至福のランチタイムは、薪の香りと音に癒されながら♡　～大阪 京橋～ : STUN

京橋のちょっと路地裏にある 薪を使ったイノベーティブジャンルのお店。

（わたしが勝手にグルメ師匠と尊敬している）マイレビュアーさんのレビューを拝見して即座にブックマークをしつつ、予約のご相談をさせていただきました。
なお、当初ひとりで伺おうと思いご相談をしたところ、お素材×薪での調理 の関係でランチは２名からで、とご丁寧にご返信を頂戴した経緯があり、この日は食べ女子友を誘っての訪問です。


----【場所】----
「京橋東商店街」をちょっと北に折れた路地裏沿いの雑居ビルの２階。
上階はフィリピンパブ、すぐお隣には、スナックビルと、周囲はなかなか面白い環境。
なお、近隣に中華の「田中圭英」があります。
ちなみに、思いました、、、京橋って、昼呑みのお店がハンパなく多いんですね♪
それはそれは、天六／天満 界隈レベルじゃなく、とにかくすごい勢いとともにダークさや渋さもあって、なかなかの街並みが広がってしました！

----【店内】----
ひっそりとした看板の横にある、静寂な階段をあがり、扉をあけると、、、
シックでスタイリッシュな空間が広がります。
おしゃれなＬ字型のウッドカウンターに、おしゃれなダウンライト。
奥には、４名卓のテーブルが１つ。
決してとても広いわけではありませんが、心地よい開放感も感じます。
なお、この日は、ご店主とサービススタッフらしき男性と、この日は２名でのオペレーションでした。


いただいたコースは「旬の厳選素材を使用"贅沢ランチコース（6,300円）」。
なんと、８品という衝撃コスパです！
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【①北海道産 しま海老を使った最中仕立て】
しま海老のねっとりとした味わいにほんのりと香る昆布と柚子。
ベースの生地は、一見タルトに見えて実は ”最中（もなか）” 。
この ”最中” がめちゃんとふわふわサクサクで、実に海老ちゃんの味わいを引きたててくれるー♪
和 といえば、和だし、イタリアンな要素もあって美味♡
こちらは、軽やかで完熟リンゴのような甘やかさも感じるシャンパーニュと一緒に。

【②茶碗蒸し】
具はたっぷりの 鱈白子。
ここにポルチーニ茸のエキスがしっかりきいたベース出汁。
加えて、穂紫蘇がんなんとも素敵なアクセントになっていて、終始楽しめました。

【③白ばい貝の前菜】
コリコリ食感の白ばい貝がもちろん主役なのですが、、、
苦味が心地良い（イタリア野菜の）タルティーボや、ぷちぷち食感のアマランサスといった良い意味でクセの強い野菜とのバランスが絶妙です。
味つけは、酢味噌をもう少しライトに洋風にアレンジしたような味わい。
食感とともに、酸味や苦味を色々楽しめて美味しかったです。

【④鰯の前菜】
オオイワシの皮目を軽く炙った一品。
脂がのった身、レア感がしっかりと残るしっとりとした食感。
こちらは、ホワイトバルサミコとともに、酸味がある野菜 オキサリスとともにいただきます。
自家製 土佐醤油のムースは少しだけ甘みを感じて、時折プラスしていただくと、これがまた味わいが広がる♪広がる♪
ポーション自体はそれほど多いわけではないですが、色んな強弱が楽しめて実に美味しいぃ～♡

【⑤メヒカリ のフリッター】
フリッターには、青海苔を加えたパン粉が使用されていて、キュートが香りがふわっと鼻をくすぐってくれます。
主役のメヒカリは、ふわふわで微細な甘さを感じます。
少量だけど、上に添えられた ”甘酢漬け らっきょう” 、、、ひと口でいただくと、この らっきょうが実にいいアクセントになってくれました！

【⑥明石産 鰆、菜の花ソース】
なんとも鮮やかなグリーンカラーのソースです。
色味的には若干ビビッてしまったのですが(笑)
ほのかなグリーンな香りに、上品な苦味で非常にすっきりした味わい。
それでいて、鰆によく絡んで、口の中ですぅ～っと旨みが広がっていく感じ。
この強弱が２杯目の白（サヴァニャン種）に合うぅ～♡

【⑦もち豚×コンテチーズ×安納芋】
脂が程よくそぎ落とされた もち豚に、心地良い酸味の削りコンテチーズ、ねっとり感と甘みの安納芋、、、
これまた軽やかなんです、とっても。
カウンター前の薪オーブンでじっくり焼き上げてることで、香りはスモーキーさが感じられる華やかさ、でも味わいはしっとりと優しい♪
チーズも安納芋も、キレイに豚さんを引きたててくれているのはもちろんだけど、白（サヴァニャン種）と実にぴったり！
います。
生胡椒の粒粒が時折、アクセントになっているのもワインとよく合いました。

【⑧たこ飯】
ケールと大葉、そして穂紫蘇がたっぷりと添えられた たこ飯です！
ケールというと苦味の印象がどうしても強いイメージだったのすが、大葉や穂紫蘇、そして出汁の効いた たこ飯と一緒にいただくと絶妙なキレ味に♪
炊き加減も軽やかさがって、ズドーンとこない感じ。
はぃ、しっかりお替りさせていただきました(笑)

【⑨デザート：栗ムース】
一見アイスクリームかと思いきや、めっちゃ ふわ＆軽 のムース♪
カカオパウダー、削った栗、と、異なる苦味に加え、口中でブランデーがほのかにふわっと広がって美味。
甘さも実に控えめ♡
栗のデザートというと重たいイメージを持っていましたが、軽やかに楽しめました！

いいただいたグラスワインは以下。
お任せ でお願いしました。
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●シャンパーニュ：RICHARD CHEURLIN
●白ワイン：ヘレン・ビアンコ（伊／プーリア）　レモンライム、グレープフルーツ様のきれいな果実味
●白ワイン：アルボワ／レ・サンク・ヴィ（仏）
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美味しいお料理に、上記のワインを３杯いただいて、お会計は8,000円弱!!!!!!!
一瞬、ご店主に「え？」と聞き返した程の衝撃価格です。


冒頭にコメントした通り、素材や火入れの関係で、ひとり訪問は難しいのですが、
いやいや、でも、これはなんとしてでも、定期的にお邪魔したいと心から思いました！

ごちそうさまでしたー！


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おひとり女子度　　　♥♥♥♡♡
また訪問したい度　　★★★★★
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