店名 |
Kashira ya
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類型 | 烤雞雜串 |
048-647-0623 |
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可供預訂 |
無法預約 |
地址 |
埼玉県さいたま市大宮区桜木町1丁目3-1 |
交通方式 |
大宮駅西口より徒歩2分 距离大宮 179 米 |
營業時間 |
營業時間和假日可能會發生變化,因此請在用餐前諮詢餐廳。 |
預算(評價匯總) |
¥3,000~¥3,999
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付款方式 |
无使用卡 无使用電子錢 无使用二维码支付 |
個人包廂 |
不可能 |
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包場 |
不可能 |
禁煙・吸煙 |
可全面吸煙 有關被動吸煙對策的法律(修訂健康促進法)自 2020 年 4 月 1 日起施行,可能與最新資訊有所不同,請在光臨餐廳前確認。 |
停車場 |
不可能 |
空間、設備 |
有吧檯座位 |
酒水 |
有日本清酒 |
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此時建議 |
許多人推薦的用途。 |
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網站 |
◆利用目的 一人二次会
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父の行きつけの居酒屋というのは、ほぼ知らない。
けれど、ここは、父が気にいっていた居酒屋だということを知っている貴重な、貴重なお店のひとつ。
私が、ここの焼きとんを口にしてから
おそらく30年以上は経つ。
父が、よく持ち帰ってくれていたからだ。
私が子どもの頃、既に就寝していたとしても…
「折角だから、温かいうちにおいしいのを食べろ」
…と起こされて、焼きとんを食べて、また布団に入ったことも一度や二度じゃなかった。
「やきとり」じゃなくて「やきとん」の存在を知ったのはココの店だし、
むしろ私は、「やきとり」よりも、「やきとん」を食べる回数の方がずっとずっと多かった。
小学生の頃から、かしら屋西口店のやきとんは、おいしいと思っていて
家族で、父が持ち帰ったやきとんを食べていた。
一度だけ、家族で店に訪れたこともある。
父が気に行っている店だからと連れてきてくれたのだけれど、
飲むのは父だけ。母・私・妹(おそらくまだ当時二十歳未満)は飲まない。
店内で完全に浮いていた。
女三人は、喉も渇いていないのに仕方なく一人1杯ずつウーロン茶を頼んだけれど
これがまたびっくりするような大きさのジョッキが出てきて閉口。
嬉しそうなのは父だけで、
女三人は「早く帰りたーーーーーい!!!!!」と心から思っていた…。
父との食の思い出を語る上で絶対に外せない店のひとつが
かしら屋西口店 だ。
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伺ったのは、週末の夜。
一人でやきとり屋に行くなんてことはないから、緊張しながらの訪問。
がんばれ私!がんばれ40代!飲み屋を恐れるトシじゃない!
この日は台風が来るとか来ないとかで、店内は比較的空いていた。
1人だったので、焼き場近くのカウンターに案内される。
食べログで予習は出来ていた。
ここは、着席しただけで「かしら」が出てくるお店なのだ。
前からそうだった。家族で訪問したときも、確かそうだった。
◆かしら 140円(税込)
全部で6本いただいた。
私が食べるつもりの部位は他になく、他に注文するつもりのつまみもなく、
ひたすら、子どもの頃に食べた かしら の味を堪能できれば、それで良かった。
かしらは、ねぎ間になっていて
かしら+長ネギ+かしらあぶら+長ネギ+かしらの構成。
まずは、焼きたての1本目が皿の上に置かれる。
何でも、調味料なしで食べる私だけれど、
かしら屋のかしらだけは別…。
味噌だれ必須!これがなきゃ、東松山の流れのやきとんとは言えまい。
かしらもおいしいけど、この味噌だれもおいしいの…。
小学生の頃からの大好物!今思えば、にんにく臭い小学生…。
目の前におかれた、味噌の入ったツボとハケ。
これ、どーやって使うんだろ?
隣の人をチラ見したら、ハケで必要量を皿に取り分けて、
その味噌をやきとりになすりつけて食べていた。
ので、マネして食べたけど…
今思えば、口をつけるまえのやきとりに、
直接ハケでたっぷり味噌を塗っていただく、のが正解かもしれない。
赤い味噌だれは、なんというか…
にんにくの風味がほどよい味噌ラーメンの味、とでもいえば良いのか…。
たっぷりつけて、食べる。
食べ終わった串は、くし立てに入れる。
空の皿に、注文しなくても、再び 焼きたてのかしら が1本置かれる。
私は かしら だけ、ひたすら食べたいので、画期的なシステム。
周りは、かしら以外のつまみも頼みながらのんびり食べていたなぁ。
食べれば食べるだけ、空になった皿に、新しいかしらが追加されるとなると
その 切り上げどき が気になる。
…とはいえ、店員さんは、そばにはりついていて
わんこそばのように、皿が空になった瞬間にすぐにかしらを置くわけではない。
…ので、ひとかけだけ残した串を、皿に置きっぱなしにしておいて…
お会計を頼んでから退店までに、一口をいただいて帰る…のが
スマートなんじゃないかなぁ…というのが、私の考え方。
ドリンクは
◆ウーロン茶 200円(税込)
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かしらは、焼鳥に比べると歯ごたえがあって、
鶏の臭みがないところが、私には食べやすい。
鶏の臭みが、私はかなり苦手なので、
鶏肉の料理は、しっかり臭みを抜いているものじゃないと「おいしい」と思えない。
なので、焼鳥よりは、味噌だれをつけて食べるかしらの方がずっと好みで
安心して食べられる。
あいだにはさまった かしらあぶら も、じゅわっとしておいしいけれど
いろいろ考えると(カロリーとか…)、私はかしらの部分が一番好き。
かしら屋のかしらは、私が実家を出てからは食べることはなくなったから
かれこれ、20年ぶりくらいに口にした。
焼きたてのかしらは、父の持ち帰ったかしらと、同じ味がした…
…とすると、キレイに話がまとまるのだけれど
そうではなかった。
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焼きたてのかしら…それはそれで、もちろんおいしかった。
だけど、私が焼きたてのかしらを食べながら、なにか違うと感じていた理由は
…私がいつも食べていたかしらは、焼きたてじゃなかったのだ!
父が自宅に持ち帰るまでに、もちろんどうしても少し冷めてしまう。
私はいつも、焼きたてじゃない、まだ温もりの残っているそれを
おいしくいただいていたのだ。
なんでも「熱々」が良いとは限らない。
熱々の良さももちろんあるけれど、
少し熱さがおさまった方が、じっくり味を楽しむこともできる。
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父が、やきとんを持ち帰ってくれていたのは 30年前 の話だ。
基本的には 持ち帰り は、受けていないとのこと。
30年前に食べていたものも 「おいしい」 と記憶に残っている
かしら屋のかしら。
父が家族に持ち帰ってくれなければ、私は かしら のおいしさをずっと知らないままだったと思う。
きっと父もあまりにもかしら屋のかしらがおいしくて
妻や子どもに食べさせたくて、無理を言って持ち帰りにしてもらっていたのだろう。
父は大宮には30年以上の在住経験があり、飲むのが好きだったから
当時の大宮の居酒屋をいろいろとまわったはずだ。
いくつか大宮には人気の老舗居酒屋があるけれど、
自宅が西口側だったこと、店構え、接客、味、値段…いろいろ総合して
かしら屋を気にいり、足しげく通ったのだろう。
事実、一人で訪問した私にも、年配の店員さんは丁寧に真摯に接客してくださり、
行き慣れない老舗居酒屋にありがちな、つっけんどんな「放置接客」を受けることはなかった。
飲むのが好きなオジサン(心はオジサンだと思う女子にも…)におすすめできる、
父のお墨付きの大宮の名店です。