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美食/口味3.4
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服務4.0
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氣氛3.6
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成本效益3.8
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酒類/飲料3.0
3.6
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美食/口味3.4
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服務4.0
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氣氛3.6
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成本效益3.8
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酒類/飲料3.0
JPY 2,000~JPY 2,999每人
せつなさを殺せない
座位、設備
選單
特點 - 相關信息
これまた「かどや」発掘シリーズ。
大阪市港区港晴にある、お客さんの大半が地元の人だという焼肉屋。といって、外の人間も、優しく受け入れてくれる、ごくごく庶民的なお店。
朝潮橋駅から徒歩約15分と、けっこうな距離がある。場所もちょっとややこしいので、詳細な案内を記しておくと、朝潮橋駅の2-Aもしくは3番出口を出て、国道172号線、通称「みなと通」を西に歩く。橋下市長が府立体育館を閉鎖し、こちらに集約しようとしている大阪市立体育館を越えたところに、ちょっと大きめの、4車線道路にぶつかる。(右手にセブンイレブンがある)
そこの交差点(八幡屋交差点)を南に渡ると、今度は幅広めの2車線道路に出るが、ここを道なりにしばらく行くと、右手に小学校があるので、そこをさらにまっすぐ行く。1つ目の信号を越え、さらにまっすぐ進み、次の交差点の少し手前、右手にあるのが「焼肉かどや」。
いやぁ~、店を探すのも苦労したし、家から往復約1,800円の電車賃を支払って、その上駅からも遠いんだもん。何やってんだろ、俺…と思った(今に始まったことじゃないけど(笑))。
店の外観は、なかなか綺麗で、食べログに登録がないのもひょっとして新店だからか?と思ったほど。まぁ、店の中は歴史ある…というか、いささか雑然としていたのだが。
中に入ると、店は、なかなか高齢のおっかさんが、一人で切り盛りしていた。右手にカウンター、左手にはテーブル席もあるが、2人掛け用と、やや狭い印象。奥には小上がりが。お客さんは、おっかさんとの会話を聞く感じでは、みんな地元の人みたい。一人なので、カウンターに座る。
注文は、後ろにメニュー札があったのだが、ユッケはもちろん、生ギモ・生肉系は、すべて線を引いて消されていた…。生肉はあきらめ、例によってハラミ(\900)と、ホルモン盛り合わせ(\600)。あとは、ビール!
「タレにはニンニク入れますか?」と聞かれたが、休日だったので、少しだけ入れてもらうことにした。奥からタレを持ってきてくれたのだが、そのとき、一緒にキムチもサービスで出してくれたが、これがかなり美味しかった!メニューを見ると、「キムチ300円」とあったのでまさかお金取られてないだろうな、と不安になったが、無料のサービスだった。無料だったら、もうちょっと質の低いキムチでもいいのに、と思うほど、うれしいサービス。キムチを突いていると、ビールがあっという間になくなったのでお代わり。
時間が遅かった(20時半ごろ)せいか、僕の肉の準備に取り掛かるのと同時にテーブル席のお客さんは帰っていたのだが、そのテーブルや、奥の座敷のコンロやお皿、ビール瓶などは、片付けられていなかった。でも、バイトが馬鹿話に夢中で片付けがおろそか、とかなら僕も許さんが、ここはおっかさんが一人で切り盛りしてるお店なんで、多目に見てね♪
(たまに、個人経営、少人数で回しているお店に「前のお客さんが食べたお皿が片付けられてない!」とか目くじら立てたレビューを見るけど、違うよな~と思ってしまう)
肉は、注文してから切っていた。そのあと揉みダレをからめるが、このタレも付けダレも、どちらもアッサリしていて、インパクトはないが、食べやすい。これを一人用のガスコンロで焼く。さっそく食べた…が、いたって普通の肉質だった。
食べていると、急に大雨が降ってきたが、おっかさん、「今日はお兄ちゃんが最後のお客さんになりそうですね」と。
そういうの、わかるんですか?と聞くと、「そりゃまぁ、ここで50年近く(!)も店やってますと、人の流れはよくわかりますよ。この時間で、これだけ雨が降ったらもう誰も来ませんよ(笑)」と。
「お兄ちゃん、このお店は初めてでしょう?このあたりの人じゃないですよね?」とも言われた。そのとおりだが、「かどや巡りをしています」と言えない僕は、店の前を偶然通りかかった、ということにして逃げた(笑)。
割と喋ってくるおっかさんだったので、少しだけ追加注文して、長話した。でも、椅子がちょっと古くて、しかも脚が高いので、座り心地が…おっかさんの喋りも、この店のウリなんだから、もうちょい座り心地よかったら長居しやすいのに。
いろいろ喋った中で、おっかさんがふと、こんなことを言っていた。「このへんも、昔はずいぶん活気があったんですが、最近は町全体が景気が悪くて…サントリーミュージアムが閉館してからは、なおさら」と、愚痴るでもなく、どこか悟ったような口調。
きっと、もう50年も店を開いていては、今さらお店の内容も、大きく変えることはできないんだろう。広告費だって、そうそう掛けられないだろうし、肉の仕入れも、長年同じところから仕入れていて、今さら変えるわけにもいかないかもしれない。改装だって、外観を見れば、そう遠くない前にしていることがわかる。
府立体育館を廃止して、こちらに集約すれば多少は上向くかもしれないが、それでもまず恩恵を受けるのは、駅前のお店だろうし、だいいち、おっかさんの体力がいつまで持つか…たぶん、そう遠くない将来、お店畳んじゃうんじゃないか。
料理はまずまずだが、ホスピタリティはよかった。常連さんにも愛されているいい店で、僕自身満足したはずのに、店を後にするときに、少しせつなくなった。
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オススメシチュエーション
友人・同僚と:○
デート:×
接待:×
宴会:○(少人数なら)
⇒奥の小上がりで、少なくとも4人は入れる
家族・子供と:○
一人で:○
⇒女性一人で:×
男女比率
男性9:1女性