店名 |
Kyabetsu yaki(Kyabetsu yaki)
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類型 | 大阪燒 |
預約・查詢 |
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可供預訂 |
可以預訂 |
地址 |
大阪府大阪市天王寺区舟橋町19-8 |
交通方式 |
距离鶴橋 101 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
~¥999~¥999
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付款方式 |
无使用電子錢 |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
此時建議 |
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服務 |
提供外帶服務 |
網站 |
JR大阪環状線の鶴橋駅の中央改札口から出て、真っ直ぐに駅舎から出ると、高架下に信号機付きの幅広な横断歩道があります。赤信号で待っていると、斜め左前方のこの店の赤い看板が気になるのです。
『キャベツ焼』
字面からはなかなかその実体は想像できないのですが、要は肉やイカなどが入っていないお好み焼きなのです。素うどんに倣うなら、“素お好み焼き”と言えますが、語呂が良くないので、キャベツ焼とでも称したのでしょうか。素うどんでさえ、大阪では”ハイカラうどん“と名付けたりする(※)ぐらいですから、ネーミングセンスの問題でしょう。
(※正確には天かす入りなので関東でのたぬきうどん相当だが、関西では天かすは無料トッピング扱いなので、素うどん相当と解釈できる。なお、キャベツ焼にも天かすが入っている)
☆☆☆
私が小学生の低学年の頃、約50年前なのですが、小学校の近くに俗称『かとうさん』という駄菓子屋がありました。屋号を示す看板はなく、唯一『加藤』と書かれた表札があったため、子供たちの間でそう呼ばれていたのだと思います。道に面した横長の店舗の右の三分の一ほどが、今で言うところのイートインスペースになっていました。
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│畳畳畳畳 各種駄菓子 │鉄板 椅子 │
│くじ引き 各種玩具類 │椅子 椅子 │
│くじ引き 各種駄菓子 │机机 │
│くじ引き 各種玩具類 │机机 鍋│
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ーーーーーーーー道路ーーーーーーーーー
(上図はブラウザやOSによってはレイアウトがかなり乱れる場合があります)
図はちょっとアバウトですが、こんな感じのレイアウトでした。子供たちに一番人気はもちろんくじ引きコーナーで、その奥の座敷に店主が待機していて、客の子供達が来たら、その都度対応していました。右側のイートインスペースは、子供が利用する場合に、店主が移動して子供の欲するメニュー(お好み焼き、ところてん、おでんなど)を提供していました。おそらく夫婦二人でそれぞれを受け持っていたと思います。
鉄板は”B紙“ほどの大きさで、テーブル構造になっており、その二辺に丸椅子が合計4つほど置かれていました。店主は店の奥手から鉄板の方に移動して、調理する形になっていました。いくらからスタートかは忘れましたが、10円刻みでお好み焼きを頼むことが出来、ある金額からは具が入ったと思います。記憶の限りでは最高額は100円程度でした。その当時は、くじ引き1回が5円だったので、100円と言うと子供にとってはかなりの贅沢なのです。(ちなみに当時は板垣退助の百円札でした)
☆☆☆
具のないお好み焼き、キャベツだけが入っているお好み焼き、お小遣いを貯めて数十円のお好み焼きを頼んで、鉄板の上でそれが出来上がるまでのワクワク感、そんな過去に経験した気持ちを引き出すかのようなこの店の鉄板と、その上にたくさん並んでいる「キャベツ焼」は、まるで大人の駄菓子のようです。
■キャベツ焼 140円
■ハイボール 270円
小腹を満たすのにちょうどいいサイズのお好み焼きが、二つ折りになって発泡スチロール製の四角い皿に乗せられて配膳されます。また、ビアジョッキにはこれでもかと言う感じで氷が入っており、その氷の隙間をハイボールっぽい液体が埋めています。
キャベツ焼は、駄菓子屋的な風味、屋台で食べる美味しさに通じるものがありました。先客の男性もパクパクっと食べてサッと出て行きました。
ごちそうさまでした。