1933年より営業している佐賀ちゃんぽんの老舗 今年で祝90周年!!!
2023年4月
『牛肉ちゃんぽん』
牛肉ちゃんぽんは東京では見たことなかった。もちろん佐賀でもここにしかないかもしれない。今回高齢のご主人が偶然客席に座られて休憩されていたので、話を伺ったら90年前のお店の開店当初のオリジナルは牛肉ちゃんぽんだったそうだ。
長年営業しているうちに、牛肉価格の高騰などを経験され、豚肉ちゃんぽんを後から加えたとのこと。和牛の細切れに近いお肉ではあるが、染み出す牛脂の味わいが美味で豚肉よりは軽く繊細な味がするのである。
こちらのちゃんぽんのスープ作りは長崎と異なり豚骨を使用しません。昆布と鰹節からとった出汁と長時間炊いた鶏ガラを併せてあり、『無化調』で仕上げてあります。
調理方は中華鍋で野菜とそれぞれの肉をよく炒めて、スープを加え、麺を投入して茹で、器に盛り付ける際は麺を先に、それから野菜を後から上に盛り付けます。
スープの色が豚骨ラーメンに似ていても豚骨は入っていません。スープは本来透明で、中華鍋で炒めた肉野菜と交わる際に乳化してにごるのです。
最近感じるのは殆どの食堂で、インスタントのちゃんぽんスープの素を使っているようなので、何処に行っても同じような味がします。
若柳さんは高コストでも昔ながらの古典的な手法を続けられているレジェンド的なお店なのです。是非味わってみてください。
豚骨スープの様な香りもしますが、これは鶏ガラを長時間煮込んだ時に発する香りなのです。
2023年で創業90周年の老舗若柳食堂
佐賀市内では殿堂入りの若柳食堂さん 2023年で創業90年の老舗です。豚骨を使わず昆布と鰹節と鶏ガラのみでベースを作り、あとは豚肉ちゃんぽんか牛肉ちゃんぽんかを選ぶと全く別の個性を見せてくれます。牛肉の方があっさりしているのが特徴で、どちらも甲乙つけ難い。
店内は狭いのですが、とても人気です
ちゃんぽんは豚骨スープとしか思ってない方々は驚きます 無化調の出汁の濃厚さを堪能されてください
出汁の強さを舌は塩分と勘違いさせることがあり
塩分を減らす際の和食の手法として使われています
写真は豚肉ちゃんぽん
創業89年の歴史は尊敬しかない ちゃんぽん 皿うどんの店『若柳』
長崎の島原そうめんが長崎出島の福建省からやってきた華僑が持ち込んだものに対して、佐賀の神崎そうめんは香川の小豆島にゆかりが有ります。それと同じように長崎ちゃんぽんのレシピがスープに豚骨を使用するのに対して佐賀市に残る古参の若柳さんと春駒さんの2店舗のちゃんぽんは豚骨を使わないで鶏ガラと昆布と鰹節がベースとなっています。
隣県でもレシピや歴史が異なるのがとても面白いとおもいます。長崎の出島を警備していたのは佐賀鍋島藩だったんですけどね。
そういえば東京神宮球場の脇にあった久留米ちゃんぽんの水明亭さんも豚骨を使わないどころか、昆布と鰹節だけで鶏ガラも使ってなかったのを思い出しました。、
そして、
久留米ちゃんぽんの元祖として有名だった創業1917年 (大正6年)の光華楼は、久留米ラーメン発祥前から営業を続けていたが後継者が居なくて昨年閉店したばかり。ここは長崎ちゃんぽん発祥の長崎四海樓、太平燕発祥の熊本紅蘭亭と親族関係であった。 ここのスープも随分あっさりしていたものだ。
閑話休題
若柳さんの『牛肉ちゃんぽん』をひさしぶりに注文してみた。
以前若かりしき頃は、さっぱりし過ぎている感が有り、豚肉ちゃんぽんに軍配と思っていた。
しかし今回、改めて『牛肉ちゃんぽん』を食べてわかったことは『旨い』!
豚骨ラーメンに通じる豚肉のくさみが無いためにサッパリと感じるわけである。 牛肉の量はさほど多くはないのだが、更に上質な牛脂など使ったら、更に美味しくなるんだろうなぁ〜などと想像を膨らませながら、あっという間に完食!
ちゃんぽん麺は伸びが遅いので、野菜より食べて大丈夫です。
佐賀独特のたまごと魚のすり身の練り物『あべ川』も入ってます。
ごちそうさまでした。、
どこか老舗の貫禄さえ感じる深い味わいでした。
昭和8年(1933年)創業 現存する佐賀で2番目に古いちゃんぽん屋『若柳』 創業88年の味
前回皿うどんを食べた時はスマホが無かったかバッテリー切れで写真が撮れなかった
『皿うどん』は古くから佐賀には3種類あり
①長崎伝来の揚げ細麺の餡掛けタイプ
②長崎伝来のやわ麺タイプ(焼きそばタイプ)
③茹でたうどん麺と野菜を炒めた焼うどんタイプ
の3つ ③はもう絶滅してしまったかもしれないが
相当昔に何処かで見た
しかし若柳の皿うどんはこのどれにも当てはまらない
まず茹でたちゃんぽん麺を油を引いた中華鍋で
麺かき混ぜないようにして回して焼きながら
焦げ目を作る
一旦取り出して
具材を炒めそこへ鶏ガラと鰹節で採った出汁を投入し
片栗粉でとろみを付ける
皿に麺を盛り付け餡を掛ける
こういった手順
厨房は外からはみえないのでの予測であるが当たっていると思う
皿うどんの注文の際お母さんが客の顔を見て馴染みで無いとかわかると『餡掛けですけど 良いですか?』と必ず訊く
それほど皿うどんで揚げ麺では無い餡掛けタイプは珍しいモノなのだ
卵焼きに見えるものは『あべかわ』という卵と魚の
すり身混ぜ合わせ揚げたモノて佐賀ではちゃんぽんにも入れる
あべかわは佐賀独自の文化で『若柳』さんと『春駒』さんで見ることが出来る
薄味の優しい味付けなので途中で白胡椒を使い味変をすると良い
春駒に有る赤柚子胡椒(唐辛子と柚子の皮を混ぜたモノ胡椒は入ってない)が好きなので 赤柚子胡椒を混ぜたらベストなんだけどなあ
でも美味い!
ご馳走様でした
長崎の出島を管理していた佐賀鍋島肥前藩
元々今の長崎と佐賀をまとめて肥前国と呼んだ
出島には福建人がたくさん住んでいた
長崎の出島にいた架橋は熊本や久留米にも手を広げて
九州中に中国料理店を広げた
熊本名物太平燕(タイピーエン)も長崎より進出した中国人(福建人)によって創作された
創業昭和8年(1933年) ちゃんぽん 皿うどんの名店で うどんを食べる男気!
長年通ってる若柳さんですがうどんの写真が食べログに無い!ということで食べてまいりました
肉うどんです 九州の肉うどんは牛肉です
関東は豚が多いですね
650円と皿うどんと比べ100円ほどしか安くは無い為
それほどお得感が無いのですが食べてみたかった
配膳された肉うどんの丼は少し小さめ玉ねぎがたっぷり! 緑の大ネギも! 味わいは鍋料理!すき焼きです
少し褐色掛かっているのは牛肉を煮込んだ時の煮汁の色かと思われます 肉が甘すぎるかな?と思われるお店も存在しますが若柳さんはそれほどでも無い
うどんのスープは鶏ガラと昆布と鰹節です スープの色はiPhoneのディスプレイの表現より実際はもっと薄いです
基本はこちらのちゃんぽんのベーススープと同じとのこと
だからスープがめちゃくちゃ旨い
豚骨スープのようにコクのある若柳のちゃんぽんには鶏ガラと昆布と鰹節以外入っていません
麺はコシが無いタイプですがそれほど柔らかすぎでは無いです
店舗の道路を挟んだ対面と店舗右の路地を50〜60メートル進んで右側の入り口4台分が若柳さんの駐車場です
帰りは駐車場より右折してまたすぐ右折して石橋を渡ってください
1933年創業の老舗
佐賀市若柳
1933年創業のちゃんぽん屋の老舗
今日は『皿うどん』を注文
皿うどんって普通に呼んでるけどうどんの麺を使
った訳でも無いし変だよね!こちらはちゃんぽん
麺を軽く焦げが入るくらい揚げ焼きされている
そこに餡を掛けてある
豚骨ラーメンの様な香りがするが若柳は昆布と鰹
節と鶏ガラで出汁をとっている 鶏ガラも煮込み
方によっては豚骨に似た香りが作れるので それ
だとしか思えない
家族経営で真似のできない秘密の製法
あべかわという魚のすり身と卵を混ぜて焼いた玉
子焼きのような佐賀の名物がのっている
鼻には豚骨ラーメンのを食べた後と同じ残り香が..
ごちそうさまでした
創業1933年の佐賀ちゃんぽんの名店
豚肉ちゃんぽんをオーダー
鶏ガラベースに鰹節と昆布で出汁を取る 豚骨の様に濃厚だが豚骨は使用してない神がかったスープです
前回訪問より随分時間が空いてしまいましたが 他店とは違った奥深いスープの味には敬服いたします
ちょっとだけ今日は味が違っていたんだけど そんな事は気にもしない あべ川という卵でできた練り物が載るのが佐賀流
豚骨が入ってなくても鼻に少し香りが残るのがチョイ豚骨に似てるのがお愛嬌
ごちそうさまでした
長崎発祥のちゃんぽんですが当時の出島の管轄は佐賀藩で廃藩置県によって長崎と佐賀は分割されました
3.31
店名 |
Wakayanagi Shokudou
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類型 | 食堂、什錦麵、烏龍麵 |
0952-23-8204 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
佐賀県佐賀市材木2-2-1 |
交通方式 |
佐賀市営バス「材木橋」停留所から徒歩1分 距离佐賀 1,799 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算 |
~¥999 ~¥999 |
預算(評價匯總) |
¥1,000~¥1,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 |
座位數 |
( 座敷、テーブル有り) |
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個人包廂 |
不可能 |
包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
可能的 50メートル南に4台分 店の向かい側に5台分 |
此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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あべ川という鶏卵と魚のすり身のふっくら練り物が入るのが佐賀ちゃんぽん
スープに豚骨は使いません。
鶏ガラと昆布と鰹節、それも極上のやつ。
先日、創業101年の春駒食堂さんが廃業されたばかりですが、出汁のとり方は両店とも基本的に同じです。
牛肉ちゃんぽんは調理時の野菜を炒める時に牛肉を加えます。豚肉で調理した際と味が変わり、豚肉よりサッパリする味わい。
おすすめです。
やはり10代の頃から食べてる味は心に染みる。