烹 23,650円

　今回は全11品の肉割烹コース21,500円(別途ｻｰﾋﾞｽ料10％)を予約させてもらいました。

　※以下、表記価格には全てサービス料10％を加えて表示しています。


◆生ビール 990円


　生ビールは大好きなキリン一番搾り♪


　相方は烏龍茶(715円)。

　いただきます。


旬野菜のすり流し

　最初に出てきたのは、淡路島産の新玉ねぎをすり潰して出汁でのばしたすり流し。

　ほんのりと温かくて、トローっと滑らかな口当たり。

　玉ねぎの濃厚な甘みに、お出汁の豊かな風味。

　こりゃ、のっけから期待値マックスだわ～(σﾟ∀ﾟ)σｲｲﾈ!!


前菜

　続いて前菜5種。


　大浅利の黄金焼き、そら豆のおかき揚げ、稚鮎の唐揚げ、タン元のたたき、牛しぐれ煮。

　雲丹の濃厚な味わいにジューシーな浅利の旨みがギュッと詰まった黄金焼き。

　柔らかくてサクっとした肉の旨みを感じるタン元のたたき。

　甘辛く炊かれたしぐれ煮。

　どれもこれも丁寧に作られてて美味しい～♪


きらくのタルタル

　最中の皮に、和牛ユッケ、キャビア、リンゴ、芽ネギがのってます。


　舌に絡みつくぐらい滑らかな肉質のユッケはモッチリと柔らか。

　圧倒的な肉の旨みの中に、プチプチっとキャビアの濃厚なコク。

　芽ネギのシャキシャキ感、リンゴのほのかな甘み。

　なんと贅沢な最中なんでしょ～*(„◕᎑◕„)⸝⸝꙳ｸﾞｯ


きらくの逸品

　きらくの逸品は牛タンシチューです。

　テッカテカのシズル感、見るからに美味しそう～(*♡д♡*)ﾊｧﾊｧ

　何でも東京西麻布にある、フレンチビストロ「グルマンディーズ」の長谷川シェフ監修だとか。

　グルマンディーズと言えば、食べログ4.42点、予約1年待ちの名店ですよね…₍₍(∩´ ᵕ `∩)⁾⁾ゎ‹ゎ‹♡


　スプーンだけでスッと切れるほどの柔らかさ。

　濃い目のソースは八丁味噌で仕上げた和風テイスト。

　口の中でホロホロと崩れる、旨みタップリの牛タンとの相性がバツグン。

　こんな牛タンシチュー、今まで食べたことないです…♡٩(๑❛ڡ❛๑)۶ﾍﾟﾛﾘ


黒毛和牛3種のしゃぶしゃぶ

　さて、いよいよメインのしゃぶしゃぶ♪

　長崎県産の壱岐牛のサーロインとモモ、それに青森県産ナミキ和牛のロース。


　野菜のラインナップもお肉に負けないぐらい豪華。

　黄ニラ、白菜、長ネギ、紫アスパラ、クレソン、ヤングコーンとヤングコーンの髭。

　それに、オカヒジキ、ニンジン、トキイロヒラタケ、大黒シメジ、豆腐です。


　長崎県の壱岐牛のモモ肉。

　年間800頭しか出荷されない幻のお肉だそうです。


　最初の一枚はスタッフさんがしゃぶしゃぶして下さいます。

　火の入れ加減を訊いてくれるので、相方も私もミディアムレアで♪

　お店の方にしゃぶしゃぶしてもらえるなんて、スゴク贅沢な気分になれますね。


　泡立てた卵の入った胡麻ダレでいただきます。


　キメ細やかでモチモチと柔らかな歯ごたえ、モモ肉ならではの赤身の濃厚な旨み。

　さすが、松阪牛と並び称される和牛だけのことはある。


　青森県七戸町の、八甲田山をのぞむ雄大な自然の中で育てられるナミキ和牛のロース。

　サシがほど良く入っていて、赤身と脂身のバランスが絶妙。

　いやぁ、このお肉も美味しかったな～(ฅ́˘ฅ̀)♡ｳﾏｯ


　メチャクチャ綺麗な肉質のお肉は、長崎県壱岐牛のサーロイン♪

　海に囲まれた壱岐島の、ミネラル豊富な牧草で育てられるブランド牛ですね。

　その牧草のミネラル分が、柔らかい肉質と融点の低い脂分を生み出すんだとか。

　ホント、上質で美味しそう…ԅ(♥️﹃♥️ԅ))))ｼﾞｭﾙﾘ


　メチャクチャ柔らかくて、大げさじゃなく本当にとろけてなくなってしまうほど。

　赤身の力強い旨みに、サラサラの脂の甘さ。

　いやはや、さすが肉の王様と呼ばれるだけのことはありますね。

　こんなにも素晴らしいお肉に出会えるなんて幸せ過ぎ～٩(｡˃ ᵕ ˂ )وｲｪｰｨ


　お肉の素晴らしさはもとより、野菜も本当に良いものばかり。

　特にこのトキイロヒラタケ！

　パッと見はお肉と見間違うほどの色と質感。

　朱鷺(とき)の羽の色に似ていることから、「朱鷺色平茸（トキイロヒラタケ）」なんですって。

　高級品種だそうで、とても香り高く、ムチムチの歯ごたえでメチャ美味しい～♪


　その他に生でも食べられて甘みの強い紫アスパラなどなど。

　どの野菜もこだわりが感じられるものばかりでしたよ。


特選和牛のローストビーフ

　ローストビーフに使われているのは、熊本県のブランド黒毛和牛「和王」です。


　酢飯を包んであって、お寿司のような味わい。


ミスジの椀物

　ごま豆腐の上に美和牛のミスジ、そしてハマボウフウ。

　そこに風味豊かなお出汁をかけて。

　美和牛って聞いたことのない牛ですけど…？

　奈良県の「うし匠 俵本」と言う、毎月第一金曜から第一日曜日。

　その、月に3日しか営業しない生産者が自家飼育するブランド牛だそうです。

　そんな希少なお肉を扱ってるなんて…

　ホント、スゴイね、「しゃぶしゃぶ きらく」さん。


上ミノ湯引き

　塩麹に8時間漬け込んだ上ミノの湯引き。

　シコシコとした食感は残しつつも、歯切れが良く食べやすい。

　下処理も本当に丁寧で、噛めば噛むほど旨みがジュワーっと溢れてきます。


お食事

　上質なお肉たちをしゃぶしゃぶした後のお出汁で作った雑炊。

　タップリの旨みエキスが出たお出汁、それだけでも美味しいに違いないのに…


　そこにまだ、壱岐牛のサーロイン～((•̤ᗜ•̤ॢ)✲*｡ﾜｧ〜♥︎

　もうね、贅沢の極みなのよ、コレ♪　


季節のデザート

　〆のデザートは生プリンの抹茶がけ。

　ん？生プリンだと…(・・*)。。oＯ(想像中)

　プリンを作る工程で、一度も火を入れてないんですって。

　キャラメルをかけて食べるんですけど、とにかく抹茶が濃厚。

　トロトローっととろけるプリンは、甘さ控えめで卵の風味が豊か。

　コースの最後を飾るのにふさわしいデザートになってます。


　帰り際にはお見送りと共に、ミンティアのサービスまで。

　カルピスをもらおうと思ったら…

　相方が先に取っちゃったので、私はグレープを。

　たくさんあるから、別に私もカルピスでも良かったんですけどね…笑

　ごちそうさま～(^_-)-☆


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