店名 |
NH(NH)
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類型 | 法式料理、創新 |
預約・查詢 |
050-5600-1508 |
可供預訂 |
僅限預約 |
地址 |
大阪府大阪市北区曽根崎新地1-5-11 新陽3rdビル 1~2F |
交通方式 |
北新地站步行3分鐘西梅田站步行5分鐘請用門前的對講機呼叫。工作人員去接您。 距离北新地 73 米 |
營業時間 |
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預算 |
¥20,000~¥29,999 ¥20,000~¥29,999 |
預算(評價匯總) |
¥40,000~¥49,999¥30,000~¥39,999
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付款方式 |
可使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
服務費收費 |
サービス料10%を頂戴しております。 |
座位數 |
10 Seats ( 櫃檯僅有10個座位) |
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最大宴席可容納人數 | 10人(座位) |
個人包廂 |
不可能 |
包場 |
可能的 |
禁煙・吸煙 |
嚴禁吸煙 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
時尚的空間,平靜的空間,座位寬敞 |
酒水 |
有葡萄酒,有雞尾酒飲料,對葡萄酒講究 |
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料理 |
對蔬菜菜式講究,對魚類料理講究 |
此時建議 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳,家庭式餐廳 |
服務 |
有品酒師 |
開店日 |
2023.1.21 |
電話號碼 |
06-6341-6288 |
今年の1月21日に大阪の北新地にイノベーティブレストラン『NH (エナシュ)』がオープンしました。
以前より土谷シェフのことは存じ上げていますので、食材の調達とご自身のアイデンティティーの確立が、
一番課題かなと思いながら訪問しましたが、土谷シェフの本来持つ素直やキャラクターが、
様々なご縁や運を引き寄せ、食材の調達とそれぞれにご自身の世界観を作り出していました。
詳しくはブログをご覧ください☞https://ameblo.jp/sakura-beautiful/entry-12797834093.html
インスタグラムのリールはちこら☞https://www.instagram.com/p/CqzshZgAKxN/
もともとトライされていましたが、特に多くのポイントに使われていたのが食材の発酵や熟成。
加えて麹や酒粕などの日本古来の食材も多様されて発酵をうまく料理に組み込んでいたのも印象的でした。
そして今回こだわった食材が"キャビア"と"鴨"。
キャビアはパリに本店があり世界のトップシェフ達に愛されている「Kaviari 」のもの。
ダウリアチョウザメのキャビアである"DAURIKUS"を使用しています。日本で直取引により輸入しているとのことですが、
コースではキャビアが一つの山になっていて、この日は3種の食べ方で楽しませていただきました。
今後もキャビアはキー食材となり、様々な形でいただけると思います。楽しみですね。
鴨は130日間飼育された七谷鴨を使用し3週間熟成。この鴨は土谷シェフ自ら米麹などを使って
作ったパウダーを餌に混ぜて食べさせているこだわりです。今回は胸肉をオーブンで焼き、
最後は炭を使いみずみずしく仕上げていましたが、食べた瞬間感じたのは、
凝縮感のある力強い旨味があり、他では味わえない土谷流七谷鴨という出来栄えに。
河豚の卵巣の糠漬けやピクルスのようなものも作り、"umami"とも合わせて料理の中に有効的に組み込んでいます。単なる足し算ではな、味わいの足し算、掛け算を組み合わせコースを構成していました。
木の器に入った高知県産の熟成金目鯛は、7日、6日、5日、4日、3日という熟成期間の違うものを
食べ比べさせていただきました。またそれを前菜としてマリネ、ベルガモットのババロアを合わせた前菜、
カラスミの卵巣を合わせたポワソン、ブレザオラを合わせたヴィヤンド、
柚子を合わせたデセールといったようにコースのように楽しめる構成になっていました。
またお店の造りや仕掛けも面白い。ちっと入り口が入り組んでいてわかりにくいんですが、
インターフォンを押して中に入ると目に入ってくるのは「H」のマーク!!
ソファにはHERMESのクッションが置いてあり抱きしめたくなります。
ソファに座ると、和紅茶が出てきましたが、これもHERMESのカップとコースターで!
土谷シェフから三日月型っぽい焼き物を渡され、次の扉を入り2階へ!
階段を登ったところに、きゃぁ〜ん、鴨が吊るされている〜とびっくりしていたら、
ハッとするようなパープルの空間が広がりました!!ドキドキしますよね。
このバープルの空間、壁の角もダクトの角もない。全て角がとられなだらかなフォルムを作り出しています。
カウンターの上に並べられたプレートはそれぞれ色が違うので、渡された焼き物と同じ色のシ
ョープレートを探しあったところが本日の席。
ショープレートをはじめ、器は全て有田のカマチ陶舗です。
しかも初めて見るものがたくさん。かなり細かなリクエストをしたんじゃないでしょうか?
そして、カトラリーには福井県は越前の龍泉刃物。お肉のナイフは好きな色を選ばせてくださいました。
ありゃ、お箸まで龍泉刃物だって!もちろんダマスカス柄が入っていて、細部までこだわりまくっていました。
カウンターの向こうには2名のシェフと1名のソムリエという若いエネルギーで構成されていて、パープルバックの空間で皆さんの動きを見るのも楽しい。
土谷シェフの印象は、輝き始めたダイヤの原石。将来が本当に楽しみです。ダイヤの価値は様々な要素できまりますが、私は土谷シェフのクオリティーは素晴らしく心から応援しています。妥協せず鍛錬することでどんどん自分で磨き、是非スターシェフの座を目指していただきたいと強く思います。次回はさらに極めたお料理を体験しに行きたいと思っています。